カッパの独り言

病気をして、ちょっこし人生観も変化。
現在、いろんなことにチャレンジ&エンジョイ中♪

太陽のスフレ

2010年03月30日 23時56分24秒 | グルメ
いつも○急百貨店のデパ一トで行列が出来ている「太陽のスフレ」というチーズケーキをゲット。

一日何回か時間を決めて定期的に販売しているんだけど、いつもズラ~っと並んでいます。
今日たまたま通った時に、数名しか並んでいなかったので、思い切って購入。

1000円札一枚で買えるところが嬉しい。ケーキ、大きいし。
紙袋にケーキを入れてもらって、最近水玉模様の黒色の紙袋はこれやったと知りました。

お味は…。
さすがスフレ。チーズ臭さはなく、フワフワ生地であっさり味なので、大きいわりにパクパク食べれます。

最近多い、このドーム型チーズケーキ。他のお店もチャレンジしたくなりました。

今日のラッキーNo.

2010年03月29日 19時35分42秒 | 徒然なるままに
今日は来年度からの市民ヨガ教室の抽選会でした。
65人の定員やったから余裕やろ、と思っていたら、なんと約110名の人が来ました!
倍率は2倍近く。1~65の番号札を取ったら当たり。
「13」の番号札を取って、見事当選しました!
今日のラッキーナンバーは「13」に任命(笑)


半年前に社会復帰と同時に、ヨガを本格的に始めました。
それまでは、時々通っていた市民体育館で、NYのモデルさん達がやっていたことで流行った「パワーヨガ」のプログラムに参加する程度。
でも、その時、「あ、これ好きかも。」と思っていました。

社会復帰をする時、体を動かしてストレスを発散する習慣をつけようと思ったこと。それから私は、手術の後遺症で下半身のリンパ浮腫という爆弾を抱えているので、なるべく下半身の血流を良くするようにしようと思ったこと。
そんな点で、ヨガがいいかなぁ、って感じで開始。

これまでの私は、いいなぁ、って思っても、なかなか踏み出せなかったり、後回しにしちゃうことが多かったのですが、病気してから、やりたいと思うことは、なるべく叶える努力をしています。
実は、これって、人生の中では大きな変化です。


現在週二回、二つの教室に通っています。
一つは、平日の夜に月四回、カルチャーセンターでやっているヨガ。こちらは、毎月お金さえ払っていたら、自動継続できるもの。
もう一つは、平日のお休みの午前中に、市施設のトレーニング室で行っている、市のヨガ連盟が主催するヨガ。
これが、今回抽選だったやつです。
ジムやカルチャーセンターからすると5分の1くらいの値段で出来ることが魅力!
しかもヨガ連盟の人が教えてくれるんだから、ハタヨガっていうオーソドックスなヨガを教えてくれます。
ヨガブームでもあるしね。
抽選になるのもわかります。

でも、ヨガはいいよ!
体の固い私は、なかなか柔軟性は身に付けられませんが、体の声を聴くようになったし、ヨガの次の日は体の調子がいいし。
もっと日常の生活に取り入れたいと思う今日この頃です。

マイブーム

2010年03月28日 17時34分16秒 | 徒然なるままに
最近、昔からロングセラーのお菓子にハマっています。

病気をしてから、食べ物には気を遣うようになって、なるべく添加物や保存料の入っていないものを選んでいます。
そんな観点でお菓子選びをしていると、何十年前から変わらない「○○のクラッカー」だったり、「○○パイ」だったり、「なんちゃらサブレ」とかは、香料や膨張剤は使っているけど保存料や防腐剤は入っていないことに気付きました。

それは、大好きな旅先のお菓子にも言えることで、そんな視点で老舗の味を感じるのもいいものです。

長年愛され、生き残るには、それなりの理由があるんやね。

さくら

2010年03月26日 08時48分23秒 | 徒然なるままに
今週は菜種梅雨で、ずっとバスで通勤。
今週はじめて自転車通勤したら…。自転車置場の桜並木が、ピンク色の蕾をつけていました。陽のよく当たる木は、7分咲きくらいになっています。
先週は全然やったのに…。

