想いをかたちに

日々起こること、仕事のこと、気になること、
小さなことから気ままにつれづれに書いていきます。

松本市 農林業祭り

2012-09-08 | 木・材木屋


毎年恒例の松本市主催の農林業祭り。

私は松本材青会で親子木工教室を、お手伝いさせていただきました。

毎年参加しているのですが、
今年は自分も少し他のブースをまわってみました。



食物が多いですが本当に色々あり、しかもお祭り価格。
多くの方々が来場されるのもうなずけます。

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信州の森林税

2012-08-09 | 木・材木屋



長野県森林づくり県民税の、今までの5年間とこれから5年間について、

県による説明会が松本で開かれ、聞いてきました。



森林税の基本的目標は、

◯土砂災害の防止、水源林の保全するための里山の森林整備

◯間伐材の利活用を促進し、持続可能な森林づくりの仕組み構築



今回の大きな見直し事項は、

◯水源林の保全

◯今まで木を利用できない切捨間伐支援に加えて、利用できる搬出間伐支援も行う。

具体的には搬出経費、作業道の補修などを支援するそうです。



いろんな意味で間伐は必要です。

いろんな意見、質問が出て、いろんな問題があるのもわかりました。

様々な方と情報交換しながら、自分たちのできるところから、

少しずつでも進めていくしかないと思います。

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木のぬくもり

2011-05-19 | 木・材木屋
皆さんこんにちは。

先日、ドコモのホームページをみていたら、

オンラインショップのランキングを発見。



売れ筋ランキング 1位がなんと、

TOUCH WOOD

台数限定発売ですが、2ヶ月続けての上位だそうです。

木を扱うものとして、うれしい限りです。



また、木のiphonケースも発見。

こちらの反響も気になります。



自販機を木で囲っているものもあるようですが、

木の利用はいろいろとあると思います。

そして、一般の皆さんに受け入れられている。

ありがたいことです。

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総会のはしご

2011-05-15 | 木・材木屋
皆さんこんばんは。



土曜日のもう一つの総会は、木青連。若手の会。

総会といっても、結局、建築士会の総会が延び、

懇親会からの参加となりましたが、

来賓各位の挨拶は聞くことができました。

長野県林務部、中部森林管理局、長野県木材連合会の方々。

「“木”で復興を。環境を。そして、豊かに。」

木に携わる人間として、それぞれの立場で、

それぞれいろいろな考えがある。

考えている方向は同じ方向のような気がします。



全県から、松本に集まった先輩、仲間。

情報交換しながら、いろいろ話しをして、

盛り上がった夜でした。


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綱領

2011-04-22 | 木・材木屋


皆さん、こんばんは。

先日は、松本材青会の定例総会がありました。



やはり、現在の資材の状況、

仕事の状況などの話になりますが、

いろいろみんなで情報交換です。

「これがない、あれがある。」

「これからどうしていくのがいいのか。」

今回は、出席も会員全社、ほぼ全員が集まっての総会

となりましたので、いつもにまして、

活発だったように感じました。



松本材青会は、全国木材青壮年団体連合会(木青連)の、

松本、塩尻、安曇野地域の下部組織です。

会のはじめに、みんなで唱和(読み上げる)綱領と会歌があります。

今までは、サラッと歌ったり、言ったりしてい会歌や綱領。

何か今回は違いました。

皆さんもそうだったようで、

今回は、よく綱領のフレーズを引用していました。



私達、若手の木材人が、交流を深め、相互の啓発に努め、

情熱を結集し、不屈の精神をもって、

よりよい社会にどう貢献できるか。

大きいことはできないと決めつけるのではなく、

できる小さいことから始めていければと思います。



まずは、仲間、先輩達との交流だったと思います。

いろいろな考え方、意見を聞くことができました。
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間伐材 と 商店街

2010-10-27 | 木・材木屋

皆さん、おはようございます。

朝、NHKで「地域通貨で森と地元商店街を元気にしよう」

という鳥取智頭町の取り組みが紹介されていました。



中国地方の森林も、お金にならないという理由から、

間伐がされず、されてもその場に放置され、

荒れに荒れているそうです。

その打開策として、地域通貨を組み合わせた取り組みが、

社会実験として始まっているようです。



伐採した間伐材を事務局に持ち込み、地域通貨「杉小判」に替え、

それを地元の商店街で使えるようにする取り組み。

もちろん、換金率は補助金等で、市場価格よりよくするそうです。

山もよくして、地元の商店も町も元気にしようということです。



以前にも少し書きましたが、

現在信州の山も、今はまず間伐だと思います。

とにかく、今の現状を打破するためには、何でもいいから、何かやる。

長野県には財源として森林税もありますのし、

やるにしても、やらないにしても、参考になると思います。

いろいろと難しい部分があるとは思いますが、

鳥取の実験結果に注目です。

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御嶽神社前宮 お参り

2010-10-12 | 木・材木屋


皆さん、こんにちは。

先日は、木曽の鳥居峠にある

御嶽神社前宮へ、行って参りました。

そこの一角に、私の曾祖父が奉った神様があります。

製材業として、山の神を奉ったと聞いています。

毎年秋、この時期に家族で行ってお参りしています。

 

