AKB48の旅

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いじめをノックアウトスペシャル第6弾

2015年10月12日 | AKB
まずは行動宣言104万5348件おめでとう。目標達成は何と言っても素晴らしいこと。

今回も相変わらずの高橋さんは見事だったけど、それはともかくとして番組自体は、エラソのに言うのも何だけど、これまでの3年間の「いじめをノックアウト」では、それほど気にならなかった、もしくは巧みに避けられてた事例を、今回は満を持して取り上げたみたいな印象。

あくまでもいじめを現象として捉えて、その背景に隠れてる文化や思想信条を見ない、見なくても正解に辿り着ける可能性のある事例、今回でも「LINEでの悪口を防ぐ」のように、普遍的と言い得る善悪のコンテクストで正解の存在する可能性を問えるいじめ問題がある。

一方で、今回ついに解離性同一性障害の事例が取り上げられていたのに驚いた。この紹介だと因果関係は分からないけど、一般論として、それは異物の排除というか、ほとんど本能行動とも言うべきものである可能性がある。あるいはそれは区別もしくは差別であって、いじめ概念の範囲を超えるのではないか。

あるいは香港の生徒とのディスカッション。そこに提示されてた「傍観者をなくす」という視点には、日本的な無思慮な善意の前提が隠れてるように思う。なので、香港の生徒との間で、実際には話が噛み合っていないことに気づかない。これは戦後というか、明治維新以降一貫してあった問題なんだろうけど、未だに可視化されてない。

言わば優しさという概念の文化的背景なわけで、優しさがどの程度弱さと結びつくのか、優しさイコール弱さの大陸文化と、むしろ優しさがほぼ強さですらある日本文化という、そこには決定的な違いがある。空気を読むという行動も、そのコンテクスト上にあると見ることができるし、だからこそ自己主張に躊躇が働く。そんなハイコンテクストな日本文明への無思慮ぶりが際だった感じ。