百mは続く桜並木は、格好のお花見スポットで、写真取りにきたり、中には自転車置場でブルーシートとビールでお花見するグループもいるくらい、近所では有名です。
亡くなった上司も、以前電車通勤中に車窓から見えるこの桜を「あそこは綺麗だね。」って言ってくれていました。

私は、この桜がどこの桜よりも好き。
ちょうど新年度を迎える頃に満開になる桜。花の色は、いつも私の心を写してくれてる気がします。
そしてどんなことがあっても、一年が巡ったことを私に教えてくれる。新しい息吹に、毎回元気をもらえます。

去年は入院してて見れなかったこの桜。病室から、満開の風景を思い描いていました。

あれから一年…。
また、新たな感慨と共に、束の間のお花見を楽しみます。

公式記録

2010年03月25日 00時05分00秒 | 美ジョガー
東京マラソンから約一か月。
記録証が届きました

実際走ったタイムは1時間5分31秒
公式タイムは、1時間27分02秒。スタートするのに21分29秒かかってるからね

神戸のラブランは、タイム計測はなかったので、これが初の公式記録。あの感動が蘇るなぁ

今週は雨ばかりで走っていませんが、毎週一回は最低5kmか10km走っています。なるべく続けて、次の目標はハーフマラソン。頑張ってます

ところで「走る男2」だけど、予定より一週遅れて先週の週末に、大阪の収録分が放映されていました。
森脇健児さんと喋ったところは映ってなかったけど、まぁまぁ映っていた旦那様も同様。
見た人、いたのかなぁ?
見てない人は、DVDが発売されるので、是非買いましょう

幸せ時間

2010年03月24日 08時27分16秒 | 徒然なるままに
ちょっとした小さなことで「幸せやなぁ~」と思うことはいろいろあるけど、私の場合、断然、食べ物にまつわることが多い。
旅先で美味しいものを食べる時、友達とランチを囲む時、新メニューに挑戦して美味しかった時…。
以前、「食を前にすると、人間の本音が見える。」って言葉を聞いたんだけど、ほんまにそうやと思う。

で、先日久々に、旦那様とお気に入りの珈琲専門店に行きました。
ここは、地元では知る人ぞ知るお店で、常時100種類以上の珈琲を飲むことができます。近くには、このショップ直営の珈琲豆屋さんもあります。
何人かの友人を連れていきましたが、皆とても気に入って帰っていきます。

会員カードを作るといろいろ特典を受けられるのですが、今回は飲食代1000円引きのバースデーハガキ特典を使って、ケーキセットにチャレンジ!
ここでケーキを食べるのは初めて。種類も10種類以上あって、どれも綺麗で本格的。
私は、チョコムースの中にカシスが入ったチョコレートコーティングのケーキを注文しました。美味しかったぁ~。
この喫茶店に入ると、時間が止まります。クラシックが流れる中、香り高い珈琲に見た目も素敵なケーキ。
あぁ、幸せ!

手術前日

2010年03月22日 17時13分49秒 | 病とのつきあい
一年前の3月9日。手術の前日。
昼過ぎに入院手続きを済ませて病室に。

病室は四人部屋。同年代の女性が二人いて、かなりホッとする。
正直、年配の人ばかりやと思っていたから。
今思うと、私のがん患者のイメージはずいぶん間違っていた。年齢もその一つ。
私が入院した婦人科病棟には、私と同年代、つまりアラフォー世代の人がびっくりする位いてた。でも、そのおかげで、その仲間たちにはずいぶん支えらた。


手術前日は、いろいろと忙しい。
看護士さんから説明があったり、麻酔科の説明やサインがあったり、お風呂に入った後、体毛を剃ったりおへそのゴマをとったり(看護士さんがしてくれます。)…。
執刀するドクターからの説明もあるし。これは、大抵ドクターの外来が終わってからだから夕方になる。

ただこの辺の段取りは、結構心の準備が出来ていた。
八年ほど前に、子宮内膜症っていうので、一週間入院したことがあったから。しかも同じ病院の同じ婦人科。だから、病室の雰囲気もわかっていた。

今回の手術が人生初の手術じゃなくて良かった。
こう見えて、相当ビビりで、病院、注射嫌いな私は、初めての手術が癌やったなんて、多分耐えられなかったと思う。


麻酔科の説明は、正直感心した。って言うのは、八年前からえらく進歩していたから。
待ち時間には、麻酔がなぜ必要かってことと、手術室に向かって麻酔をかけるまでのシュミレーションビデオが流れいた。
シュミレーションビデオは実際とほぼ同じやったから、結構役に立ったと思う。

