■阪神競馬11R
◾GⅠ 桜花賞
※桜花賞の予想の前に本日のニュージーランドトロフィの見解と回顧を少し。
1人気で本命に推したドルチェモアは7着。
正直、ここまで負けるとはあまり予測してませんでした。
敗因が太め残りなのか、中山に適正がなかったのか……。
レースはスタートが良すぎてハナに。
前半3ハロンが35秒でこれは楽勝まであるのではないかと思いましたが、直線は目を覆いたくなるような失速。
この内容だけ見たらとてもGⅠ馬とは思えません。
まぁ2歳のGⅠなので過度な期待もとうかとはおもいますが。
これで朝日杯上位馬の今年の出走した馬はこのドルチェモアを含む全敗。
レースレベルを疑われても仕方がない内容ですが、2着のダノンタッチダウンに期待するしかありません。
ドルチェモアに関してはもう一戦見てみたいですね。
1着には対抗のエエヤン。
2〜4人の中で一番信頼できるとランキングに載せましたが、ここはズバリ正解。モリアーナも4着でしたが、中山よりも東京向き、ルミノメテオールは前走チューリップ賞の負け方が疑問で好位を進みながら、伸び負けしたあたりに距離の不安がありました。
大穴候補から、
シャンパンカラーを推奨。
シャンパンカラーは新馬戦と2戦目ベコニア賞の内容から、前走の京成杯6着敗退で見限るのは早計の判断で穴に指名。
もう一頭のハグラダスは惨敗も、
直線に向いてから、これは!と、思わせる勢いで、一瞬、来たかと思いましたが、坂で失速。(ドルチェモアと一緒に(^_^;)
中山適正がモロにでたレースでした。
前置きが長くなってしまいましたが、
本題に入りましょう。
桜花賞、能力チェックです。
◆能力チェック
①プトンドール
まずは距離的に不安あり。
成長力も?と、いうか、他馬が成長して来ているので。
②ライトクオンタム
新馬.シンザン記念を2連勝で能力は確か。
ただし、シンザン記念はレベルが低かったし、如何せん、馬体の線の細さが気になる。
シンザン記念は少頭数で馬群がバラけて、しかも他馬を避けるように直線はわざわざ大外まで持ち出した。
それで勝ち着るのだから力は相当あるのだが、やはり、この頭数でこの枠。
内が空いてもこじ開けるパワーはなさそうだし、、外に持ち出すにはロスがあるし、で、難しい競馬になりそう。
内で揉まれるのは絶対に避けたいところなので、思い切って逃げや、2,3番手なら勝機も見えてくるが……
思わぬ苦戦も視野に入れておきたい。
③リバティアイランド
能力は今更語る必要はない。
しかしながら、今回はちょっと気になる情報も?
確かに調教が軽すぎるし、動きも平凡。
競馬のスタイルも、スピードの持続力が武器で、馬群をこじ開けるパワーや、瞬発力ではないので、動くところで動けないと危険。
その辺は川田Jもわかっているはずなので、包まれない前目の競馬が理想。
一旦下げて進路を探しつつ外に持ち出して、徐々に進出でも勝ち切る力はあるが、この調教で状態をどう見るかが問題。
④ドゥアイズ
ズバリ、穴候補。
この馬が5人気というのは今回まで?
阪神JFは夏以来の休み明けでも3着。
ワタクシの記憶が確かならば、夏以來の休み明けで2歳GⅠを好走に差で来た馬は皆無。
リバティアイランド以外は?なレベルの阪神JFとはいえ、この時点でこの馬の能力はGⅠ級を証明。
前哨戦でレベルの高かったクイーンCも2着とはいえ、かなり強い内容。
勝ち味の遅さは気になるが、この安定感は魅力。
穴党の方はこの馬本命でもいいかも?
⑤ハーパー
この馬もクイーンCの結果から能力は相当高い。
ルメールにスイッチも問題なく、
ここも好勝負必至。
この枠順の並びだとリバティアイランド、ライトクオンタムはうちに閉じ込められるのか……
⑥モズメイメイ
注目のチューリップ賞組だが、今年はレベルに疑問あり。
武豊Jから乗り代わるのもマイナス材料。
この相手で目標になるのも厳しいので、よほど可愛がってもらえたときの3着候補なら……
いや、ちょっと厳しいか。
⑦コンクシェル
ここでは力不足。
⑧キタウイング
重賞2勝馬で一応敬意を表するが、
ここは相手も強く、展開も厳しそうで。
⑨コナコースト
大接戦だったチューリップ賞で前残りの競馬を6番手から強襲。
オッズが示す通り、この組では1番警戒すべき馬。
それでも単純に時計や相手関係の比較からも、抑え程度の領域を出ない。
⑩エミュー
ここ2戦の内容からもオークスの穴馬か。
マイルでは厳しい。
⑪シンリョクカ
リハテイアイランドには完敗も2戦目でGⅠで輸送で、と、その中でも2着を確保し、タイムにも対応するのだから能力は非凡。
未知数な部分も当然多いが、意外性もあり、今日の所はおさえておきたい。
⑫シングザットソング
すこし荒削りな面があるが、
能力は秘める。
Fレビューもそこそこ強い内容だったし、10万馬券も取らせてらったので、おさえておきたいところだが……
騎手乗り替わりは大きなマイナス。
テン乗りで扱えそうな馬ではなさそうなだけに厳しいか。
⑬ドゥーラ
チューリップ賞は1人気におされるも、15着と大敗。
ただ、勝負どころで大きな不利があり、まともなら結構いいところまで来ていたのかなという感じで、酌量の余地はある。
札幌2歳Sではドゥアイズに先着しているし、阪神JFは休み明け。
チューリップ賞を、含むこれらの結果が能力ではないのは間違いなさそう。
ただし、不調を極める戸崎Jと、GⅠではパンチ力不足なのは否めないので掲示板までか。
⑭ペリファーニア
恐らく完成形はまだ先で、能力だけで走っている印象。
先々は大きなところを取れる逸材そうだが、ここは完成度の差で見劣る。
⑮ジューンオレンジ
狙い時は前走で、今回は同じような競馬では通じない相手。
⑯ムーンプローブ
順調で挑んだ阪神JFが大敗。
血統的に晩成なのでJFよりは走れると思うが、まだまだだろう。
⑰ラヴェル
アルテミスSではリバティアイランドに先着。
本番JFでは出遅れが響いたのか全く競馬にならず11着。
とはいえ、これはちょっと負けすぎ。
小倉、東京の勝ち方から軽い芝で本領発揮かと。
パワーが必要な阪神では同じ轍を踏みそう。
⑱トーセンローリエ
地道に経験を重ねて晴れての大舞台。
底を見せていない強みもあるが、ここは格段に相手が上がる。
まずは人気より上の着順があれば。
※結論
断然人気のリバティアイランドに黄信号。
不意に思い出したのが、2016年メジャーエンブレム。
単勝1.5倍の断然人気のながら、5番枠で包まれて動くに動けないまま直線で切れ負けの4着。
奇しくも、アルテミスSで2着に負けているところまで被る。
本命ととうとう扱いの○まで。
逆転候補は、
◎本命
リバティアイランドよりマイナス点も少なく、ここは大物食いの大チャンス。
▲単穴
この馬も◎○に負けず劣らずの実績がありながら、人気の盲点。
好走充分。