ガマの油売り口上の「第7段 値下げ販売」で
「さあて、お立ち会い。お立ち会いの中には、 そんなに 効き目のあらたかなそのガマの油、 一つ欲しいけれども、ガマの油ってさぞ高けいだろうなんて 思っている方がおりまするけれども、 此のガマの油、本来は一貝が二百文、 二百文ではござりまするけれども、 今日は、はるばる、出張って . . . 本文を読む
幕末のドイツ人医師・博物学者 シーボルトが見た江戸の物価 江戸時代・文政期、ドイツ人医師シ-ボルトは1826年(文政9年)4~5月、がオランダ商館長(カピタン)の江戸参府に随行した。その際、江戸・日本橋で売られていた食品の価格を記録した資料によると、魚の7割が米1-升(約1.5キロ)より高かったことがわかった。 江戸中期頃は、1両=4000文が相場。また、日本銀行貨幣博物館によると . . . 本文を読む