馬 能力主義


馬の能力を過去レースより分析。人気馬の信頼度や穴馬の盲点を見極める

4月16日 中山競馬場 皐月賞

2023-04-16 13:15:44 | ギャンブル

■中山競馬11R


◾GⅠ 皐月賞



◆能力チェック

①ソウルオリエンス
前走京成杯1着。
内容的には中々強かったが、課題も多く見られたレース。
まずはレースレベルの低さ。
2着と2馬身半で決定的な差で、必要以上に強さを感じるが、タイム的には至極平均。
過去の京成杯と比べても一目瞭然。
2点目は、4コーナーで大きく外に振られた点。
追い出してからの加速ラップは優秀も、過去2戦とも9頭立てから一気に倍の18頭だて、しかも最内枠ともなるとかなり窮屈な競馬を強いられそうで、本質は広いコースが向くタイプだと思う。
3点目はローテーション。
正直もう一戦、経験値が欲しかったところ。王道ローテではないし、上記の内容から、将来はここでも1.2を争うほどの有望株ではあるが、現時点での完成度という点では未完。
関係者から公言はないが、多分、ダービー狙いではないかと個人的には思うだけに、ここは能力でどこまで、の、抑え評価。



②ワンダイレクト
レースの格が上がるごとに1つづつ着順を落として、格がさらに上がるここは?
前2走で負けている相手に逆転も厳しそうだし、乗り替わりもマイナス。



③グリューネグリーン
デビュー2戦目の京都2歳Sではトップナイフに完勝。
近2走は力不足な感は否めないが、恐らく逃げてこそ、の馬。
ここは逃げの手で能力発揮、と行きたいところだが、行きたい馬も揃っているし、この大舞台での復活劇は?



④ショウナンバシット
今年絶好調のシルバーステート産駒。
ここは格段に相手が上がるし、展開面も楽ではないが、今や穴騎手?のデムーロJであわやの4.5着の可能性も?


⑤フリームファクシ
前走きさらぎ賞は素質馬オープンファイアとの接戦は中々見応えがあった。
素質は相当なものがあるし、、こちらも将来性はかなり有望だが、やはり、王道ローテから外れる点と、現時点での完成度でどこまで、といったところ。
ただ、レーンJに乗り替わりは非常に楽しみではある。



⑥ウインオーディン
昨年の夏、新潟2歳Sから、約半年ぶりの前走の共同通信杯は5着。
メンバーレベルを加味すれば、上々の競馬ではあったが、
ここは脚質的に右回り、というか、中山適正がどうか。



⑦ファントムシーフ
少し窮屈な競馬となったホープフルステークスの鬱憤を晴らすかのような前走共同通信杯の走り。
勝ち方は少し地味だし、大きな特徴もないが、キレよりもスピードの持続力の馬かなと。
広いコースのほうがベターな感も、ホープフルステークスでは最後まで伸びていたので、問題はなさそう。
スタートがそれほど速くはないので、このメンバーなら中段くらいの位置取りと予測。
ホープフルステークスよりは早い流れになると思うので、4コーナーをスムーズに回れれば、首位も有望。



⑧トップナイフ
安定の先行力が売りで、常に上位争い。
にも関わらず、人気になりにくいタイプではあるが、中山適性は抜群。
立ち回りの上手さと粘り強さで軽視厳禁。



⑨ホウオウビスケッツ
前走は控える競馬で2着と収穫はあった。
が、ここは更に相手強化で。
スケールという点ではあまり強調材料が……。


⑩ラスハンメル
ここは厳しそうです。


⑪シャザーン
前走のすみれSはどスローのヨーイドンの競馬。上がり最速で爆発力はある。
意外性もありそうだか、騎手が……。



⑫ダノンタッチダウン
朝日杯組の最後の砦。
過去の対戦相手から、やはり、朝日杯組はレベルが……というところだが、
ここまで人気がないと逆に買いたくなる天邪鬼気質です笑
売りはなんといっても末脚。
中山は合わないと思うが、ここは流れるはずなので、末脚にかけてみる手。
川田J人気も落ち着いているので逆に買う!笑



⑬グラニット
スタートは上手いので逃げるのはこの馬か。
スプリングSは好走だが、ここは目標にされるし、厳しい展開。


⑭タスティエーラ
2走前の共同通信杯は、決め手に欠けるも、前走の弥生賞は先行から抜け出し、トップナイフに完勝。
父、サトノクラウンは弥生賞を制し、この皐月賞で1人気に指示されるも6着敗退。
嫌なムードもあるが、なんと言っても父は道悪巧者で、重の京都記念完勝、不良の秋天は全盛期のキタサンブラックに肉薄。
雨が残る馬場ならば一気に浮上しても驚けない。


⑮ペラジオオペラ
3連勝で底を見せていない強みはあるし、前走で重への適性も見せて侮れないが、短期間で3度めの輸送、乗り替わりもマイナス点

追記
↳輸送について間違えがありました。
在厩のようですね、
これなら少し評価を上げたいと思います。


⑯タッチウッド
初戦は楽勝、前走はやや出負けから巻き返してハナを主張も、ラストはファントムシーフに差されて2着。
単純に2戦目でこの内容なら能力は高い。
が、ちょっと粗削りなこの気性でこの舞台でどうか。先行馬も多く、カッとなって暴走の可能性もあり、半信半疑。
個人的な見解だが、このタイプの気性難馬は3戦目で自滅するバターンがある気がするので重い印は?



⑰メタルスピード
未勝利脱出に時間がかかり、今年に入って早くも4戦目。
前走以上に上がり目があるかといえば厳しいでしょう。相手も上がるし手が出ない。


⑱マイネルラウレア
弥生食に続き、毎日杯も回避。
正直、瀬在能力は認めても、ここで好走するには相当能力が抜けていないと厳しいのでは?
GⅠともなると順調さも重要なファクターだけに買いづらい。


※大混戦を極める牡馬戦線。
先々は楽しみな馬が多いですが、
現時点ではちょっと能力の比較が難しいですね。

これで馬場が不良まで行けば能力下位の馬の激走も考えられたが、レースまでにはかなり回復しそうなので、上位人気拮抗といったところで決まりそうですが果たして?

人気馬も信頼できる馬が少ないので、そこから本命対抗。

マイナス面も抱えるが、
能力上位馬に数頭に流す競馬か、ボックスが勝負馬券。
紐荒れはおさえ程度に馬券を組み立てたいと思います。


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