瀬戸内市立美術館で開催中(3月9日まで)の96歳セツのちぎり絵原画展を観に行きました。小さかった頃山下清にあこがれていた私は、いつかちぎり絵をしてみたいと思っていました。子育てが終わるころ、絵を描きたいという願いがやっと実現できそうになった時、選んだのは日本画でした。でも、ちぎり絵に対する魅力・興味を失ったわけではなく、コラージュなどにも取り入れたりしていました。
今回のちぎり絵展も期待を持って観に行きました。A6サイズぐらいのたくさんの作品があり大勢の人が訪れていました。期待にたがわず素晴らしいものでした。作者の木村セツさんは、90歳から始められ、今96歳とか、天性の感性をお持ちだったに違いありません。構図、材料となる新聞紙のなかから選んだ色彩、新聞紙ならではの表現の工夫、どの作品も見事というよりありません。
印刷では、新聞紙ならではの質感はわかりませんが、感動を忘れないため「94歳セツの新聞ちぎり絵日記」を購入して帰りました。
さあ、絵を描こう!と掛け声をかけてから早や数日経過してしまいました。日春展出品の絵は少しも進んでいません(涙)今までの私のペースと比べたらずいぶんと遅れているけれど、できるだけ頑張るしかありません。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます