ふるさとは誰にもある。そこには先人の足跡、伝承されたものがある。つくばには ガマの油売り口上がある。

つくば市認定地域民俗無形文化財がまの油売り口上及び筑波山地域ジオパーク構想に関連した出来事や歴史を紹介する記事です。

ガマの油の値段、藩財政が厳しかった水戸藩が欲しかった「天保通宝」なら1枚が100文で2500円 

2024-09-11 | 茨城県南 歴史と風俗
  ガマの油売り口上の「第7段 値下げ販売」で    「さあて、お立ち会い。お立ち会いの中には、     そんなに 効き目のあらたかなそのガマの油、    一つ欲しいけれども、ガマの油ってさぞ高けいだろうなんて       思っている方がおりまするけれども、     此のガマの油、本来は一貝が二百文、     二百文ではござりまするけれども、       今日は、はるばる、出張って . . . 本文を読む

シーボルトが見た江戸の物価 ガマの油、今なら貝一つ分1,000円~1,500円か

2024-09-11 | ガマの油口上 技法
  幕末のドイツ人医師・博物学者   シーボルトが見た江戸の物価     江戸時代・文政期、ドイツ人医師シ-ボルトは1826年(文政9年)4~5月、がオランダ商館長(カピタン)の江戸参府に随行した。その際、江戸・日本橋で売られていた食品の価格を記録した資料によると、魚の7割が米1-升(約1.5キロ)より高かったことがわかった。 江戸中期頃は、1両=4000文が相場。また、日本銀行貨幣博物館によると . . . 本文を読む