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毎年恒例の松本市主催の農林業祭り。
私は松本材青会で親子木工教室を、お手伝いさせていただきました。
毎年参加しているのですが、
今年は自分も少し他のブースをまわってみました。
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食物が多いですが本当に色々あり、しかもお祭り価格。
多くの方々が来場されるのもうなずけます。
長野県森林づくり県民税の、今までの5年間とこれから5年間について、
県による説明会が松本で開かれ、聞いてきました。
森林税の基本的目標は、
◯土砂災害の防止、水源林の保全するための里山の森林整備
◯間伐材の利活用を促進し、持続可能な森林づくりの仕組み構築
今回の大きな見直し事項は、
◯水源林の保全
◯今まで木を利用できない切捨間伐支援に加えて、利用できる搬出間伐支援も行う。
具体的には搬出経費、作業道の補修などを支援するそうです。
いろんな意味で間伐は必要です。
いろんな意見、質問が出て、いろんな問題があるのもわかりました。
様々な方と情報交換しながら、自分たちのできるところから、
少しずつでも進めていくしかないと思います。
皆さん、おはようございます。
朝、NHKで「地域通貨で森と地元商店街を元気にしよう」
という鳥取智頭町の取り組みが紹介されていました。
中国地方の森林も、お金にならないという理由から、
間伐がされず、されてもその場に放置され、
荒れに荒れているそうです。
その打開策として、地域通貨を組み合わせた取り組みが、
社会実験として始まっているようです。
伐採した間伐材を事務局に持ち込み、地域通貨「杉小判」に替え、
それを地元の商店街で使えるようにする取り組み。
もちろん、換金率は補助金等で、市場価格よりよくするそうです。
山もよくして、地元の商店も町も元気にしようということです。
以前にも少し書きましたが、
現在信州の山も、今はまず間伐だと思います。
とにかく、今の現状を打破するためには、何でもいいから、何かやる。
長野県には財源として森林税もありますのし、
やるにしても、やらないにしても、参考になると思います。
いろいろと難しい部分があるとは思いますが、
鳥取の実験結果に注目です。