麻酔科のドクターからの説明は、マンツーマンでとても丁寧。
「何か不安なことはありませんか?」の問いに、前の手術で苦痛やったことを思い切って相談してみる。

一つは、麻酔の点滴を手の甲から入れるのをやめてほしいこと。
この病院での朝一の手術は、麻酔科の先生が手術室で点滴を入れる。麻酔科の先生は手の甲に点滴を入れるのが基本らしいねんけど、これが後になると痛い。2、3日は、この点滴がくっついているからね。
手術直後は、お腹を切っているからお腹に力を入れて動くことが出来ない。仮に力を入れたとしても、とんでもなく痛い。それから、最低丸一日はベットから起き上がってはいけない。
なので、寝返りを打ったり、姿勢を変えるのには、ベット柵を手でつかんで、腕の力で体を動かさなければいけないので、手の甲も結構使うことになる。

前の時は、二日目に痛みが出るわ、途中で点滴が落ちなくなるわで、針を刺しなおしてもらった。
ちなみに、私は注射とかの針を入れるところは怖くて見たことないんだけど、この時、つい点滴の針を見てしまい、あまりの長さに卒倒しそうになった。
こんな長いもんが血管に入るんか…。
で、この経験を麻酔科の先生に話すと、「基本は手の甲やけど、腕から(点滴が)とれるようだったら、そちらからとりますね。」と言ってくれた。心配事が一つ減った。

それからもう一つ。手術が終わったら、出来るだけ早く体を温めてほしいこと。
前の手術の時、麻酔から覚めた瞬間に感じたこと。
それは「痛い」と「寒い」。

麻酔から覚め、朧気に手術室から病室へ着き、病室てしばく一人で寝かされていた時、寒くて寒くてたまらなかった。手足が氷のように冷えて、「早く誰か温めて!」って思った記憶が、今でも鮮明に蘇る。
看護士さんが来て、寒さを訴えた時に、看護士さんが手を握ってくれた時の温かかったこと。
ま、この時は、38度まで熱が出てたから、寒くて当然だったんだけど。

で、これまたこの経験を麻酔科の先生に話すと、「前手術をした時から比べると、麻酔の技術も、手術室の設備も、とても上がっています。手術室は基本的に寒いのですが、手術台を温めることができます。事前にその対策をとりますね。」
え?手術台って温めることが出来るの?
技術革新とはすごい!

イメージはあまり出来なかったけど、とりあえず、不安を解消してもらえる答えをもらえたのは良かった。
手術前の不安は、一つでも少ないほうがいいから。


それから、夕方に、手術に執刀するドクターの内診、手術説明があった。
大きな病院だから仕方がないけど…、執刀するドクターは手術前日にしかわからない。これは、何とかならないのか、と思う。

8年前に子宮内膜症で入院した時、私は外来で診てもらった先生が、手術してもらった。でも、これはたまたまだったようで、多くの人が、外来で診てもらった先生と違う先生に手術してもらうことになり、動揺していた。

それを見ていたので、今回も手術前に外来の先生に「先生が執刀されるのですか?」と事前に聞いていた。案の定、「わからないですね。」とのこと。
外来の先生だって、まだ数回しか会ったことがないわけだから、この先生と信頼関係が出来ているわけではないけども、前日にいきなり会って、即手術は、正直きついなぁ、と思う。せめて、外来の時に、違う先生になるかもしれないことを言って欲しいなぁ、と思う。

私の主治医、そして、補佐する担当医の先生ともに、女性の先生。
これは、正直、安心した。
この病院の事前説明は、かなり詳しく話してくれるので、その点も、かなりの安心材料だった。

この時に、お腹を開けてみないことには何とも言えないけど、CTで見る限りはそれほど癌が拡がっている様子はないこと、手術では子宮、卵巣、卵管、そけい部からお腹の上の方のリンパ節を取り、おへその上辺りまでお腹を切ること、手術時間は4時間ぐらいを予定しているが、癒着等が激しかったらもっと時間がかかること、化学療法などの追加治療があれば入院が伸びることなどを聞いた。

