春日市白水大池公園 星の館

街中にある天文台で星空にとけ込もう

ど根性コスモス

2012年05月16日 | 日記

昨年秋に、星の館の花壇にはたくさんのコスモスが咲きました。
花が咲いたあとには種ができます。
冬前にスタッフと一緒に種取をしました。

小さな葉と種を分けるための作業をしていたのですが・・・。
この時期になって気づきました。
ベンチの下にこんなにたくさんコスモスの芽が。
わかるかな?

Img_3733

あー・・・たぶん犯人は私です。
みなさん丁寧に仕分けしてくれるんですが、
私は不器用というか雑というか・・・。

そんなコスモスの芽、こんなところからも芽を出していました。

Img_3716


花、咲くかな☆楽しみです。
                               よっしー

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星の館は『学べる天文台』
皆さんのお越しをお待ちしております☆

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宇宙アサガオ

2012年05月15日 | 日記

ゴールデンウィーク明けに、天文台の仕事とは別で、
東日本大震災の被災地に行ってきました。

地震、津波、原発で今も大変な避難生活を送っている方々に
『上を向いて・・・』
という意味も込め、来週起きる金環日食が見れるように
日食メガネを届けに行きました。
星の館で工作しているサイズと同じものを届けたんですよ。

そのスケジュールの途中、
福島県では「星の村天文台」に行ってきました。
行き道は道路がとても広く、観光バスともすれ違いました。
山、しだれ桜がとても美しかったことが印象的です。

天文台長の大野さんとお話をしたのですが、
「昨年広まった『緑のカーテン』を今年は宇宙アサガオで広めようと思ってます」
とのこと。
宇宙アサガオは2010年4月、山崎直子宇宙飛行士とともに旅をした種です。
貴重な種は専門家により増やされ、今回いただいたのは
宇宙を旅した種の孫に当たるのだそう。

星の館でもこのアサガオを咲かせてください、と
宇宙アサガオの種、いただいちゃいました☆

Dscf8973

福岡に戻り早速花壇に植えました。
夏にはきれいな花が咲くと思います。
楽しみ☆彡

Img_3720

21日は日本全国の人が日食を楽しめるといいな。
                               よっしー

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「コンパクトデジカメ」でトライ。

2012年05月14日 | 星☆の雫
はい。にょろです。
前回、「写真撮ってもいいですか?」で書きましたように最近はデジタルカメラが普及
していることもあり、望遠鏡をのぞいたついでに写真を希望される方が増えています。
そこで今回は、コンパクトデジタルカメラで望遠鏡で見えている月や惑星を撮影する
ポイントを簡単に紹介したいと思います。

今回紹介する方法は、直接望遠鏡の接眼レンズ(眼で覗き込むところ)にカメラのレンズ
を近づけて(または押し付けて)撮影する方法です。眼の代わりにカメラをのぞかせる
イメージでわかりやすいですよね。
この方法は「コリメート法」と呼ばれます。
  

_1
  

Img_4328

では、「カメラ」と「撮影方法」の2つに分けて説明していくことにしましょう。

まず、デジカメについてです。
基本、どのメーカーのものでも問題ありませんが、次の3つが機能面でのポイントとなり
ます。

1.「マクロ」モードがあること
2.「ズーム」機能があること
3.「露出設定」ができること

今のコンパクトデジカメはまず間違いなく、標準でついている機能なので問題はない
でしょう。

1.は接眼レンズで結ばれた像は近いため、接写「マクロ」モードがあったほうがピントが
 合いやすいからです。特に設定しなくてもピントが合うのであれば必要ありません。
 被写体が暗く、オートフォーカスできない場合は、オートフォーカスをOFFにして、望遠鏡
 の方でピントを出しましょう。

2.これは重要です。コンパクトデジカメのレンズは広角レンズで、このままでは撮れる像も
 小さくなります。ここでズームを使用することで、像を大きく拡大することができます。

3.露出は基本、カメラまかせでOKです。しかし上手くいかない場合は、液晶画面に映る明るさを
 見て、適正な露出に変えられた方がベターでしょう。
   
デジカメについてはほぼ問題ないものと思われます。
  

次に撮影方法です。
これがちょっと難しいかもしれません。ポイントは次の3つです。

1.カメラのレンズを接眼レンズに近づける(のぞかせる)
 接眼レンズの中心とカメラレンズの中心を一直線に合わせることがポイントです。
 つまり光軸を合わせるということです。
 これができれば撮れたも同然です。ただ、カメラは手持ち状態ですので、脇を締めて
 できるだけ手が動かないようにしましょう。

