風信子(ひやしんす)の☆本の紹介&エッセー☆俳句

濫読・雑読の風信子(ひやしんす)が気の向くままに、お気に入りの本を紹介いたします。

☆ 関西でも、「買いだめ」は14日くらいから始まっていたらしい。

2011年03月16日 | ☆ひやしんすの☆今日の出来事♪

首都圏を中心に消費者の極端な「買いだめ」が起きていると聞くが、地理的に近い、福島原発への恐怖(空気汚染)があるのだろうから心情としては理解できる。先ずは家族の安全を考えるのは誰しも同じだから、ちょっと待て、しばし踏みとどまれというのは無理かもしれない。そこまで市民を不安に陥れているのが、東京電力なのだ。詳しくは、朝日新聞の記事をどうぞ。

そのせいで、米、水、乾電池、懐中電灯等の防災具などの日常生活用品が「品薄」となっているのは、関西でも同じである。3月15日の朝日新聞の見出しには、「関西に飛び火」とある。

風信子は今晩、アルプラザ高槻店での買い物により、その様子を詳しく見ることができた。

夫が阪大に入院して二日目、明日は眼科での手術である。

「トイレットペーパーがちょっとしかないし、阪急キッチンエール(宅配)では芯なしトイレットペーパーを扱ってないからアルプラザに寄って帰るね。」

と夫に言うと、「馬鹿だな、病院に来るときに寄ってきたら良かったのに。もう品数少ないんじゃないかあ。」と心配していた。

「バスが松坂屋側(南側)に着くから、高槻駅を横切ってまで、アルプラザ側(北側)に寄るのは面倒なのよ。それに、アルプラザは、月曜から水曜日までは3千円以上買うと無料配達してくれるからね。今日は水曜日だから配達たのめるよ。」

6時45分に阪大前発のJR茨木駅行きのバスに乗り、7時半位に高槻に着いた。昨夜はコートを持って歩いたのに、今夜は小雪がチラついている。寒いなあ~。

駅からはアルプラザ2階まで通路が伸びている。2階に日用品や化粧品・薬局があり、食品は1階に降りないといけない。

2階では、石鹸も残り少ないのを思い出し買い、配達無料にするためにラップやアルミ箔なども買う。芯なしトイレットペーパを2個買うととても重い。カートを押していくと他にも客が多く、混んでいる。レジで精算すると荷物をカートに載せたままエレベーターで1階に降りる。残念なことに2階のレジでは宅配の受付をしていないのだ。

宅配の受付は、1階の食料品売り場の入り口にあるのだ。ここまで持っていくのが面倒だが、幸いにエレベーターを降りると宅配受け付けまでスグだからマシである。

風信子が受付にカートを押していくと、すでに受付られた分の依頼品の山である。水曜日という今週の配達最後の日だからでもあろう。でも、5キロのお米が7個も積んであるカートがある。(一度に35キロの米だ。凄い。うちなんか、二人だから2キロ袋をふたつしか買わないのだが・・・。)でも、お茶のケースが数箱とかある。

係の若い男の子に聞いてみる。

「多いですね。いつもより量が多いですか。」

「ええ、二日前から多いですね。」

やはり、14日から皆は「買い出し」を始めていたのかしらん。(他のスーパには寄ってないから不明であるが・・・。)

「もう、本日中の配達は無理ですし、明日の午後1時から6時時の配達になりますよ。」

「いいですよ。でもその時間には留守だから、申し訳ないけど玄関の前に置いてて貰えませんか。」

「ア、じゃ玄関前にって伝票に張り付けときますよ。ピンポンもしなくていいですよね?」

「ハイ。」

いつも助かる。固いこと言って、ハンコ貰わなきゃいけないから。とか言われたら困ってしまうのだ。ほんと嬉しい。

その後は、乾電池とか着火用品を買いにマタ4階にあがった。乾電池は小さいのばっかりしかない。着火用品と切れていた固形燃料を買って1階に降りた。(なんか、日用品が2階と4階に分かれているのって不便なんですが・・・。同じ階にして欲しいです。)

1階では、やはり保存食を買いたい。シーチキンが切れている、梅干しが切れそう、チーズがない。ソーセージもウィンナーも欲しい。でも、イワシやサバ缶、一切なし。お粥パックも一切なし。お餅は棚にまだある。お米は家の在庫がたっぷりあるから不要。。お水はレジに運ぶのが大変だから阪急キッチンエールで頼もう。

(しかし帰宅後にネットでキッチンエールで購入しようとすると、「誠に申し訳ございませんが、在庫不足の商品があります。カート内の商品を再度お確かめの上、数量を減らすか取消しを行ってください。」と出た

色々と物色してスーパーを出ると雪がチラホラと降っていた。時間は8時半。買い物に長いことかかってしまった。



帰宅後にTVを付けてみたら、

福島県のある町の町長が、「物品が途中まで来ていながら、トラックが元のところに引き返した!」ととても怒っていた。

以下は枝野官房長官の発言です。「過剰反応が生じており、民間業者を中心に(原発から30キロの)屋内退避地域の外側なのに輸送物資が届かないという報告がある。過剰な反応をすることなく、物流でモノを届けてほしい」と述べ、物流関係者に冷静に対応するよう求めた。」朝日新聞記事

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