草庵の記

弓部大動脈、腹部大動脈、腸骨動脈、冠動脈にステント11本。
私の体はサイボーグ

白内障手術終わりました

2019-02-26 22:42:51 | その他病院

2013年2月28日記録

2月21日最終打ち合わせに行き、2月27日手術日となりました。

心血に問題を抱えた患者なので手術の順番は最後の4番目でした。

本来なら4月を過ぎないと予約はいっぱいだったのですが、
事情が事情だけに医師がキャンセルのところへ割り込んで
入れてくださいました。



さて、手術当日は午前11時までに医院に入るよう指示があり、

10時35分に到着しました。

医師の診察の前に検温、血圧測定、精神安定剤の半錠を服用。
フランドルテープ(心疾患用)を胸に貼っていただきました。

そして医師の最終診察を終え、待機室へと案内されました。

1番、2番の方は軽食を摂られていました。(女性)
3番目の男性と私は食事は摂りません。

3番目の男性はともかく、私は食事などをする心のゆとりが無いのです。

閉所恐怖症の上、待ち時間恐怖・不安症というのがあり、
食事など摂る気もしないのです。

4種類から5種類の点眼を6回くらいされたでしょうか?
待機室にはテレビが置かれて皆それを見ながら私語もありません。

元気な私でしたら、ちゅうちゅう喋り出すのですが…
大きな不安症が出て寡黙。。

看護師さんが一人ずつ順番に、手術後の過ごし方の説明をしていきます。

誰一人、質問も突っ込みをありません!?

私はしっかり質問しました。
一々納得しないと前に進めない性格ですので…
でも他の皆さんはあれで納得した???


私は心血管に血管があるので点滴(ブドウ糖)を受けながら手術です。
私の血管はあまり出ないというか、殆ど出ないので看護師さんにとって、
難題な患者なのですが、しばらくして全く浮き出ていない血管を探し出し、
留置針をブスッと挿した看護師さん、お見事で~す。

思わず「凄~~~い!]と声を出してしまった私。

「痛いですか?」

「全然痛くありません」

何度か訊いてくださったのですが、痛くありません。
この留置針(点滴用)はかなり太い針だそうです。

そう言えば、ほんの少し前、薬の副作用で血管炎と
味覚障害に苦しんだのを思い出しました。
細い針が刺さっても激痛で悶えていました。

薬が変わってからは全く注射針は痛まなくなりました。。

それから手術室に入り、手術の椅子に座りました。
眼の洗浄が終わって青い手術用シートをかぶせられ、
目の部分に薄い膜のような部分があり、それを貼りつけられました。

そこからライトが照らされ、変な楕円に近い横向きの(左に突起した)
五角形の模様が3つ見えました。
ブルー、紫、ピンク、金色、強い白、色々に背景が変わり、
五角形の造形は消え、手術の終わる頃、その五角形は
小さく一つだけになりました。

手術は10分少々で終わり、待機室に戻りました。
私があまり休憩をしないうちにドクターが、1番目から順番に
「大丈夫ですか?」と問いながら皆帰っていきました。

私も、何とも早くに帰されてしまいました。
前回10年前はもっと長く、1時間は休憩させていただいたのになあ!?

でも、痛くもなかったので帰宅し、夕方6時半ごろ、医師から無事確認の電話を
いただき、安静にして就寝しました。



今日は9時までに医院に入り、1番乗りで眼帯を外していただきました。

うっそお~~~~~!

何とも美しい、くっきり、すっきりの世界が広がっていました。

保護眼鏡が歪んでいるという姉に鏡を貸してもらい
眼鏡の位置を見ました。

ぎゃあおう!

鏡に映った自分のひどい肌が見えた
何も最初にまじまじと見たものが、こんなむごい物だったなんて
ま、でも世界が美しいよ~ん♪


フランドルテープをはがして今日は胸痛が結構ありました。

せっかく世界が美しくなったのに、命が尽きるのは
もう少し待ってほしいよね。
運命なら受け入れもしまするが…出来るならば春の花なぞを見てからにしたい。
もうしばらくは静養が必要です。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 医者と医者の狭間で患者が泣く | トップ | 視力回復 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

その他病院」カテゴリの最新記事