想いをかたちに

日々起こること、仕事のこと、気になること、
小さなことから気ままにつれづれに書いていきます。

信州 52年ぶりの全国植樹祭

2016-06-05 | 木・材木屋


皆さんこんにちは

本日は、全国植樹祭に松本会場アルプス公園で参加してきました
実に長野県で行われるのは53年ぶり

桜などを山に植樹
最初来るのを嫌がっていた子供も一生懸命やっていました
今後 自分が植えた木がどうなるか気にしてくれればと思います

長野市の本会場では、天皇皇后両陛下によるお手植えが行われ
このイベントの意義を真摯に感じました



また海老蔵さんの歌舞伎の演舞もサプライズであり
このイベントの大きさを感じました

山と木そして街 を改めて感じる1日となりました

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第2回森林づくり県民税 説明会

2012-11-10 | 木・材木屋



先日、「次期森林づくり県民税に係わる県民説明会(第2回)」が、
安曇野市の堀金公民館であり参加してきました。

前回第1回に比べると、この税金を活用した施策の概要について、
より具体的な説明があったように思えました。

新しい施策は、
1.水源林の公有林化の支援  
市町村が土地を取得する場合の取得経費支援

2.みんなで支える里山整備事業
間伐材が県内で加工消費の場合、山土場までの搬出集積を支援

3.信州の木を活かすモデル地域の創生
材の供給から消費まで地域一体となって
利活用する先進的な取り組みへの支援

4.信州フォレストコンダクターの育成
里山活かした地域づくりから森林管理、
木材出荷・利用にわたる産業づくりまで、
総合的で指揮できる知識と技術を有する人材を育成

いかなる税金についてそうですが、
いかに有効に使われているかが大事です。

森林整備のためには、山の木がしっかり使われることですが、
それを促すための支援策が多く出ています。
間伐材をどう使うのか。
今までの建築や土木だけでなく新しい需要喚起ができるか。
搬出量と使用量のバランスですが、使用量が少し先行するぐらい、
使い道の開拓が必要だと思います。

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長野技能五輪

2012-10-28 | 木・材木屋



10月26日から28日、第50回技能五輪全国大会が松本で行われました。
私がブースのお手伝いに行ったやまびこドームの会場では、
建築大工、家具、建具、左官、美容、理容が行われていました。

会場に入ると思った以上の人と熱気。
満23歳以下の技能者の技能レベルの全国一を競う大会。
競技者の緊張感と気合いが伝わってくるようでした。

弊社共済会の若い職人さんも来ていましたが、その姿勢に頼もしさを感じました。






私は、もうお馴染みとなりました木工工作で椅子づくりをお手伝いしました。
プロのあの雰囲気を見てすぐにやりたくなるのは人間の性でしょうか。
そのやる気が大事だと感じながらお手伝いしておりました。
子供がものづくりをする目は、本当に真剣です。





最後は、先程の見に来ていた職人さんのお子さん4人。
みんなで一脚ずつ作り、完成後の記念写真。学校のようです。
私たち松本材青会の年間活動報告書の表紙にさせて頂きます(笑)

将来、お父さんの仕事をやりたくなってもらえるように、
私たちも頑張らなくてはいけないと改めて感じた週末でした。

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弊社の木材チップ

2012-10-25 | 木・材木屋


弊社、田中製材所は端材を木材チップにしていますが、
それは、製紙会社の関連会社さんにご利用頂いております。

ティッシュなどの原料としてお使い頂いておりました。
ティッシュの原料も国産材を箱に明示するものが出てきました。

弊社が取り扱っている材料は、国産、県産材の他に外国の外材もあります。
来月からは弊社のチップは、茶色いクラフトペーパーの工場に行きます。

需要を先につくる。
紙、ティッシュ、パルプの原料としてのチップ、
再生しとの絡みもありますが、これも一つの大きな需要先です。
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木の講演会

2012-10-23 | 木・材木屋


今年から赴任された中部森林管理局、鈴木信哉局長の講演会が、
長野県の木材三団体合同セミナーで行われました。

前任の局長からは、山の現状のデータ、
そして、50年生の木が多いが、伐採期ではなく、
もっといい木に育てるために今はまだ間伐期だ。
というお話をお聞きし共感したのを覚えてますので、
今回の局長はどんな方なのか、どんな話が聞けるのか、
非常に楽しみに行きました。

前職まで林野庁、国の中心にいて、
現政権の柱政策の一つ「森林林業再生プラン」をつくった方、
データの解説からでしたが、なるほど、面白い!と思いました。

大事なのは、必ず供給よりも多い需要を起こす事。
供給ばかり考えても、需要がなければ、
山から木を出しても使い道がなければ、
価格は崩れ、経済的に産業として成り立たない。
まずは需要を起こし確保することが大事。
そのために建築用材だけに捉われず、土木(杭、コンパネ)、
家具、建具、梱包など開拓しなくてはいけない。

至極当たり前のことでもあり、データから新しい可能性をしめし、
長野県の林業、変わる予感を感じ、
自分たちも先ずは知ることから、色々なことをしていかなくてはいけない。
と感じました。
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薪の需要

