馬 能力主義


馬の能力を過去レースより分析。人気馬の信頼度や穴馬の盲点を見極める

4月10日 阪神競馬場 桜花賞

2022-04-10 09:20:55 | ギャンブル

■競馬11R


◾GⅠ 桜花賞


◆能力チェック


①ナムラクレア
前走フィリーズRの内容も普通に強いな、という印象。
が、やはり距離1400までがベストで、200延びるのはマイナス材料。
距離ロスをなくすためには、内でしっかりと脚をためて直線勝負。
その意味では1枠1番は悪くないが、直前でさばききれるかが問題となる。


②カフジテドラゴン
普通に考えて厳しい状況。



③アルーリングウェイ
万両賞でマテンロウオリオンとクビ差、
エルフィンSではファンタジーS3着のママコチャの追撃をかわしきった。
着差からみれば、ウォーターナビレラ、ナムラクレアと互角の評価が必要で押さえには必要。


④パーソナルハイ
ちょっと底が割れた感。
厳しそう。



⑤ピンハイ
チューリップ賞はアッと驚く内容。
ナミュール、サークルオブライフの間に割って入ったのだから、能力は高い。
更なる上積みがあれば、再び激走も。
ただし、終始経済コースからの、直線も上手く前が空き、出しきっての内容で、叩かれたサークルオブライフや、直線で前が壁になり、一度ブレーキからのそとへ持ち出して突き抜けたナミュールの方が強い。


⑥ウォーターナビレラ
チューリップ賞では見せ場があまりなかった。
体重から太めではあったと思われるが、阪神JFの方が内容から、対サークルオブライフ、
ナミュールで分が悪そう。
好走があっての3着争いでは?


⑦サブライムアンセム
未勝利戦を1600です勝ち上がったが、前走フィリーズRの内容から、ベストは1400かも。
距離延長、相手もさらに強化で?


⑧スターズオンアース
能力は高いが、やはり対赤松賞、フェアリーS,クイーンCの内容から、あと一歩が足りない。GⅠのこの相手でどうか。
ローテーションもあまり好感が持てない。



⑨クロスマジェスティ
堅実に走ってはいるが、大幅に相手強化で厳しい。


⑩ライラック
フェアリーSは成長力も感じ、普通に強い内容で侮れない。穴に一考



⑪ラブリィユアアイズ
阪神JFの上位4頭は強いです。
能力が拮抗しているだけに、ほんの少しのマイナス要素が大きな影響を与えそうなので、一度使ってほしかったのと、騎手乗り換えは気になる材料。



⑫ベルクレスタ
阪神JFは一瞬これかと思うくらいの脚を見せた。
近3走からみても高能力なのは間違いないところ。
ただ、あと一歩の決め手不足も否めない。



⑬ラズベリームース
ここは相手が強い。


⑭プレサージュリフト
連勝の内容はかなり濃く。
ここでもやれる力はある。
問題なのは初輸送の影響。


⑮アネゴハダ
この馬なりに成長しているが、ここは分が悪そう。


⑯サークルオブライフ
チューリップ賞は伸びきれずに競り負けたが、試走感もあった。
後方から末脚を生かす競馬があっている。


⑰フォラブリューテ
デビュー戦が中々の衝撃で、アルテミスSではその素質を買われて1人気。
前走は勝ちに拘ったローテーションなのがどうかなぁという印象。
叩かれた上積みもあり、走る可能性はある。


⑱ナミュール
大出遅れの阪神JFは完全にCデムーロがやらかした。
挽回しようと前半に脚を使ったのが完全に裏目。
当時も慌てずにインから普通に追走していて、徐々に進出からの直線勝負にかけていれば、もっと際どかったはずで、
前走でそれを証明して見せた。
前走は直線、進路なく、外へ切り直しながら鋭く差しきった様は、グランアレグリアを彷彿とさせる走り。頭ひとつ抜けていると思う。



4月9日 阪神競馬場 阪神牝馬S

2022-04-09 09:53:27 | ギャンブル

■競馬11R


◾GⅡ 阪神牝馬S



◆ここは追い続けている、ジェラルディーナで決めたいところ。
牝馬限定戦、距離短縮で、大きく変わっても。

個人的にはGⅠでも通用する能力を持っていると思っているので、ここを勝ってヴィクトリアマイルに向かってほしい。


アンドヴァラナウトもここは背水の陣。
距離短縮で変わってこないと早熟だったという結果になる。

実績馬マジックキャッスルの衰えは明白だが、
GⅠでは戦えなくても、GⅡのマイルくらいなら3着なら、というところ。

アカイトリノムスメ、デゼルはディープインパクト産駒で成長力?で、注意が必要、過信禁物。

大波乱まで見込んで、穴馬もしっかりと馬券に入れたい。







4月9日 中山競馬場 NZLトロフィー

2022-04-09 08:34:01 | ギャンブル

■中山競馬11R


◾GⅢ ニュージーランドトロフィー



◆普通に走ればマテンロウオリオンで不動の鞍。
の、割には前日オッズは高めで、何かしらの不安も。

それでも、2番手以下は大混戦で、
マテンロウオリオンは信頼したい。
大きく狙うなら2,3着付けの3連単だが__。

正直、9番エイシンシュトルム以外の9頭にチャンスありで、順位付けはかなり難しい。

現時点での人気からみると、
3人気のティーガーデンはともかく、2人気の
ジャングロは連勝中だが、1600負け→1200連勝で、内容は優秀でもちょっと危険なイメージ。


