□天皇陛下の和風の呼び方「すめらみこと」より「すめらぎ」が良い
「すめらみこと」と読むと、
特定の天皇、もしくは今上天皇を指すのに対し、
「すめろき」と「すめらぎ」は、皇祖もしくは皇祖から続く皇統を意味し、
古より続く皇統の連続性を含んだ文脈で用いられる。
例えば「すめらみこと」だといずれも特定の天皇か今上天皇を指す場合に限られる。
「すめろき」は八世紀後半に編纂された万葉集の福麻呂(さきまろ)
歌集に「日本国(やまとのくに)は皇祖(すめろき)の神の御代より敷きませる国にし有れば」とある。
また同じ万葉集の大伴家持(おおとものやかもち)の歌に
「ひさかたの天(あま)の戸開き高千穂の嶽に天降(あも)し須売呂伎(すめろき)の神の御代より」と見えるほか
「すめらぎ」は十九世紀の良寛歌に「すめらぎの千代万代の御代なれや花の都に言の葉もなし」
と特定の天皇ではなく、
連綿と続く皇統を指す言葉として用いられている。
すめらぎが皇統の全体を指すのでよいですね。
「すめらみこと」と読むと、
特定の天皇、もしくは今上天皇を指すのに対し、
「すめろき」と「すめらぎ」は、皇祖もしくは皇祖から続く皇統を意味し、
古より続く皇統の連続性を含んだ文脈で用いられる。
例えば「すめらみこと」だといずれも特定の天皇か今上天皇を指す場合に限られる。
「すめろき」は八世紀後半に編纂された万葉集の福麻呂(さきまろ)
歌集に「日本国(やまとのくに)は皇祖(すめろき)の神の御代より敷きませる国にし有れば」とある。
また同じ万葉集の大伴家持(おおとものやかもち)の歌に
「ひさかたの天(あま)の戸開き高千穂の嶽に天降(あも)し須売呂伎(すめろき)の神の御代より」と見えるほか
「すめらぎ」は十九世紀の良寛歌に「すめらぎの千代万代の御代なれや花の都に言の葉もなし」
と特定の天皇ではなく、
連綿と続く皇統を指す言葉として用いられている。
すめらぎが皇統の全体を指すのでよいですね。