私も小さい頃から毎年ではありませんが、来ていました。

祖父がいた私の小学生時代は、大勢で来て、

ここで拝んだ後、宴会をやったことを覚えています。

「こんなに木が大きかったかなぁ。」と、ふと今年は思いました。

木は成長し、やはり、それだけの時間が経っているということです。

今年は3人でお参りしましたが、

来年は、新しい家族も含め、来るのかなぁ。とも。

そうなると、田中家5代続けてのお参りとなります。

世代をまたぐ、繋いでくということ、

ゆっくりとした、着実な、大きな時間の流れを感じる

そんな木曽へのお参りでした。


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雨の信州そば祭り

2010-10-09 | 木・材木屋


皆さん、こんばんは。

今日は松本城広場へ、信州そば祭りに行ってきました。

あいにくの雨でした。

しかし会場にはたくさんの方々が来て下さいました。







マイ箸づくりは、整理券を配るほどの賑わい。

皆さん、真剣に黙々と削ってくださいました。

中には、一家4人で箸を作っていかれた方々も、

「名前書かなきゃ自分のわかんなくなるね。」

と話していらっしゃいました。

ご家族みんなで自分の作った箸で食事。

なんか、一家団欒の一助になれた気がして、

こちらも心が温かくなりました。

しかしながら、

時間と広さが足りず、本日ブースにお寄りいただいたのに、

作っていただくことができなかった沢山の方々、

申し訳ありませんでした。







足湯の方も、テントを作ったり、椅子をその都度拭いたり、

雨で大変でしたが、

肌寒い中のお湯は、気持ちよかったのではないでしょうか。

この足湯は、明日明後日も入れます。テントも増設されました。

また、今年は信州デスティネーションキャンペーンで、

11月までの土日、松本駅前で入ることができます。





メインのそばブースも、もちろん賑わっていました。

人気のあるところには、行列も。

結構の降りにもかかわらず。

改めて、そば祭り、何より、信州特産である“そば”の人気を感じました。


雨の日は、やはり、もりやざるの冷たいそばよりも、

温かいそばが、よく出るそうです。
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信州そば祭り 前日

2010-10-08 | 木・材木屋
皆さん、こんばんは。

今日は、明日から開催されるそば祭りの準備。

木材業界3団体とLPガス協会の共同で、

朝から足湯の設置です。



信州そば祭り最初からやっているので、もう7年目の参加。

慣れているはずですが、やはり一年に一回、

忘れている部分もあります。

また、作業員より、監督のほうが多い(笑)

 

 

午前中で作業は終了。

会団長は新聞のインタビューを受けていました。



皆さんお疲れ様でした。


足湯物語は明日から3日間やっています。

また、明日1日限定で、マイ箸作りを行います。

両方とも無料です。

皆さんに足を運んでいただければ幸いです。





国興オーナーの声が聞ける動画

国興ホームページ

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森林・林業・木材産業を取り巻く情勢

2010-10-07 | 木・材木屋


皆さん、こんばんは。

今日は、長野で木青連セミナーがあり、行ってきました。



講師は、中部森林管理局の城土局長。

テーマは、

「森林・林業・木材産業を取り巻く情勢と

今後に取り組むべき諸課題について」



局長は、林務行政を歩いてきた方ですが、

いろんな知識を持ち、また様々な分析をされる方だと、

以前から、挨拶を聞いて思っておりました。

内容を細かく書くと長くなりますので、

ここでは、気になったこと、考えていることを少し。



現政権で閣議決定された新成長戦略~「元気な日本」復活のシナリオ~

21の国家戦略プロジェクトの中に、

「森林・林業再生プラン」というのがあります。

このように国家戦略の中に、森林・林業のことが書かれたのは、

意外にも、初めてで画期的なことだそうです。

また、科学技術アクションプランや、経産省資料など、

様々なところで林業・木材業の事が触れられています。

先月発表された低層公共建築の新築が、

原則木造という指針も出ています。



今、まさに京都議定書もあり、森林・林業・木材を取り巻く環境は、

色々と変わろうとしています。



木はすぐには成長をしません。

現在、戦後植林の人工林は、45~50年の材が中心です。

高齢級の人工林は、50年~でこれから伐採期だという議論もあります。

しかし、建築に使えるいい材がとれる材齢は、

やはり、少なくても60年以上、欲を言えば80年必要のように思います。

たとえば、信州に多いカラマツですが、

若いカラマツはねじれが強く、ヤニが多く、使いにくいとされています。

それが、80年を超えてくると素直な木になり、

「天唐」といい、京都寺院の庫裡で使われる高級材です。

木には、もう少し成長が必要です。

ですので、今は間伐期だと思います。

山を健康に、木が育ちやすい山に手入れすることです。



残念ながら、その山を整備するための林道などの路網は、

環境先進国と言われるドイツの約1/7です。

これでは間伐したくても山には入りにくい。

間伐した材の使いみちがない。という話しもありますが、

現在、火力発電所は二酸化炭素排出量の観点から、

国の指導で、木質バイオマスにしているそうです。

しかし、その木質系燃料は輸入しているとのこと。



林材業の業界は非常に厳しい業界だと言われます。

しかし、この業界にいて思うことは、何か歯車が合えば、

一気にまわる可能性があると思います。

環境分野において、国の戦略にありように、

林業・木材業は重要な産業と位置づけられています。

糸口はあるように思います。

また、アンケートによると、約86%もの一般の方が、

木造住宅に住みたいと思っているようです。



何でもいいから、とにかく何かをやらないと何も変わらない。

局長の話を聞いて、勉強になったと同時に、

少し明るい光が見えたような気がしました。

ありがとうございました。




国興オーナーの声が聞ける動画

国興ホームページ

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