カッパの独り言

病気をして、ちょっこし人生観も変化。
現在、いろんなことにチャレンジ&エンジョイ中♪

復帰から…

2010年10月13日 07時07分07秒 | 病とのつきあい
昨年の3月に子宮体がんで手術、そして続けて化学療法。七か月の療養期間。
そして、治療が終わって社会復帰してから、今日でちょうど一年。

一年経ってしまうと、あの療養期間が嘘のように感じる。
どうやって、あの時間を過ごしていたんだろう?私は何を考えていたんだろう?
今では、あんまし思い出せない。いや、もしかしたら、思い出したくないだけなのかもしれないけど…。

じゃあ、何もなかったように…。それも違う。
日々、意識的に、無意識に、再発への恐怖と闘っているし、後遺症のリンパ浮腫や卵巣欠落症候群とも、常に付き合い方を模索している。


この一年は、療養の時間を取り戻すかのように、いや、療養前よりもアグレッシブに、いろんなところに出かけて、いろんなことにチャレンジした。
病気をしなければ、チャレンジしなかったことや、興味を持たなかったことも沢山ある。
これから元気に過ごせたのなら、病気をしたことは決して悪いことばっかりではないとはっきり言える。
でも…。

生きてることのありがたさも、復帰した時よりだいぶ薄れているけど、それと同時に再発の恐怖も同じように薄れている。
それがいいのか悪いのか、よくわからない。
まだまだ、病気に対する思いは複雑だ。

ただ、一年無事過ごせたことは、紛れもない事実やし、そのことは素直に嬉しい。いろんな思いが渦巻くけど、とにかく一年経った。
今元気な自分に、心から拍手。


一年前の復帰の日、Mさんが中心になって、職場で復帰祝いのケーキを用意してくれた。なんと、パンダの特注ケーキ!
めちゃ嬉しかったなぁ。
今日はこの時の思いを蘇らせて…、一日を噛みしめよう。