馬 能力主義


馬の能力を過去レースより分析。人気馬の信頼度や穴馬の盲点を見極める

10月22日 京都競馬場 菊花賞

2023-10-22 08:38:02 | ギャンブル

■京都競馬11R


◾GⅠ 菊花賞



◆能力チェック


①トップナイフ
前走は馬場がハマったレースで、
元々、洋芝やパワーか必要な馬場が得意。
逆に3000といえど、スピードを要求される京都コースでは少し分が悪いか。



②ウインオーディン
能力的に限界。
エピファネイア産駒の距離延長で少し気になるが。



③シーズンリッチ
この馬のダービー0.4差7着というのが、この世代の弱さを後押しする。
ダービーはスローで先行有利の馬場だったことが明白で一つのポイントに。



④ダノントルネード
京都新聞杯ではサトノグランツとタイム差なしだったことを考えれば、前走日本海Sはさっぱり。
叩きだったとしても、成長力に疑問。


⑤パクスオトマニカ
前走でダートを使っているようでは……。



⑥リピアングラス
こちらも京都コースでサトノグランツと接戦の実績。
前走もプラス体重で一着と、単純にダノントルネードと比べても成長力の有無は一目瞭然。
こういう馬が大逃げをかますと大いに盛り上がるのだが……。
穴に一考。


⑦タスティエーラ
皐月賞2着、ダービー1着..
単純に春の時点ではNo.1、2的存在。
同世代同士ならば能力の高さは疑いようがない。
機動力があり、好位から競馬ができるし、長くいい脚も使えて、長丁場は問題なさそう。

ただ、両レースとも展開が向いたのも確かで、タイム的にも多世代と比べるとそんなに強い訳では無い。
春からの成長度が高い馬ならば逆転も可能と判断する。


⑧サヴォーナ
その春からの成長のある馬で1、2を争う1頭で、前走神戸新聞杯では10番人気ながら3着に好走。
正攻法でファントムシーフを退けたのは大きい。
穴候補。



⑨ノッキンクポイント
ダービー5着。前走は新潟記念で古馬を撃破。4着だったプラダリアが次走で、京都大賞典を制覇するのだから、価値は高い。
まだ底を見せてない強みもあり、
距離さえこなせれば楽しみ。



⑩マイネルラウレア
京都新聞杯は0.1差5着。
この京都新聞杯は予想の上で結構重要なポイントで、各馬の成長力も把握できる。
神戸新聞杯の内容から厳しい戦いになる。



⑪サトノグランツ
前走は馬群を鋭くさばき力強く抜け出して快勝。レコードは余計だったが、時計勝負の強さは証明。
秋華賞でマスクトディーヴァがレコード後でも走っており、こちらも可能性はある。
ただし、余談だが、マスクトディーヴァは次走は反動の確率は上がったと思う。
サトノグランツも、ここか次で、反動出るはずで状態の見極め必要。


⑫ハーツコンチェルト
やはり、右回りは課題。
今回は6回もコーナーがあるので、大敗の可能性も有り得る。



⑬ナイトインロンドン
前走、神戸新聞杯では穴人気の5番人気?結果は11着。なぜ人気したのかは謎。


⑭ソールオリエンス
圧巻の皐月賞。
惜敗のダービー。
世間的に思われているのは重巧者で時計勝負?
正直、リバティアイランドとどちらが強いかと言われればリバティアイランドでしょう。
しかし、牡馬限定で言えば、ソールオリエンス一択でしょう。
神戸新聞杯を見ても最終ーコーナーの回り方は下手くそです。が、これが爆発力になり、個人的にはコーナーこそ下手ですが、右回りでこその馬だと感じます。手応えが違う感じですね、ガツンとくるイメージ。
某競馬テレビ番組で某トラックマンが、外差しの馬場といっていたので、
中段くらいならばまとめて交わすと思います。
後方だと差しそこねる、
馬券はそこを考慮します。


⑮ファントムシーフ
ひと叩きしての変わり身に期待も、GⅠでさらなる距離延長は厳しいと言わざるを得ない。
逃げても差しても、やや足りないかなぁと。


⑯ショウナンバシット
力不足


⑰ドゥレッツァ
未勝利戦でサトノグランツを負かし、4連勝中。
底をみせていない強みとデイープインパクトの正当後継者になりつつあるドゥラメンテ産駒は、そのディープよりも活躍の期間は長い。
そして成長期に一気に、GⅠクラスまでの力をつけるのもディープ産駒の能力を後継している。
大外は楽ではないが、ルメールの手綱さばきに注目したい。


※毎年ながら春の勢力VS夏の上がり馬の図。
今年は不良馬場の皐月賞、スローで歴代でも下位となるダービーの走破時計。
ソールオリエンス、タスティエーラの取り捨ては?

上がり馬筆頭格は4頭。
人気に関係なく、比較的絞り込めそうなので、少額で抑えつつ、勝負馬券はドカンと行きたい。