展開面からは、何がなんでも逃げるタイプはいないが先行馬が多く、前を見ながら、差せる馬が狙い目。
ここからもマテンロウオリオンは有利。

あとは、
重賞経験馬が経験を生かし、しばしば穴を開けるので警戒必要






4月4日 先週の結果&回顧

2022-04-05 22:58:35 | ギャンブル

■ダービー卿CT 結果■

1:タイムトゥヘヴン(11人気)
2:フォルコメン(12人気)
3:▲ダーリントンホール(1人気)
4:×グラティアス(2人気)
5:ギルテッドミラー(8人気)



◆久々に時間がとれたので、じっくりと検証していきたいと思います。

まずはダービー卿CT。

同じ舞台で行われたおよそ1ヶ月前の東風Sに出走した

1着ボンセルヴィーソ→13着
2着ミッキーブリランテ→8着
5着グラティアス、→4着
11着タイムトゥヘヴン→1着

これはタイムを見ても一目瞭然なのですが、

東風S(1,34,1)
ダービ卿(1,32.3)

タイム的に見ても1秒8の違い。
これは馬に例えると1馬身で約0,2差なので、9馬身の差となります。

道中のラップでみても、


東風S ダービ卿
~ 200 12,3 12,2
~ 400 11,4 10,9
~ 600 11,8 11,1
~ 800 12,0 11,3
~1000 12,0 11,6
~1200 11,9 11,7
~1400 11,0 11,8
~1600 11,7 11,7


当たり前ですが、
ほぼすべての面で早くなっています。

600~1000のラップが、

東風S 35,8
ダー卿 34,0

ここに1,8の差があり、
これは要するに道中で息が入るかどうかという現れで、これにより、先行が粘れるか崩れるかということになります。

東風S先行していたボンセルヴィーソ、ミッキーブリランテがいかに展開に恵まれていたかが解ります。

逆に言えば、ダービー卿で後ろから競馬をした3頭は、ほぼ前半参加していないで脚がたまり、バテた馬を豪快に差しきったという風になりました。

とはいえ、ダービー卿でリフレイムが何がなんでも的な逃げや、サトノフェイバー、トーラスジェミニがここまで突つく展開を予想するのは難しいですが。

と、ここまで解析したところで、一頭だけ少し気になる馬が存在します。

グラティアスです。


グラティアスはこの両極端なレースで、

先行有利だった東風Sで
4コーナー13番手5着
後方有利だったダービー卿で
4コーナー3番手4着

騎手は三浦皇成。
流れが読める騎手ならば着順はもっと上だったかも?

グラティアスは次走、高確率で馬券になる見込みがあります。
覚えておきましょう。




■ 大阪杯結果■

1:×ポタジェ(8人気)
2:△レイパパレ(3人気)
3:☆アリーヴォ(7人気)
4:×ヒシイグアス(5人気)
5:◎ジャックドール(2人気)


◆2強対決といわれていたレースが、共に倒れる結果に。
難しいですね、競馬は(^_^;)

とはいえ、2頭とも負ける要素が、あり、
それがモロに出た、という結果に。


エフフォーリアに、関してはちょっと気づくのが遅かったのですが、関東馬の初遠征。
最近で言えば、ダノンキングリーのような、内弁慶な馬。

しかし、ここまで見せ場すら作れずに凡走するとは__。
こちらも後から知ったことですが、調教本数も少なく、仕上がり具合もかなり微妙だったようですね。

次は宝塚記念でしょうか?
叩かれて上積みがあるでしょうが、少し不安が残る結果です。

続いてジャックドールですが、
懸念していた前走レコード決着の反動、中2週ですから余計に響いた印象です。

ワタクシの競馬の予想理論で、レコード勝ちした馬の次走は疑ってかかるというモノがありますが、5連勝の内容から少し見失っていた感ですね(|||´Д`)__反省。

ペース的に考察すると、1000m通過が58,8
それほど早くはないですが、
ジャックドール自身、意外ですが、59秒を、切るラップははじめてでした。

逃げるよりも自分のペースで走る方がよいのかもしれませんね。

3着アリーヴォは特注の注目馬。

どうやらドゥラメンテ産駒はやや遅め活躍血統と認識されつつあり、連勝中の勢いは注意が必要です。
アリーヴォもまさにその類いで、アワやの演出。今後も注意が必要でしょう。

