もうこのメンツは鉄板なのかとばかり、ダウンタウン松本さん、指原さん、泉谷さんのほとんど芸人トリオの間に、社会学者の古市憲寿氏が絡む構成。この古市氏がなんとも食えないというか、この人ホントに学者なの?発言の連続で、トホホにして斜め上のオモシロさ。これだと指原さんがまっとうな常識人にすら見えてしまうという。
指原さんの「幻の」1位用スピーチだけど、どうだろ。確かに大枠は用意してたんだろうけど、ここで披露されたものは、実際にはほぼアドリブだったんじゃないか疑惑。
古市氏のアイドル評がかなり奇妙なもので、アイドルの虚構性とリアルの二重性が理解できないとのこと。その上で、リアル肉体を「キタナイ」と認識してたり、性における動物性を「キモチワルイ」と認識してたり。さらにはだめ押しで、もらったラブレターは写真撮って捨てる発言が飛び出すや、指原さんがどん引きしてた。
以前、「自他境界と自己了解像」について書いたけど、この古市氏、そんな議論の枠組みからはるかに退却したところにいて、自他境界をどこか「ケガレ」にも似た、けれどもプリミティヴな感覚で引いてるんじゃないかと思う。その上でリアル肉体から自己了解像がヴァーチャル側にぶれてると解釈できそう。だから上記のようなアイドル評が出てくると考えられる。
そんな古市氏の存在様式を、女性的な感情だけではない、あらゆる物事の関係性を瞬時に読み切るという特異才能を通して認識した上での、指原さんのこの反応のように見える。それは逆に、指原さんの自己了解像のタフさを逆照射してるとも言えそう。
指原さんの「幻の」1位用スピーチだけど、どうだろ。確かに大枠は用意してたんだろうけど、ここで披露されたものは、実際にはほぼアドリブだったんじゃないか疑惑。
古市氏のアイドル評がかなり奇妙なもので、アイドルの虚構性とリアルの二重性が理解できないとのこと。その上で、リアル肉体を「キタナイ」と認識してたり、性における動物性を「キモチワルイ」と認識してたり。さらにはだめ押しで、もらったラブレターは写真撮って捨てる発言が飛び出すや、指原さんがどん引きしてた。
以前、「自他境界と自己了解像」について書いたけど、この古市氏、そんな議論の枠組みからはるかに退却したところにいて、自他境界をどこか「ケガレ」にも似た、けれどもプリミティヴな感覚で引いてるんじゃないかと思う。その上でリアル肉体から自己了解像がヴァーチャル側にぶれてると解釈できそう。だから上記のようなアイドル評が出てくると考えられる。
そんな古市氏の存在様式を、女性的な感情だけではない、あらゆる物事の関係性を瞬時に読み切るという特異才能を通して認識した上での、指原さんのこの反応のように見える。それは逆に、指原さんの自己了解像のタフさを逆照射してるとも言えそう。