GWということで、今日は趣向を変えて。
日本経済新聞・朝刊の連載小説、堺屋太一さんの『世界を創った男 チンギス・ハン』。
愛ルケに引き続き、毎朝、楽しんでいます。
(愛ルケとは全く趣向が違いますけど・・・)
チンギス・ハンの世界征服はボクらの知識は未熟で、どうしてもこんがらがってきてしまいますよね。ボク自身のメモのために、第77回、第88回の小説での整理と合わせて、ここでも少し整理しておきます。
読んでいない方も、大きな展開はこれからです。まだまだ間に合いますよ。
頭を整理しながら、毎朝の展開を楽しみましょう!
※このブログ用ではなかったんですけど、せっかくなので載せておきます。
<これまでのあらすじ>
テムジン(のちのチンギス・ハン)は、モンゴル族の小氏族長の長男だが、14歳で父が急逝、氏族の民に捨てられ母子で苦労を重ねた。
それから7年、21歳のテムジンは妻ボルテを迎え、100人弱の集団を持つまでになった。そこには未来の世界帝国を築く若き人材が参集したが、なお苦難が続く・・・
※公式サイトはここ ⇒ http://www.nikkei.co.jp/novel/index10x_1.html
<登場人物紹介>
主人公・テムジン(チンギス・ハン)は22歳(2006/5/1・第88回時点)
1) テムジンの家族
イェスゲイ 父 (+18~20歳 故人)モンゴル部キヤト氏族の小氏族長
ホエルン 母 (+18歳 40歳)コンギラト部オングヌト氏族出身
カサル 次弟 (-2歳 20歳)長身筋肉質で弓の名手 妻 側女 3子
カチウン 三弟 (-4歳 18歳)病身痩躯 妻 2子
テムゲ 末弟 (-6歳 15歳)(オッチギン) 妻 1子
テムルン 妹 (-10歳? 12歳)
ベクテル 異母弟(ほぼ同年 故人)テムジンらが殺害 1子を残す
ベルグテイ 異母弟(-3歳19歳)ベクテルの弟 相撲上手の大男 妻子あり
シャラ・エゲチ 父の側女(+15歳 37歳) 上2人の母
ボルテ 正妻 (+1歳23歳)コンギラト族ボスクル氏族出身 長身の美女
デイ・セチェン 妻の父(+22歳?44歳?)ボスクル氏族長 豊かな氏族2) テムジンの部下 など
1 「四頭の駿馬(四駿)」
ボオルチュ アルラト族 義侠心と正義観で加わった名臣(-4歳18歳?)
ムカリ 家臣氏族(ジャイラル族)(-8歳14歳)
ボロクル 同 (フウシン族)(-8歳?14歳)
チラウン 同 (スルドス族)ソルカン・シラの子(-4歳?18歳)2 「四匹の忠犬(四狗)」
ジェルメ 「山の民」(ウリャンハイ族)で鍛冶屋の息子 (同歳 22歳)
スベイデイ 「山の民」(ウリャンハイ族)(-4歳 のちの欧州征服者)
ジェベ (ベスト族 タイチウト配下から投降)(同年ぐらいか)
クビライ (バルラス族の族長)(同年か年上?のちのクビライ・ハンとは別人)3 年上の支援者
ムンリク 父イェスゲイの補佐役 陰なる支援者(+13歳?35歳?)
ソルカン・シラ (スルドス族の馬乳酒造り)チラウンの父(不明40歳前後か)
ジュルチデイ 「山の民」(ウリャンハイ族)の鍛冶屋 ジェルメの父(不明40歳以上か)
ココチュ・ウスン (バアリン族=モンゴル族の本流に当る巫師の代表)(不明年上?)
ナアヤ (タイチウト族?「おしゃべりナアヤ」といわれた人物)(不明30歳前後か)4 支援者
ハッサン(阿三) イスラム教徒の隊商親方 ホラズム王国出身(-3歳19歳)
コルコスン(火魯和孫) ウイグル出身の旅芸人(-4歳18歳)
ベルギナ コルコスンの義姉 金髪の美人芸人(-2歳20歳)5 同盟者
ジャムカ モンゴル部ジャダラン族の若殿(+3歳25歳)
トオリル・ハン 父イェスゲイの盟友 ケレイト族族長(不明40歳以上か)3) テムジンの仇敵
タルグタイ モンゴル部タイチウト族の族長 父の民を奪う(+10歳?32~33歳?)
トクトア メルキト部族 ウドイ?氏の族長(+数歳?27~28歳?)
メグジン タタル部の氏族長
<12世紀末のユーラシアの情勢>
●北・東
黄土高原(万里の長城とゴビ砂漠の間)には、半農半牧のオングト族
中間の大草原(東の大興安嶺から西のアルキタイ山脈)には、遊牧のコンギラト、タタル、モンゴル、ケレイト、ナイマンなどの諸部族
北側(バイカル湖に注ぐ七つの川の周囲)には、いくつもの氏族に分かれてメルキト族●西(カザフ方面)・南
ホラズム王国が王室の内紛とインドのゴール王朝の侵入で混乱
キタイ(中国)を支配する金王朝がタタル族への支援を弾圧に転換
チンギス・ハンの征服前の勢力図はここ ⇒ http://www.nikkei.co.jp/novel/img/06041702t.gif
日本の戦国時代や幕末の歴史小説とは比較にならないほど壮大な規模の話ですよね。
今後の展開が楽しみです。
みなさん、ハローです。ホディでした。
ぜひ、読んでください。
今はちょうど新しい展開です。メルキト族にテムジンの集落が急襲されて、母のホエルンと妻のボルテがさらわれたところです。
愛ルケと違って、少し読まないと展開に付いていけませんので要注意ですよね。
世界史の授業のときも、カタカナの名前がなかなか覚えられなかったので・・。
私も、もいっかい、読んでみます
そうですよね。愛ルケからあまりにも変化が大きいので朝刊小説の読み方を忘れてしまっているんですよね。
でも、堺屋さんはさすが、上手く分かりやすく説明されようとされていますので、再挑戦いけると思いますよ。
なかなか良い展開になってきました。ぜひお薦めです。
去年から目をつけていた(!?)モンゴルネタだけに、気にはなっていましたが、ここ最近は全然読んでなかったんです。これだけの情報があればまたキャッチアップできる気がする!ありがとうございます。
ほとんど公式サイトからコピーして、あとは実際の紙面を要約したものです。
日経を毎朝読むなら、小説も読みたいですよね!
beansさんお気に入り(?)のモンゴルネタですから、ぜひキャッチアップしてくださいね。