ヒシイグアスも能力チェックにも書きましたがかなりの成長株。今年は大きいところを狙えそうです。

さらに注目は、アフリカンゴールド。
ジャックドールに付いていって、クビ、1/2の7着の小差。
こちらも警戒を強めた方が良さそうです。


~まとめ~
それにしても2週続けての大波乱。
土曜日も荒れて、馬券は非常に難解極まりないですね。

が、

先々週の高松宮記念などはどうあがいてもとれませんが、先週はまだ、穴馬に走る下地はあったのかなと思います。
ただ、そこまで手を広げる事ができない、と言った状況です。

今週は桜花賞、そして来週は皐月賞と3歳クラシック戦線が始まりますが、
素質馬が揃いこちらも中々混沌としております。

ここら辺でなんとかズバッと行きたいところですね。

また、しっかりと分析して参りますので、応援よろしくお願いします。m(__)m


4月3日 阪神競馬場 大阪杯

2022-04-03 10:32:44 | ギャンブル

■阪神競馬11R


◾GⅠ 大阪杯



◆ここ数日、忙しすぎて結果&回顧や、地方重賞の予想がアップできずにおります。m(__)m

先週を少しだけ振り返ると、


重賞4つの内、3つ、複勝穴推奨馬が!
_4着( ´△`)

日経賞
8人気クレッシェンドラヴ4着
高松宮記念
7人気トゥラヴェスーラ4着
毎日杯
7人気セイウンハーデス4着

なんとも(^_^;)


もどかしい競馬が続きますが、
今週もGⅠ。
なんとか的中をお届けしたいところです。

それでは能力チェックを。




■能力チェック

①スカーフェイス
GⅠで厳しい


②レッドジェネシス
能力的にはもう少しやれていいはずですが、どうにも歯車が噛み合っていない様子。距離ももう少しあった方がいいか。



③ヒュミドール
GⅢくらいでなんとか通用のレベル。
足りないでしょう。


④ジャックドール
前走も圧巻の時計で5連勝。
自らペースを作る逃げで上がりも3位以内でまとめる走りでは付いていく馬、差し馬はどうにもできない。
完全本格化のそのスピードは一級品で、サイレンススズカの再来と言われていますが、私的には2走前にそれは感じていました。
逃げがベストも、二の脚、三の脚があり、恐らくはどこからでも競馬はできる。
ここは強い馬が一頭いるが、能力的にはヒケは取らない。
懸念材料があるとすれば、前走レコード決着の反動。
右回りは問題ない。



⑤アカイイト
前走で中断から早めに動く競馬ができたのは収穫。
こちらも想像以上に成長しており、侮れない。
ジャックドールが能力を出しきれなかった場合は金鯱賞2,3着馬がやはり有力。


⑥エフフォーリア
言わずと知れた現役最強馬。
仕上がり具合は鍵だが、無様な競馬はできない。



⑦ウインマリリン
前走はたまに出るポカ。
能力を出しきれれば上位に食い込める力はある。
が、牡馬混合のGⅠでは少し足りない。
距離ももう少しあった方がいい。


⑧ポタジェ
ややパンチ不足も、掲示板くらいなら走れる力がある。
上位陣が崩れる展開なら出番はありそうだが__。
それでも掲示板があれば上々といったところか。


⑨アリーヴォ
現在小倉で連勝中。地味に見えるが、この馬なりに本格化している。
穴に一考。



⑩ヒシイグアス
天皇賞秋、香港の走りから、GⅠでも出番はありそうなほど成長した。
が、ここは強い馬が揃って掲示板候補が妥当か。


⑪ステラリア
大きな着順があったり、GⅠデノミ実績があったりで中々掴みきれないが、
牡馬混合の最高峰決戦では分が悪い。



⑫ショウナンバルディ
現時点では実績不足。裏開催でのGⅢレベル。



⑬キングオブコージ
前走は叩き2戦目で変わり身を見せて快勝。侮れないが、
2000のトップレベルでの勝負でどうか。



⑭レイパパレ
前走はジャックドールに、完敗の図ではあるが、こちらも海外帰り。
昨年の覇者で2000がベストも立証済み。
ただ、やはりジャックドール、エフフォーリアは強い。



⑮アフリカンゴールド
この馬なりに本格化は間違いないところ。
晩成のステイゴールドの血が覚醒なので、
スタミナが生きるレースに向いていると思う。
ここは流石に厳しいだろう。



⑯マカヒキ
もう9歳ですか。
忘れ去られそうなダービー馬で、完全にひきぎわを見失った感。
無事に回ってこれれば。