お客様にお声をお掛けいただくと、まずお会いし、お話をお聞きします。
そして、大事なのが敷地を見てそこの場を読み取る事です。
今回はちょっとイレギュラーでしたが、いきなりお客様と敷地へ。
その場所は、八ヶ岳連峰が望める敷地。
敷地一番のこの景色をどう生かすか。
反対に、見たくない方向はどこか。
他の方角に、景色や風の抜けるところはあるか。
正確な方位はどうで、日射の方向はどうなっているか。
プランニングの糸口を色々と観察します。
もちろん、境界や上下水道の取り込み位置、
電柱電線なども合わせて確認します。
建築家吉村順三氏は、敷地に行くと、まずどこにソファをおくか。
を考えたそうです。
それだけ、敷地の観察は設計には大事になりますし、
そこからくるインスピレーションは、設計を導いてくれます。
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