統一地方選前半戦がスタートしました！

今日からいよいよ統一地方選挙の第一弾、41道府県議選と15政令市議選が告示されました。投票日は4月10日。9日間の選挙戦です。

東北・関東太平洋沖大震災のことや節電の取り組みもあって、全国的に自粛ムードが広がる中での選挙戦になりました。選挙カーを走らせる時間を短縮したり、そもそも車を走らせることを自粛したりと、各陣営とも工夫をこらしながらの取り組みになっています。

今回、震災による被害が大きかった岩手、宮城、福島の3県議選と仙台市議選は延期になりました。実は、私自身はこの際、全国的に統一選を延期すべきではないかと考えていました。しかし、片山総務大臣が言う「法律で決まっている任期はやはり守られるべき」という主張は確かにその通りですし、「すでに選管や候補予定者は準備を進めていて、延期したらそちらの方が大変なことになる」という考えもわかります。最終的には、各地の選挙管理委員会の判断で実施の可否が決められたわけですから、それを尊重するという判断は妥当なところでしょう。

さて、私も今日から各地で候補の応援に回ります。

初日の今日は、朝6時半の新幹線で東京から名古屋へ向かい、そのまま尾張旭市の三郷へ。ここで先輩候補の出発式に参加して、まずは最初の行動。終了後、列車を乗り継いて今度は島根に入りました。

夕方、松江で行動する予定だったのですが、なんと、島根県議選の松江選挙区は無投票に・・・。県庁所在地の選挙区で無投票というのもなかなかないことではないかと思うのですが、何にせよ、応援するはずだったはずの候補は無事、当選が決まりました！　まずは幸先の良い1勝、と言っていいと思います。

そして明日は、生まれ故郷の安来に応援に入って終日、行動します。

民主党政権が進める地方主権改革。これまで国がすべてを決めていたこの国の政治のあり方を変えて、地域の住民がそれぞれにどういう社会を創造するかを決められるようにしよう、という改革です。しかし、この「地方主権」が本当に国民のためになるためには、地方政治の強化、つまり、地域住民の声が地方の意思決定プロセスにきちんと届く政治、地域住民が意思決定に参加できる政治が絶対に必要です。

今回の統一地方選挙が重要なのは、まさにその地域住民の声をしっかりと地域政治に届け、住民の意思による地域社会の創造ができる政治家を選ぶ選挙だからです。働く者や若者、女性、子ども、高齢世代、そして社会的に弱い立場にいる多くの人たち-----普通の生活者の声をしっかりと地方政治に届けてくれる皆さんの真の代表をしっかり選んで、これから日本の主役となる地域政治の舞台に送ってください！