翻訳業界では、翻訳の元になる文書(原稿)のことを「ソーステキスト(または原文)」と呼び、そこに使われている言語を「ソース言語」と呼びます。たとえばある文書を「日本語から英語」に翻訳する場合、日本語の原稿がソーステキストであり、ソース言語は日本語になるのです。
翻訳はグローバル化(世界標準化)、国際化(インターナショナライズ)または、ローカライズ(現地最適化)の過程で必要となる、成功と失敗を分ける重要な要素であるにもかかわらず、見落とされがちなのがこのソーステキストの質(品質)です。ソーステキストは言うまでもなく翻訳された文章の元となるものであり、翻訳する言語の数が増えるほどその質が翻訳後の文章の出来具合に与える影響も大きくなります。
だから翻訳に成果を求めるのであればソーステキストの質を上げることが先決なのです。本コラムでは、あらゆる言語にシームレスに翻訳展開するための、ソーステキストの作成方法についてご説明します。
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