それから、ここではじめて、癌にはグレードと言って、がんの顔つきを表すものがあることを知った。グレードは、3段階に分かれているらしい。
それまで、癌には、進行度、つまり、初期とか末期とか、そういうものを表すものしか知らなかったから。
私の癌は類内膜腺癌と言って、グレードで言うと1で、比較的顔つきがいいものらしい。高分化型と言って、通常の細胞分裂の速度と比べ、がん細胞の分裂速度がそれほど速くないものらしく、そっちの細胞の方が、性質がいい、つまり、顔つきがいいそうだ。

説明自体はわかりやすく、質問にも快く答えてくれたので、後は、落ち着いて手術を受けるのみ。
いろいろ不安はあるけど、先生に任せるしかない…。


一緒に説明を聞いただんな様、義母が帰り、消灯の夜10時までは、何をしていたのか、何を考えていたのか、今となっては覚えていない。
眠剤を消灯前に飲んで就寝。これも覚えていないけど、多分、それなりに寝たと思う。明日の大仕事に向けて…。












脱○○宣言

2010年03月18日 08時40分49秒 | 病とのつきあい
今日から、公の場でもウィッグを脱ぐことにしました。
祝・脱ヅラ(笑)

私は髪の毛の成長が早いのか、社会復帰した去年の10月頃にはおかしくない程度にまんべんなく生えていたので、プライベートではウィッグなしでお出かけはしょっちゅうでした。

でも、公の場ではさすがになぁ、って感じやったし、ウィッグは茶髪やったので、自然な感じで移行できる日を探っていたのですが…。

いくら全体的にフサフサしてるとは言え、去年の秋は、ウィッグ姿よりはまばらやったし、ベリーベリーショートから始まった地毛は、遊びでライン入れたりした時期もあったし…。

最近は、髪の毛の量も増え、ウィッグも小さくなってきたので、ウィッグ屋さん?で調整してもらったりしてたんやけど、それでも中の黒髪の地毛が出てきて、かなり気になっていました。

で、先週の土曜日にウィッグの色に近い感じに染めてもらい、髪型もウィッグからちょっとショートにしました感にチェンジ。
うん、これも、自分ではまずまず。

でも、いきなり公の場は怖かったので、お休みもらってた昨日、岩盤浴を一緒に約束していた職場の同僚・むらむぅに見てもらい、OKサインをもらいました。
ビューティ担当のむらむぅがOK出してくれたら安心!

ってことで、今から公の場に出陣。でも、ちょっとドキドキです(笑)

歌姫

2010年03月15日 23時41分53秒 | 徒然なるままに
この前の土曜日、前の職場の友人・Yさんと一緒に、今井美樹のコンサートに行ってきました

今井美樹のコンサートは2回目。と言っても、初めて行ったのは、かれこれ15年ほど前…。私のおぼろげな記憶では「PRIDE」もまだ発売されていなかったような…。
15年前は旦那様と一緒に。この日、緊急の会議が入り、コンサートに30分ほど遅れて会場に駆けつけると…。爆睡している旦那様がいて…。周りからは、白い視線が…
それ以来、次に今井美樹のコンサートへ行く時は、友人と行こう、と決めていました

今井美樹の歌声は、何者をも包み込む力を持っているように思います。
きっと、苦しみ、怒り、妬み、悲しみ…、そんなことを人生の中で幾度となく経験し、その度に打ちのめされては立ち上がり、そしてそれらを乗り越えた優しさや包容力を感じます。
私が10代の時に大好きだった、中島みゆきさんも同じ。「幸の字は辛いに似てる。十倍辛い思いをして、幸せになる。」と語っていたみゆきさんの歌声も、心の底からぐーっと突き上げるような力を持っている。

今井美樹は、音楽というものを殆ど聴かなかった母も好きだった。だから、母の入院中に、今井美樹のCDを持っていったら、「癒される」と言って珍しく聴いてくれていた。
だから、母のお通夜とお葬式の時も、今井美樹の曲を流していました。
このコンサートには、母にも聴かせてあげたくて、母の写真も持っていきました。

3時間のコンサートは、とても心地よく過ごせた。やっぱり、生の声はいいね
コンサートの間には、15分の休憩。珍しいなぁ、と思っていたら、客の年齢層を見て納得。私達は、どちらかというと下の方。そうかぁ、客層も15年前と変わっているなぁ。
でも、私的にも、これぐらいの方が落ち着きます。
そう言えば、ここ2年ぐらいの間に行ったコンサートも休憩があったなぁ。
フォークの神様と言われた岡林信康しかり、サイモン&ガーファンクルしかり…。
客層も…、おんなじや!