2012-10-22 | 木・材木屋



最近、薪やペレットストーブへの関心は確実に増えています。
また、導入され薪の調達についての問い合わせも頂きます。

やはり昨年来、エネルギーについての考え方の流れが、
変わってきているのは、確かに感じます。
記事の通り、希望者が倍になるのも分かる気がします。

この薪の需要と、山の木の間伐材利用をうまく組み合わせられれば。
といつも想いを巡らせています。

長野県では、床材と発電で間伐材を利用する大きなプロジェクトも、
現在計画中です。

山と住宅そして生活が、現代のライフスタイルにあった形で、
うまくつながっていけば、そのために何ができるか、
考えていきたいと思います。

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モクフェス 2012

2012-10-08 | 木・材木屋


十月八日は「木」の日。
松本市のアルプス公園で、「モクフェス」、木のイベントが行われました。



開場直後、催物の整理券目指し走って入場されていました。



すごい人出で、駐車場に入れず、近くの施設にご迷惑をかけてしまうほど。
トータルで約5000人の方々にお越し頂きました。
予想以上で、来場者の方々にも申し訳ありませんでした。



私は、マイ箸づくり、椅子づくりを担当しておりましたが、
人気で、一日分の整理券がものの30分で終わってしまいました。
椅子づくりは、今度、10月27、28日に、
松本市のやまびこドームで行われる
技能五輪、アビリンピックの会場でも行います。
http://www.waza-can.com/nagano-skills/
こちらも大体午前中で整理券が終わりますのでお早めにおこし下さい。



その他にも、林業女子の皆さんのチェーンソー実演や丸太切り、
ウッドリース、どんぐりコーヒー、木のおもちゃ、木のバイキングなど、
様々な催物が行われておりました。



メインは上棟式。
お子さんに、丸太から上棟まで触れてもらい、
木を感じてもらい、木を何らかの形で使ってもらえれば、
また、新しい木の使い方など創造してもらいたいと思います。


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木のベンチ

2012-10-05 | 木・材木屋


本日の信濃毎日新聞に記事で載っていましたが、
田中製材所も所属している松本木材協会が中心になり松本材青会とともに、
松本市あがたの森に、木のベンチを寄贈しました。

15年以上前に寄贈したものが、風化してきたため、その二代目です。
公園の中で親子連れなど結構利用されていたようで、入替が望まれました。

先日、県産材利用の床材やバイオマス発電の大きい計画が載ってましたが、
県産材、身近な山の木をどうしていくか、しばらくの大きな課題です。

建築用材だけで考えるのではなく、色々な活用を考えたいと思います。
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薪の調達

2012-09-25 | 木・材木屋


暑さがおさまり、寒さを感じることも出てきた秋、
今年初めて薪ストーブをお使いの方々は、
薪の調達も気になるところではないでしょうか。
実際に問合せも頂きました。

「薪は、ナラやサクラ、カシといった広葉樹がいい。」
と聞いたことある方も、いらっしゃると思いますが、
確かに針葉樹より広葉樹の方が燃焼時間が長いとは思います。
しかし、「広葉樹しかダメ。針葉樹はダメ」というわけではありません。
燃えがいいのは、針葉樹の方だったりします。

絶対にいれてはいけないのは、「乾いていない薪」です。
燃えることによリ、木から発生した水蒸気が煙突にススを付きやすくし、
どんどん煙突内部は細くなっていってしまいます。
結果、煙の上昇が鈍くなり燃えが悪くなってしまいます。
最悪、煙突がつまり、危険な状況になります。

また調達手段ですが、取りに行くところから、
配達してくれる林業の方などがあります。

薪やペレットのストーブは、残材や端材、そして間伐材を有効利用する、
いい手段だと思います。
木は自然循環資源としてどううまく使えるか、
これは社会全体を見ながら考えていかなくてはいけないと考えています。
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モクフェス 2012

2012-09-09 | 木・材木屋



農林業祭りでは、たくさんの方に木の椅子を作ってもらいましたが、
親子限定という事と、数に限りがあり、
何人かの方々をお断りをさせて頂きました。

「木の椅子を作ってみたい!」
「木で工作してみたい。」

と思っていただけることは大変ありがたいことですし、
材木屋としては嬉しい限りです。

お知らせですが、
来月十月八日の「木」の日に、
松筑木材協同組合主催、木材関係団体により、

「モクフェス2012」

アルプス公園東駐車場南で行われます。

木の椅子作りはもちろん、マイ箸づくりやウッドリーフづくり、
そして、上棟体験や丸太ギリ、木のおもちゃなどなど、
木のバイキングと言っていましたが、
様々なかたちで木に触れていただけます。

椅子作りはスペースの関係上、限定50脚、
朝から一日分の整理券を配ります。
いつも午前中には配り終わってしまいますので、
ご希望の方はお早めにお越しいただければと思います。

他にもフリマや信州物産展などブースは出ています。

材木屋、工務店など、林業木材関係者みんなでお待ちいたしております。

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