ほりのすけ国史 (わがくに)の祖国大日本の歴史講義配信

皇紀2679年 世界最高世界最古の皇室を持つ祖国

ひらがなカナカナは世界に誇るわが日本の素晴らしい独自の国文化です。

2019年07月23日 | ひらがなカタカナ
ひらがなカナカナは世界に誇るわが日本の素晴らしい独自の国文化です。

国文学の発達

わが日本では
長らく中国からもたらされた
漢字が使われていました。

わが日本が生み出した漢字もできました。

さらに
奈良時代に和歌などを
記すための万葉仮名が発達しました。

万葉仮名は漢字の表す意味とは無関係に
言葉の音に当てはめたものです。

山を也麻
春を波流
一字一音節

平安時代には万葉仮名の形が
徐々に崩れ草書体(草がな)が生まれ、更に簡略化された平がなが成立しました。

はじめの時期はカタカナは男性ひらがなは女性を中心に使われました。

かな文字の成立により、
日本人の感覚を生き生きと表現する国文学が発達します。

国文学の代表例である和歌は、
9世紀後半に六歌仙(僧正遍昭・在原業平・文屋康秀・僧喜撰・小野小町・大伴黒主)らの歌人が活躍しました。

905年(延喜5年)には
わが日本初の勅撰和歌集である『古今和歌集』が成立しました。
この和歌集は紀貫之が中心となり作られ、かな文字の仮名序、漢文の真名序からはじまり、これらの構成は9世紀の勅撰漢詩集の影響がみられます。

これ以降和歌は宮廷でも重要視されました。

三代集(古今集・後撰集・拾遺集)、

八代集(前述の三代集+後拾遺集・金葉集・詞花集・千載集・新古今集)
などの勅撰和歌集が編纂されました。

物語としては、
かぐや姫を主人公とした『竹取物語』、貴族社会を描いた『宇津保物語』、
歌物語としては、『伊勢物語』、
『大和物語』などが生まれました。
また、紀貫之が土佐守の任期を終えて帰京するまでの『土佐日記』を書いています。

かな文学はますます発展し、
一条天皇陛下の皇后の藤原定子に
仕えた清少納言の随筆『枕草子』や、
一条天皇の中宮彰子に仕えた
紫式部の長編小説『源氏物語』などの傑作が生まれました。
その他にも藤原道綱母の『蜻蛉日記』や『紫式部日記』『和泉式部日記』、
菅原孝標女の『更級日記』などの日記文学が女性特有の細やかな感性によって書かれました。

ひらがなカナカナは世界に誇るわが日本の素晴らしい独自の国文化です。


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