オープニングは、「瞳が微笑むから」「PRIDE」の誰もが知っている曲で、私の大好きな曲たち。思わず涙ぐむ。
新しい曲や、懐かしい曲も混ぜて、3時間はあっという間。
そして、アンコールの最後の曲は「愛の歌」。
母との最後のお別れで流れていた曲。またまた、自然に涙が流れてしまいました






3月10日

2010年03月10日 08時46分32秒 | 病とのつきあい
一年前の3月10日は、子宮体癌の手術をした日。
つまり今日で一年。うん、一年経ったんや…。

この間の時間の長さは、長かったとも短かったとも言えない。人生の中で、違う速度で時間が流れた期間だから。

元気になって良かったね、ってのも、実はちょっと違う。完治と言えるのは4年後の今日やから、再発なんかないさ、と普段は思っていても、こう言われると全面的には頷けなかったりする。今は、まだ完治までの過程やから。

でも、一つ言えること。
この瞬間、元気で良かった。そのことには、心から神様、仏様に「ありがと~っ!」って言いたい。


そして一年経って…、やっと振り返る余裕ができたと言うか、きちんと自分が経験したこと、感じたことを思い起こしながら、ブログにアップしようと思えるようになった。
療養中も時々アップしていたけど、あんなに時間があったのに、なかなか継続できなかったというか、そんな気力が湧いてこなかったし。

だから、今かな?時が来た、って言うか…。

試しに昨日から手術前日のことから文章にしてるけど、なかなか長そう(笑)かなり赤裸々やし。
だから、ぼちぼちアップ。でもなるべく、一年前の今日の出来事をアップできるようにしたい。
延びると、また、旅ログみたいに風化してアップしなくなるから…(笑)


これが、未来の自分の何かに繋がっていますように。
そして、同じ境遇の人や、癌に直面した家族の人に、少しでも参考になるといいな。

東京マラソン2010ルポ②

2010年03月08日 16時16分52秒 | 美ジョガー


この前は、ざっと東京マラソン前日のEXPOから、ラン当日のことをアップしましたが、今回は「雨の日のマラソン対策」について紹介しま~す。
初心者マラソンランナー必見(笑)

私が走った2010年2月28日の天気予報は雨のち晴。小春日和の数日間とはうってかわり、朝の気温は3℃。前日比-8℃。
前日の晩に外れることを願いながら朝5時に目覚めたら、ばっちし予報的中!しかも、めっちゃ雨やん!
晴れるのは昼からとのこと。10㎞マラソンは午前中に終了やから、晴れる頃には終わってるし…

一週間前から雨予報だったので、一応雨対策の準備はバッチリでした
旦那様の経験に基づいて準備したのですが、これが大正解。この対策がなければ、充分マラソンを楽しむことが出来なかった、と言っても過言ではない。
それ位ひどい雨と寒さだった今回の東京マラソン。スタート前の長い待ち時間に、体力もモチベーションも奪われたランナーは多かったのではないかと思います。

ではでは、「雨の日のマラソン対策」

その①  「100均のカッパ」
雨の日ランに、これは基本。
でも、意外に、初心者ランナーほど用意してなかったりします。
マラソンブームで、市民マラソンの様子も中継されるようになったとはいえ、私達がTVでよく目にするのは、トップランナーのマラソン。その人たちは、カッパはもちろん、服装だって、真冬でもランニング、短パンやもんね。
そんなイメージで装備したら、晴れの日はまだしも、雨の日は大変!
私は、3万5千人のランナーの中で、一番タイムの遅いグループの待機場所で並んでいましたが、そこでも、カッパなしでランニング、短パンでプルプル震えていた人も、ちらほらいました。寒かったやろうなぁ。
カッパを着てのランは走りにくいやろうなぁ、と思っていたのですが、意外に普通でした。私は最後の1kmまで着て走りましたが、防寒着代わりにもなったし、タイムにも全く影響しなかったです。

