今年の県展は、頂いたナニワノイバラがたくさん咲いたので、頑張って何枚か写生をしていたのをもとにF25号に描くことにしました。出品基準が変更になって今までのF30号以上からS20号以上になったので、気持ち的には大きい作品への意欲はあるものの体力的に無理をしないよう自粛したつもりでしたが・・・甘かった(涙)
描き慣れないサイズで、しかも初めて描くナニワノイバラ、構図がなかなかまとまらず、何日もかかってやっと何とか仕上げました。下地はできていたので、早速転写しようと思っています。
今絹本作品を4点制作中でもあるので、5点並行して制作して行きます。5点も大変では?と言われるけれど、案外そうでもないのです。つまり、一つの作品が行き詰ったら、あるいは迷ったら、しばらく置いておいて他の作品を描く、そうしているうちに何かひらめくことがあれば、また描く・・・という具合にすれば、効率的なのです。あるいは日本画の特徴で、画面が乾かないと上にぬり重ねられないので、乾くまで他の作品を描くということもできます(笑)もちろん、乗ってきたら同じ作品に集中することもありますが。
絵を描くことが本当に好きで、楽しいからこそできることかな?