8月15日、終戦記念日。
今日の夜はNHKの「日本の、これから」がやるそうですね。
テーマは『憲法9条』。
http://www.nhk.or.jp/korekara/
これは観たい!ところですが・・・
19:30から23:30まで。
カウントダウン、残り11日と数えている身としては断念せざるを得ない、
と今は強い気持ちでいます。
番組は観ません(予定)が、せっかくなので、
憲法9条について少しコメントを残しておきます。
とにかく理解できないのが、憲法9条と言えば、
改正に賛成か、反対か、
という「さぁ、議論しましょう!」という前提ありきの認識。
誰が何の目的でそんな共通認識を植えつけたのか?
憲法の他の条文には議論すべきものもないのかもしれませんけど、
憲法19条、憲法99条という言葉すら聞くことはないですし、
「賛成か、反対か」なんて聞かれることは想像できませんよね。
それが憲法9条となると、そうではなくなる・・・
以前は、政治の55年体制を維持するためのお約束の議論だったわけですが、
今、なぜ、同じ議論なのか???
大きな疑問と見えない意図を感じます。
そうは言っても、改憲の是非を巡り様々な議論が巻き起こってしまったことは事実なんでしょう。
そうしたら、憲法9条・・・今の条文に何の問題があるんでしょうか?
第9条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、
国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、
国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。2 前項の目的を達するため、
陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。
国の交戦権は、これを認めない。
先人の知恵で、現行憲法上で自衛隊も保持することとしましたし、
自衛隊を保持したことで、自衛のための武力行使は確保したことになります。
これ以上、何を求めるのか???
このように、ボクは憲法9条の改正の必要は全く感じていませんし、
自衛隊は現行憲法の下でキチンと運営すべきだと思っています。
ついでに書いておきます。話は少しそれます。
ボクは日本が率先して「軍隊不保持」を目指すべきだと思っています。
2年前にこのブログで書いていますが、この点はあまり変わっていませんね。
http://blog.goo.ne.jp/hoddy/e/d3ffcdfdcbdb026b38796051b8f0ac1a
「国」とは何なのか?
「国を守る」という言葉の裏に、ボクらは守りたいものとして何を意識しているのか?
みなさんが守りたいのは何ですか???
そして、アメリカの銃社会を基本的にはボクらは否定しているわけですが、
つまり、積極的に軍を整備するべきだという意見を見ていくと、
国と国には銃が不可欠で、
人と人には銃は物騒だ、という理屈ですよね?
銃のない社会は、過ごしやすいと思いませんか??
ボクはそんな理想論を理想論だと馬鹿にすることは出来ません。
国(ボクは「国」の言葉の裏に自分と家族と仲間を意識しています。)を守るための議論として優先すべきなのは、憲法の条文ではなく、自然災害からの防衛の検討ではないでしょうか。
早く「憲法9条改正、是か非か」という妙なレールから逃れて、
現実的な議論をしましょうよ。
みなさん、ハローです。ホディです。
ホント、暑いですよね
番組を観た人がいたら、きっと観ないで勉強しているであろう(?)ボクに、
是非、感想聞かせてくださいね。
gooにはNHKの「sengo62」という特集ページもあります。
終戦記念日前後のNHKの戦争問題関連の番組の紹介サイトなんですけど、番組の試聴もできるようですね。
「sengo62 せんそうとへいわ、いま伝えたいこと」
このサイトのメインテーマになるんでしょうか?
「sengo」「せんそうとへいわ」という表現には少し違和感がありますが、
紹介されている番組は面白そうでしたね。
すべて見逃しています。残念。。。
何度か、このブログには書いているつもりですが、
NHKは再放送をもっと積極的にやるべきだと思うんですよね。
一日の半分が再放送でも良いくらいに思っています。
それが制作費の削減になり、受信料を下げることにもつながると思うんです。
良い番組も多いんですから、しつこいくらい流してください。
我が背後霊の霊医殿は、ある意味死を司る霊です死神に形容される方も霊医殿の何方かでしょう。そして戦没者がどのような霊界を見るのかお教えします。良き若き夫であり父であり、それなりに責任の大きな仕事を残した方であったといたしましょう。
全ての功績は、無と見なされるのです、ジャングルであろうと海であろうと霊医は迎えに行くことを咎められるのです。
2~3日で霊界に迎えられて当然の人生を歩んだ者が地獄を見るのが戦争の
犠牲者なのです・・むしろ原爆で何も知らされず死んだほうが良かった。
妻や子供を亡くしてから遅れること10年後に霊界の使者がお迎えに出るのです。地獄とは、飢え死にの方がまだ早く、人を殺めた場合は、更に
長く古戦場に立ち戦う幻を視続けることとなる。
戦争は何とも惨酷であり空しい結末を迎えるものです。
戦争被害者へ 無理してもお忘れ下さい、敵は、すでに霊界の門をくぐってることでしょう。貴方の心が地獄を視るのです。
/http://www1.megaegg.ne.jp/~furukawa
1項の「国権の発動」と「国際紛争」、2項の「陸海空軍」と「国の交戦権」という曖昧な言葉ををしっかり整理したほうがよいのではないでしょうか?
現在の「自衛隊」は軍隊と何が違うのでしょうか?「国の交戦権」は領土内に不審船が入ってきても攻撃されない限り認めないのでしょうか?同盟国が攻撃に晒されていても"戦争はダメ"と言い続けるだけなのでしょうか?日本人の希求する平和とは「日本人の平和」ということなのでしょうか?
先人の流した血と涙に安穏としていられる時代ももう長くないような気がします。大戦を経験した先輩がいらっしゃるうちに、これからの時代の「正義」とは何なのか、我々はどのように行動すべきなのかを考え直す必要があるように思います。
タケシタノボル的「ま、アラファトさんにもアラファトさんのお立場というものがあるわな」的無原則主義(@内田先生)で良いのではないかと(笑)。
やはり理解できないのは、
fallさんのような自衛隊支持の人が、社民党・共産党的な自衛隊否定の人と同じように憲法の解釈にこだわってしまいたくなる流れなんです。
確かに軍隊と自衛隊の定義には曖昧さが残りますが、
現実的には自衛隊は世論の支持を得て実在しているわけで。。。
ここで憲法改正を議論する必要性がボクには感じられません。
おっしゃるように「国の交戦権」が認められる要件、あるいは「国の自衛権発動のタイミング」は詳細な議論が必要だと思います。
そんな議論を尽くした結果で、憲法改正なら、まだ分かるんですよ。
また、同盟国の定義も難しいところです。
ボクが懸念しているのは、例えばイラクへの自衛隊の参加・・・
結果論ですが、アメリカの武力によるイラクへの内政干渉、つまり広義の侵略戦争に加担してしまったのではないかという気がしています。どうでしょう?
fallさんのおっしゃる“これからの時代の「正義」”とは何か?
まずはこの議論が先決ですよね。
その結果、憲法改正が必要ならば、改正すれば良いわけです。
イラクすらまともに検証できない国には、「軍隊」はまだまだ危険すぎる道具ではないかと、そんな風にボクは感じています。