その②  「ビニール傘」
マラソンなのに、ビニール傘?と思うかもしれませんが、なんたって、待機場所へ向かってから走り始めるまでに1時間。この間、カッパだけで雨の中立っているのは辛いです。体も冷えるしね。
いよいよ走り始める時には、係の人から傘を閉じるように言われますが、それまでは、傘は必須!もちろん、傘を持って走れないので、道路脇に捨てます。道端に捨てるなんて、普段はこんなマナーの悪いことはしませんが、この時ばかりはたくさんのボランティアさんにお願いです。ボランティアさんに感謝!

その③  「靴にまいたスーパーのゴミ袋」
走る前の待ち時間は約1時間。その間、かなりしっかり雨は降り続けました。
そんな中。これがなければ快適に走れることはなかった。今回、快適に走れた1番のグッズはこの「スーパーのゴミ袋」!それ位、効果絶大でした。
冷たい雨の中、走る前に足元がぬれ続けるのは、思っている以上にダメージがあります。おまけに私の待機場所は公園。つまり土の上。水たまりを避けながら立っていても、靴から雨がしみてきます。多分、走る前から靴の中に水が溜まっていた人もいたのでは…。きっと、かなり辛かったやろうなぁ。
もちろん、スタート地点に着くまでには、ビニール袋は、傘同様、道路わきに捨てさせてもらいます(ボランティアさん、ありがとう!)。巻いたまま走るのは危険やし、走り出したら靴が濡れても意外に気になりません。
ところで、3km地点でビニール袋を巻いて走っている人を発見。追い抜いてからは見かけなかったけど、この人はいつまで巻いて走っていたのだろうか…。

その④  「ホットアミノバイタル」
これは偶然の産物やったけど、効果あり!
待機場所ではただ立っているだけだったので、気分転換と栄養補給のため、ウエストポーチからアミノバイタルを取り出し、口にすると…。
ん?ほんのり温かい。
なんと、寒さ対策でポーチに入れていたミニ貼らないカイロで、アミノバイタルが温められていたのでした。暖かい日なら生温くて気持ち悪い、って感じやと思うけど、気温3℃の雨の中では、これは、気持ちも体も、ほぉっと緩む瞬間でした。
なんかこれだけで、「よぉーし、走るぞ~!」って元気が湧いてきました。
旦那様もこれは試したことがないそうで、今度やってみよ~、と言っていました。

その⑤  「首に巻いたファイテン2本」
スポーツ選手もよく首に巻いていますが…。効果は、人それぞれ?!
私はお守り代わりも含め、「×50」のものと「走る男2」オリジナルのものを首に巻いてました。一応、タイムも良かったけどね。


以上、「雨の日のマラソン対策」でした。参考になったかしら?
マラソン大会に出ない人には、何の参考にもならないよね~。っていうか、マラソン走る人にも、雨の日にしか役に立たないね(笑)

今回わかったことは、マラソンもハイキングもそうだけど「備えあれば憂いなし」。悪天候の時は、装備を用意してるかどうかって、ポイント高いなぁ、と感じました。



さてさて、最後に、マラソンにも興味のない人にも…
マラソン大会のお楽しみとして、参加賞があります。今回の東京マラソンの参加賞は、なかなか素敵でした

まずは、参加賞のTシャツ。市民マラソンに参加すると、たいていのところでもらえます。
今回のこのエメラルドグリーンの色は素敵。東京マラソンのコースのイラストも入り、なかなかかっこいいです


それから、ゴールした時に、ボランティアの人が肩にかけてくれた「FINISHERタオル」。雨の中、とても嬉しかった。42.195キロは走っていませんが、10kmランナーにも分け隔てなくタオルをくれたことも感激


そして、前回もアップした完走メダル。今回は裏側を。「FINISHER」の文字が輝いています


ちなみに、このメダルは、ゴールを無事駆け抜けただけではもらえません。前日の受付で、ゼッケンと一緒に計測チップってのをもらって、走る前に靴につけておきます。万が一、これを落としちゃったら、ゴールしてもタイムが計測されないことはもちろん、FINISHERとして認められません。何のために、走ったんだぁ~。
ということで、命の次に大事な計測チップ。こんなことも、走ってみないとわかんないよね~


