初任者さんができる社会科の教材研究(5)

2012-03-26 | 社会科の教材研究法
教材研究の方法3つ目は、

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重要語句をおさえる
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ということです。
一単位時間で
「児童に確実に習得させる事項/語句は何か?」
ということをしっかりおさえます。

しかし、社会科の教科書には、
算数や理科のように大事な言葉が
太字で示されていません。

どのようにするかというと、
まずは
教科書巻末の「さくいん」欄を調べます。

※新学習指導要領で「知識の習得/活用」が重要視されたことから、
 どの教科書にも「さくいん」欄が復活したのです。


授業予定のページにおいて、さくいんに明記されている語句があれば、
その語句を中心に授業を進めていきます。
また、中心発問や調べ学習も、その語句に沿って構想していきます。

「さくいん」以外でしらべるとすると、あとは「テスト」です。
単元に入る前に、テストをざっと見ます。

そして、記述や選択で問われている「語句」をおさえるのです。
※とくにも”記述”で問われる語句は重要度が高い場合が多いです。



前回の「まとめ」の際も書きましたが、
こういった重要語句を使って
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「○字以内で、今日のまとめを書きなさい」
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という指示も、単元によっては有効な場合があります。
(特に6年生歴史単元など)








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