ほりのすけ国史 (わがくに)の祖国大日本の歴史講義配信

皇紀2679年 世界最高世界最古の皇室を持つ祖国

鹿持雅澄 かもち まさずみ万葉集古義

2019年05月22日 | 鹿持雅澄
鹿持雅澄 かもち まさずみ

江戸後期の国学者,歌人。

土佐(高知)藩の下級武士

藩儒中村世潭に漢学を,宮地仲枝に国学,和歌を学んだ。

生涯を微禄貧困のなかに送ったが
藩家老福岡孝則によって藩校の講義聴講,藩庫の蔵書閲覧の便宜を与えられた。

『万葉集』注釈に生命をかけ,生涯国を出ず,
ほとんど独学で学問研究に励んだ。
その著『万葉集古義』141冊は,本文の注釈にとどまらず,
枕詞から地理にいたるあらゆる分野の研究を網羅している。

近代以前の万葉研究の最高峰

また,万葉研究の過程で体得した復古精神は瑞山に受け継がれ,
土佐の勤皇思想に大きな影響を与えた。

明治維新後,明治天皇陛下が大変感心した。
明治天皇陛下素晴らしい研究の評価で
宮内省から出版された。