それから、東京マラソン限定のランチパックと東京ウォーター。
ランチパックは東京駅付近のコンビにでも売っていましたが、「東京ウォーター」のマラソンロゴが入ったものは市販では多分置いてなくて、走り終わった後のエイド(無料で食事を提供してくれるところ)で配ってもらったもの。水マニアの私には嬉しい一品


おまけは、やっぱりここにもいました、パンダランナー。これは、30km過ぎたところで目撃した写真やけど、パンダさん、完走できたかなぁ?


ということで、そろそろ東京マラソン2010ルポもこれで終了
マラソンを走って1週間が経ちますが、まだ心地良い余韻が残っている感じです。
あの声援!達成感!まだ、走り足りなかった感じです。

足のリンパ浮腫を抱えてのランなので、フルマラソンは難しいと思うけど、体力つけたらハーフはなんか走れそう、っていうか、走りたい、と思うようになってきました。
10km走るまではハーフなんかとても、と思っていたけど、10km走ったらなんかいけそう。
ともかく、いつか、ハーフを走ることを目標に、週1回10kmは、旦那様に付き合って、なるべく続けて走ろうと思います











東京マラソン2010ルポ①

2010年03月02日 16時48分48秒 | 美ジョガー
現地レポートで予告していた通り、お約束の東京マラソンルポです。


東京マラソン前日の2月27日。東京ビッグサイトにやってきました。



東京マラソンを走るためには、数日前~前日までに、ここで受付を済ませなければなりません。3万5千人が走るんだから、確かに、当日には受付できないよね。
ここは、「東京マラソンエキスポ」ってのを開催していて、さまざまな東京マラソン関連のお祭りフルマラソンのゴール地点でもあります。

着いたら早速受付。3万5千人も走る東京マラソンだけど、10kmのランナーは、このうちの3千人。少ないです。
でも、受付ブースが少ないので、一番並んでいました。



受付で身分証明書を見せて本人かどうかを確認し、ゼッケンやパンフレット、参加Tシャツをもらいます。
受付は、ボランティアのおじさんたち。「当選おめでとうございます。」と言ってくれた私のブースのおじさんは、4回応募して(今回は第4回)、まだ当選していないのだそう。
こんな人たちもたくさんボランティアをしてくれて、東京マラソンは成り立っている。ちょっぴり感動。


受付が終わると、イベント広場のほうへ。
各スポーツメーカーが競って、最新のウェアや靴、東京マラソン限定の品などを販売しています。
人もうじゃうじゃしています。



今回は寄り道をしてから会場に向かったので(いつか、東京レポートで…)、到着が遅かったのか、狙っていた「東京マラソン限定グッズ」はゲットできず、ちょっと残念。

それでもイベント自体は、とても楽しい。年々趣向を凝らしているいる感じで、無料で記念のプりクラを撮ってくれたり、クイズに答えて景品をもらえたりします。出展スポーツメーカーも増えている気がします。最新ウェアやグッズに目移りしてしまいます。
有名人を呼んでのイベントもあちこちでやっていて、浅尾美和さんと有森裕子さんを見ました。
ここに写っているのは、有森裕子さん。



そんなこんなで遊びすぎ、夕方5時ごろにビッグサイトを後に。マラソン当日は朝が早いので、月島もんじゃをあきらめ、ホテルに戻りました。

道端には、明日の東京マラソンに備えて、交通規制の看板が目立ちます。明日は、このあたりを走るのかぁ、と思うと、緊張と共に、気持ちも盛り上がってきます。





そして、東京マラソン当日。

朝5時に起きて、マラソンスタート会場の新宿都庁に向かいます。

それにしても、前日の天気予報通り、しっかり雨が降っています。
昨日は、ぽつぽつの降りだったのに、途中で雨も止んできたのに…、なんで、今日はどしゃ降りやねん!
石原都知事は、雨男で有名なのだそう。だんな様が参加した第1回大会も、どしゃ降りやったし。何でも第2回以外は、全部雨。
雨の少ないこの時期、こんなに雨にたたられるマラソン大会は珍しい!
どないやねん、石原都知事!
でも、ひそかに、雨女の自分のせいかもしれないと、ちょっと気にしてたりする…。

