ほりのすけ国史 (わがくに)の祖国大日本の歴史講義配信

皇紀2679年 世界最高世界最古の皇室を持つ祖国

大御宝(おおみたから)」われら日本の国を民は大切にされてきた

2019年12月02日 | われわれの天皇陛下
われら日本には大昔から
「大御宝(おおみたから)」
という言葉があります。
われら日本の国の民のことです。

 天皇陛下にとって、民は「大御宝」だとずっと言われてきました。

 第十六代の仁徳天皇陛下の時
(五世紀前半頃)、

朝、御所から周りを見渡すと、村々から竈かまどの煙が上がっていないのを見て、

仁徳天皇陛下は

「煙が上がっていないということは、民は食べるものがなくて炊事をしていないということだ。

民は飢えているのだ」

とおっしゃって、
三年間、税を取らないことにしたという話があります。

三年経つうちに
民の暮らしはずいぶん楽になり、竈から煙が上がるようになりましたが

「いや、もっと民が豊かにならなければ」と天皇はおっしゃって、さらに三年、税を取りませんでした。

御所の建物が傷んできても、そのままにしておられたので、
民のほうから押しかけて
「税を受け取ってください」
「御所を修理させてください」と言ったと伝えられています。

仁徳天皇陛下の民をおもう気持ちは
世界でもなかなかいません。
素晴らしいこころを持っています。
その国民がわれわれ日本人なのです。


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