裁判員制度が平成21年5月21日からスタートしますという政府広報が今日届きました。衆議院議員選挙の選挙権を持っている人の中から、来年の裁判員候補者名簿に登録された人に今年の11月末から12月中に裁判所から本人宛に通知が郵送されてくるそうです。国会議員や首長さんは選任されませんが市議会議員は選ばれる可能性があります。仕事に重大な支障が生じるおそれがあると認められる場合は、辞退できると定められていますが、果たして本会議や委員会審議は認められるのでしょうか。中小零細企業や自営の方などはかなり難しい問題になると想像しますが、どこまで弾力的に運用していただけるのか心配です。証拠調べから量刑決定まで市民がかかわる制度は、ややもすると市民感情からかけ離れた裁判が行われていた現状を考えると重要な制度だといえます。ただ、室蘭の場合はまだしも事件を扱う地方裁判所が近くにない地域の方は法廷に通うだけでも大変な仕事になりそうです。
←政治家ブログランキングに参加しています。クリックして応援してください!!