荷物の受付終了が午前8時30分。各スタートの集合場所へ行くのが、午前8時45分まで。
マラソンスタートは、午前9時10分。
でも、その時間にスタートできるのは、トップランナー達で、私たちのスタートはもっと後。今回は20分くらいでスタートに行けたから、午前9時30分ごろにスタート。

ってことは、1時間位は雨の中で待機していたわけになる。
タイムの早い人から順番に並ぶので(自己申告制ですが)、遅いタイムグループの私は、一番最後のグループ。しかも、このグループの待機場所は公園でした。



公園、ということは…、地面は土。
もちろん水溜りだらけで、地面はぐちゃぐちゃ。
体も靴もずぶ濡れで、ぶるぶる震えているランナーが多い中、私は万全の雨対策で、それほどタメージを受けずに待機できました。
これについては、第2弾の東京マラソンルポで公開します!(10日以内アップで頑張ります)
マラソンランナー必見(笑)

そして、いよいよスタート。
写真の彼方には、スタートの柱が見える。(わかりずらい)
本当はもっとリアルな写真を撮りたかったけど、雨で撮影も困難でした。スタート時点から、結構な本降りやったしね。



石原都知事や、亡き恩師の同級生・河野洋平議員に見送られ、新宿都庁を後に、電気屋さんなんかが並ぶ大通りに出ます。
そこから、靖国通りを走り、飯田橋から皇居沿いに走り、日比谷公園までの10㎞が私の走るコース。
その沿道のほとんどが、応援の人たち。
雨なのに、ボランティアはもちろん、一般の人たちの応援は温かい。数kmごとにやっている踊りや歌のパフォーマンスもとても楽しい!写真を撮れなかったのは残念。
そんな中を、たくさんのランナーと一緒に走ります。こんなにたくさんの人と走れることも楽しい!



私は、テンションを上げるため、ほとんどを沿道沿いに走り、ハイタッチしてもらったり、「がんばれ~」の応援に手を振って走っていたので、気がつけば9km近くを走っていた感じ。その時点で、手元の時計で1時間を切っていたので、9kmからタイムを狙うことに。

今回の私の目標タイムは1時間10分やったので、これはいけそう!
高橋きゅーちゃんみたくスパートをかけるために、9kmでそれまで着ていた100均のカッパを脱ぎ捨て、真剣に走り出しました。最後の500mぐらいはスパート。
マラソンは、最後にスパートできるものがかっこいい、ってのを、つい最近本で読んでいたので実行。

これは、ほんまにそうやった。ラストスパートは、なかなかかっこよかったと思う。スパートかけだしてから誰にも抜かれなかったし。
私の周りで万歳してゴールしているのは私だけやったし。
結局、1時間5分位でゴールできたと思います。

ゴールした途端に、手がかじかんでいたことに気付く。やっぱ、ランナーズハイやったんやね。

でも、本当に充実感。楽しかった~。
目標だった「歩かない」「笑顔で走る」も達成できたし。
また走りたい!って感じです。

で、最後に、完走者に与えられたメダル。やっぱ、嬉しい!
このごほうび、ちょっとはまりそうです。
今日はこの辺で終了。まだまだ書きたいことがあるけど、第二弾まで、お楽しみに!(いつ?笑)







初桜

2010年03月01日 15時35分33秒 | 旅ログ
東京マラソンで沸いた一日も終わり、今日は大阪に戻る日ですが、おやつの時間位まで時間があります。

今回は何も計画していなくて、昨日から考えていてもよい案が見つからず…。

朝一の予定では、上野の博物館と月島もんじゃやったけど、博物館は月曜日休館とわかり…。突如、三浦半島のマグロを食べに行くことに。

デンして帰るだけでしたが、大トロの寿司を食べただけでなく、マグロのホルモンという珍味も口に出来て、大満足!

おまけに、河津桜も咲いていて、ちょっとだけお花見して帰りました。

今日は昨日とうってかわって暖かく、春を感じる一日でした。

昨晩は芸能人が大好きな叙々苑に行き、今日はマグロでグルメ三昧。レポートは後日で~す。