2.ズームする
 中心が合えば、デジカメの液晶画面に像が写るはずですので、ここで徐々にズーム
 アップさせます。
 ここで注意ですが、一般的にズームさせるとレンズが伸びますので、伸びた場合は
 カメラレンズと接眼レンズが必要以上に接触し、最悪レンズに傷が付くことが考え
 られますので、注意してください。

3.シャッターを切る
 拡大された像が液晶画面の中央にくるように微調整しながら、タイミングを見計って
 シャッターを押します。拡大された像は力が入るとブレてしまいます。
 力を抜いてやさしく、ゆっくりと押すのがポイントです。
 セルフタイマーを利用しても良いでしょう。
  

いかがでしたか。
手持ちしてのコリメート撮影は、光軸調整と手ブレとの戦いでちょっと難しいですが、
気合と根性でトライしてみましょう。
(携帯電話のカメラも基本は同じですが、適正なピントや露出が得られにくいかも知れません。)
   

この程度なら比較的簡単に撮れてしまいます。

Photo

「星の館」で撮影を行うときには、必ずスタッフに声をかけてください。
機材の保護、観望優先の観点から状況に合わせてお手伝いさせていただきます。
   
以上が、デジカメを手に持って行うコリメート法でしたが、市販のマウントを使うと安定
した撮影をすることができます。
   
このような感じで、望遠鏡の接眼部に固定して使います。

_2
  

_4


本格的にコリメート撮影をしたい方にはオススメのアイテムです。
ちなみにこれは、ビクセン社 デジタルカメラクイックブラケットという商品です。
ご参考まで。

にょろにょろ。












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「写真撮ってもいいですか?」。

2012年05月09日 | 星☆の雫
「写真撮ってもいいですか?」

「星の館」の観望会で最近よく聞くフレーズです。
望遠鏡を通してみる月や惑星の世界は、一般の方々にとっては非日常的な体験で、
眼下に広がるその宇宙の姿に感動を覚えて下さっているようです。

この自分の目に映った本物の映像を、自分のものにしたい、持ち帰って好きな人に
見せてあげたいという感情が沸き起こるのは自然なことと言えるでしょう。
時折、ケータイのカメラでチャレンジされる方がいらっしゃいますが、なかなか上手く
いかないようです。
しかし「星の館」や我々ボランティアスタッフはその気持ちを尊重いたします。

そこで、イベントの紹介です。
「土星の写真を撮ろう」というイベントが5月25日(金)~27日(日)の期間で開催される
予定です。時間は、19:30~21:00(最終受付20:30)となっていますから、
コンパクトデジカメを片手に、是非、この機会をご利用下さい。
もちろん参加は無料です。

通常の観望日は、ご希望があれば観望参加者の妨げにならない範囲でお手伝い
致します。(観望参加者の数やタイミングによってはご希望に添えないことがござい
ますので、その際はご了承下さい)

次回は、望遠鏡を通してコンパクトデジカメで月を撮るコツを簡単に紹介します。

にょろにょろ。


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「スーパームーン。」(続)

2012年05月07日 | 星☆の雫
5月5日のスーパームーンは、Yahooサイトでニュースになったこともあり、
一気に盛上がった感がありますね。
「星の館」も夜は、月や土星に大賑わいでした。

そして昨日、5月6日の月は、月齢15.1で、5日の14.1よりも満月の状態です。
地球との距離も、昨日と引けを取らないことから、昨日の方が見た的にはスーパ
ームーンだったのかも知れません。
 
で、この日はそのスーパームーンの大きさをお伝えするために、昇ってきた月と
地上の風景を一緒に写真に納めようと月出時刻前から、星の館にて準備していた
のですが、まさかの雲に阻まれてしまいました。
 
ようやく月が顔を出したのが、20:10分過ぎで高度も高くなり、クローズアップした
大きな月と地上の風景を一緒に納めることは叶いませんでした。
そして、あっという間に月はまた雲隠れしてしまい、結局撮影できたのは23時。
月齢も15.3になって、右上が欠け始めてしまいました。
月齢15.3のスーパームーンです。
 
Supermoon_20120506
 

何れ遠地点の月と比較してみたいと思います。

にょろにょろ。



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