音楽と交流で地域をつなぐ~地域互助力向上ネットワーク0-100(ゼロ百)地域の輪~

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折れない心を育てるいのちの授業トレーニング in横浜

2019-08-13 | お知らせ
こんにちは。
地域互助力向上ネットワーク
0-100地域の輪 中島直子です。

地域の0歳も100歳も
みんながありのままの存在で支え合える社会

そのために必要な、
「自発的な発意に基づく互助」の育みを、さまざまな活動を通して
お伝えしています。

皆さんは今、おいくつですか?
自分のことは好きですか?
苦しいとき、困ったときに
浮かぶ誰かがいますか?
人ではなくても、支えになっている存在がありますか?

8月11日、横浜にて行われた
エンドオブライフケア協会の
【折れない心を育てる いのちの授業】
講習トレーニングに参加し、
学んできました。




人それぞれが人生で経験する苦しみは皆、違う。それを「分かり合うこと」はとても、難しいこと。

でもどんなことがあると人は、苦しみの中でも穏やかに生きることができるのか。

そのことを子どもたちにも大切に伝わる言葉で言語化してくださった小澤竹俊さん。そして小澤先生と共に、プロジェクトの立ち上げに関わり拡げてくださった千田恵子さん。そして全国に拡がる同じ志を持つ多職種の皆さんによって、

【折れない心を育てるいのちの授業】は、全国の学校で欠かせないものとなっていくことでしょう。

※上の本がまもなく出版されます!



唐津市でもすでに3校において開催、また開催予定です。

これまで小澤先生がなさってきた、病気で抱える苦しみや人生の最終段階における苦しみに、家族や医療従事者が自信をもって関われるための心の育成だけではなく、子どもたちのひとつの大切な現場である小学校、中学校高校など、学校に訪問し子どもたちと共に学ぶ機会を中心に、子どもたちに伝わる言葉で、苦しみと支えについて共に考えます。

子どもたちは、地域の未来の担い手ではありますが、自己肯定感の低さ、自殺率の高さを見ると、言葉が出ません。

苦しむ人を支える、その前に、子どもたちが今感じている苦しみに気づく、向き合えるのは私たち。

今回、私が参加させていただいた目的は2つ。ひとつは。私自身が、すでにこのいのちの授業を拡げる意思は持っていますが、小澤先生に会って、確かめたい。私の感性で確認したいことがあったからです。期待以上の手応えを感じました。

世の中の多くのセミナーは、残念ながら運営がまわるためにという瞑目で資金集めが目立ち、大切なことを説いているようでビジネスの匂いがする。でもそこは個人の嗅覚の違いもあるかとは思いますので、私の感性が感じとるものですが。

小澤先生に会って、安心しました。
マイクを離さず走り回り、5秒も10秒も無駄にはせず、伝えたい、各地域で拡がってほしいという本気の熱意が伝わります。何のため?

家族に迷惑ばかりかけている
誰からも必要とされていない
早く消え去りたい

そんな気持ちを抱え苦しんでいる人が
一人でも「支えを感じて生きる」ためにです。

誰かが気にかけているというメッセージを継続して送り続けていれば避けられたかもしれない衰弱死のひとつの実例を挙げられました。その人は30年間ひきこもりでした。

実は数日前に、ひきこもり体験者として、佐賀県の白石町で話したばかりでした。その中でも、関心のロープは、本人に届かなければ意味がないというお話をしました。



私の場合、いちばんの支えは 野良猫でした。野良猫は、「この人、ひきこもってるから支えよう!」と思って支えてくれたわけではありません。ただその存在、そこにいてくれるだけで、誰の言葉も支援も受けようとしなかった、トゲトゲの心を柔らかくしてくれました。

人は、無関心や傍観、無視を選ぶこともできます。でも、本来の心は、他者に関心を持ち、苦しんでいる人がいたら気になり、何かをしてあげたいと思うものです。そう、思う人が、どんな支えも突っぱねられ続け、どうしてよいか分からず支援の場から去っていく、それはさまざまな現場で起きています。

【折れない心を育てるいのちの授業】は、苦しんでいる本人、の苦しみ。
その人に自発的な気持ちで関わろうとする人の苦しみ。そのどちらにも、大切なことを教えてくれます。

改めて、ゼロヒャクとして、このプログラムを推進しています。

もうひとつの目的は、この学びを身近な人に伝えるためです。私に定期的に学べる機会を伝えてくれたエンドオブライフケア糸島唐津の皆さんや、ゼロヒャクのメンバーに、まずは、伝えたいと思います。

そして、受講後、新たな3つ目の目的ができました。学んだことを、仕事やイベント、コミュニティで支えてくれている大勢の多職種の仲間たちに伝えたい。

表面は違う活動をしていても、心根の部分で共通する思いを感じる、だからきっとこれまで助け合ってこれたんだと思います。地域で支える側の苦しみ、そこから感じる支えを一緒に考えることができたら、地域はもっともっと、あたたかく、その人にしかもしかしたら気づけない孤立に気づき、必要なところへ繋ぎ合えるのではないかと思います。


父の故郷、北海道の仲間にも出会えました。九州勢も心強い存在に気づきました。



いのちは有限。最期まで。
誰もがありのままで、誰かや何かを支えています。

ひとりひとりが、困難な状況でも、
誰かや何かの支えを感じて暮らせる人生でありますように。

その事を、
【折れない心を育てるいのちの授業】を通して、伝えていく、その仲間を増やす、
覚悟ができました。

是非、みなさんも!
仲間に(^-^)



地域互助力向上ネットワーク
0-100地域の輪
≪主な活動内容≫
・折れない心を育てるいのちの授業学校訪問
・お母さんの居場所作り
・市民と行政協働の地域づくりに関する意識啓発
・オリジナル曲「つなぐ」合唱&普及活動
・多職種連携イベント企画

お問い合わせ
090-9576-0958
※会議中勤務中は折り返しが遅くなることがありますm(__)m
メール
0100chiiki.wa@gmail.com