先日、長野の善光寺の宿坊に泊まり、次の朝、お朝事に参加してきました。
はじめ、私は坐禅でもして住職に肩をたたかれる、
あの絵を頭に浮かべておりましたが、
実際は、善光寺の全住職さん達が日の出と同時に本堂であげるお経、
それに後ろの方で一緒に拝ませて頂くというのが善光寺のお朝事です。
日の出と同時にという事なので、朝の集合は5時20分。
大勧進住職様の「お数珠頂戴」があります。
これは一人一人頭に数珠をあてて頂くというもの。
その後、20分ほどのお経、そして真っ暗な中を歩く「お戒壇めぐり」をします。
伊勢神宮や戸隠神社、この善光寺などは、俗世から離れた「結界」と言えるそうです。
それを感じられなくなっている現代人。
パワースポットとして行き、自分の事ばかりお願いしてくる人が多い。
その個人のおもいで、今汚れてきているそうです。
本来は、ただそのご縁に感謝するのが本筋だそうです。
それを聞いてからの参加だったので、ただ感謝をして拝んでいましたが、同時に何かと向き合っているような感覚に。
それは、自分だったような気がします。
今回3回目の参加ですが、
時々、こういう時間は大切だと思います。
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