AKB48の旅

AKB48の旅

「ガラスを割れ!」の顧客

2018年03月22日 | AKB
【ビルボード】AKB48「ジャーバージャ」が120万枚を売り上げ総合首位 米津玄師「Lemon」が僅差で総合2位に返り咲く

店着日で早くもミリオン突破、初週累計では1,202,909枚をマークしてシングル1位となったAKB48「ジャーバージャ」が“JAPAN HOT100”総合首位を獲得した。各指標で見てみると、ルックアップ4位、ダウンロード42位、ラジオ30位、Twitter5位、動画再生90位と、シングル・セールスが大きく牽引することによる図式での総合首位で、総合2位の米津玄師「Lemon」に約3,000ポイント差にまで迫られる結果となった。

前週総合首位の欅坂46「ガラスを割れ!」は、まだまだ好調を維持しており、60,334枚を売り上げてシングル3位、ダウンロード5位、ストリーミング1位、ルックアップ2位、Twitter7位、動画再生5位、ラジオ36位と全指標で高ポイントをマーク、特にストリーミングは前週3位から1位に上げており、一般層までその人気が拡がっていることがよくわかる結果に。今週総合3位となり、このまま勢いを守るのか、次週以降のチャート・アクションが注目される。

AKB48の「ジャーバージャ」が総合首位だけど、欅坂46の「ガラスを割れ!」との数値の比較が興味深い。データ的に、両者の顧客がかなり異なってることを示してると考えられるわけで、秋元グループというカテゴリーにおいて、正に「寛容と多様性」という価値観に親和的であることが分かる。すばらしい。

例によって、秋元氏が狙ってやってることではないとも思われる。けれども「予定調和を壊す」「勝利条件は勝ち越し」を代表とする秋元イズムは、必然的にそのように収斂することになるという私見は、既述の通り。