AKB48の旅

AKB48の旅

EX大衆8月号の記事(ただし未確認)

2014年07月26日 | AKB
原文を確認してないんでまったくの失当である可能性もあるけど、非常に興味深かったんで取り上げてしまうことに。EX大衆8月号の「売られてないけど買い言葉」という記事で、マツコ・デラックスさんが以下引用の如く語ってるらしい。

以下引用

アタシ、絶対にセンターって、「気持ち悪い人」じゃなきゃダメだと思うのよ。この連載の読者なら分かってくださるわよね。アタシの言う「気持ち悪い」は、「心に引っかかる」と受け取ってくださいね。ホメ言葉なのよ。ということで、初代センターの前田敦子は有無を言わせず気持ち悪かったじゃん。

あっちゃん、よくよく観たら、飛び道具じゃん。2代目センターの大島優子も分かりづらいけど、年齢の割にものすごく胆がすわっている。40代の熟女みたいな振る舞いをするの。あの気持ち悪さっていうのは、やっぱりテレビを観ている人に伝わってくると思う。つまり、前田、大島、指原というのは、少しフリークス的な部分がある人たちなんだよね。

その意味でも、まゆゆにも気持ち悪くなってほしいの。彼女自身のホントのところは分かんないけど、メディアから受ける印象では、やっぱり歴代のトップ3人に比べると、とってもノーマル。長く1位になれなかった理由もそこにあると思う。

以上引用

この前後も面白い指摘がてんこ盛りのようなんだけど、取り敢えず目にした上記の部分。この的確過ぎるまでの理解と分析、そう評価してしまわざるを得ない。そこは思いっきり自惚れ的に書いてしまうんだけど、表現の方向性が違うだけで、述べてることは基本、私とほとんど同じ。マツコさんというキャラクターがあって、その上での物言いであることを勘案するなら、私の書いてきた4人の評価とキレイに重なることになる。

「大組閣」ブルーレイ

2014年07月25日 | AKB
まだ全部見通したわけじゃないけど、メインの組閣部分を一回見通しただけだけど、なんか書かざるを得なくなった感じ。正直、ここまでオモシロいと感じることになるとは思わなかった。

結果は分かってるんだし、気軽に見れると思ってたら甘かった。もの凄い感情のうねりと、恐ろしいスピードで進行する物語の破壊と創造。いや、破壊の印象が強くて、創造が追いつかないとすら感じられてしまう。司会の戸田恵子さんの表情と声が、誤解を恐れずに言うなら「冷たい」んで、誇張表現だけど肺腑を抉るとでも表現してみようか。

ブルーレイの内容については、まずは予想通りと言いたいけど、たぶんこれってリアルタイムになってるよね。当然のようにカメラのスイッチングはあるけど、当時のリアルタイムを守って編集されてると思われる。だからメンバーの表情が、相互の関係性が、間というかタイミングを崩すことなく、とてもリアルに再現されることになる。既述の通り、これは重要なことだと思うんで、北川謙二氏、ようやくにして良い仕事をしたと言って良いんじゃないか。

個別のメンバーには触れないけど、上位メンバー以外で本人がショックを受ける、会場のファンが大きくどよめく人事こそが期待されてるというか、ある種「推され」ということなんであり、波風の立たなかった人事こそが、ある種「干され」なんだよという逆説に気づけるかどうか、そこが分かれ目になるんだろうなあ。

メイキングに収録されていた、メンバー全員を前にしての高橋さんの事前の「薫陶」で、正に「ここにいたこと」な内容が語られていたのが、流石というか、ホント何度も何度も見せつけられるばかりなんだけど、この人すごいわ。

「AKBに一流品はいないが…」麻生副総理がAKBで「日本の底力」を指摘

2014年07月24日 | AKB
「AKBに一流品はいないが…」麻生副総理がAKBで「日本の底力」を指摘
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140722-00000560-san-pol

昨日の今日になるけど、この議論もグレーゾーンというか、やや誤謬度が高いかな。麻生氏の語ることには素晴らしいことも多いんだけど、けっこうな率で、こういったミスリードに繋がるようなものがある印象。麻生氏じゃなくても、こういう議論はよく耳にするところだけど、ちょっと気色張って言うなら、これって地味に間違ってると思うぞ。

まずは背景となる「人口構成」の認識が必要だと思う。アメリカなんかが分かり易いと思うけど、別にアメリカだけのことではない。諸外国に行って「普通」の生活をしてみると容易に気づけると思うんだけど、何と言うか、ちょっと表現に窮するけど、言わばアベレージの低さ。

経験で語るの愚を侵すけど、日本以外の国のスーパーのレジなんかで驚かされるのが、彼ら彼女らは算数ができない。日本では当たり前の、お札に小銭を足しておつりを「ならす」という行為が一切通用しない。ああ、一切というのは言い過ぎか。大学町のスーパーなんかだと、大学生がバイトしてて、その意図を理解してくれたことがあるけど、そういう行為自体がサプライズというか、賞賛の対象になってしまったりすると言う。まあそれ以前にパーソナルチェックやカード払いだったりするからなんだろうけどね。

これは以前も書いたけど、あくまでも比喩としてだけど、日本以外の世界の国のほとんどが、1%の天才と9%の秀才と、90%の馬鹿から構成されている。それに対して、比喩としての日本の人口構成は、50%の秀才と50%の凡才だったりする。もちろん日本にも馬鹿はいるけど、恐らくその比率は無視できるレベル。

けれども麻生氏のような人は、そんな上位10%の秀才以上の人としか交友を持たないんじゃないか。その他90%の存在が目には入らないんじゃないか。だから、と決めつけるのは間違いの元だというのは分かってるつもりだけど、それでも上記のような物言いには、そんな「誤解」を感じてしまう。

確かに諸外国のトップに立つ人たちのレベルは際だって高いと思われる。けれども国としてのレベルは、その国を構成する国民の平均値に引きずられることになる。結果、トップを比較すれば、日本は諸外国に遠く及ばないように見えるけど、トータルとしての国のレベルでは諸外国をぶっちぎることになる。

しかも、一般国民の平均的なレベルが高いことと、これは表裏の関係になるけど、日本文明は高信頼社会にして、社会全体の利得が個人に優先する、短期的な利益よりも長期的な利益を求める共同体社会でもある。もっともこの辺りはかなり崩れてしまってるけれども、それでも諸外国と比較すれば、そんな特徴は明らか。

結果として、「AKBにはひとりでは一級品はいないが、まとまったら一番いい」という指摘が、一見妥当性を帯びることになる。けれども、その背景は、この言葉が表してるものよりも遥かに奥深いんじゃないかと思う。さらに加えて既述のように日本文明特有の「カワイイ文化」が、ここに被さってくることになる。

「イベント=配当・優待? AKBファンの投資心理」

2014年07月23日 | AKB
「イベント=配当・優待? AKBファンの投資心理」
http://www.nikkei.com/money/features/68.aspx?g=DGXNASFK1802X_18072014000000&df=1

読んでて微妙に居心地の悪い記事のように感じる。概ね間違ってはいないとも思うんだけど、かと言って100%正しいとも言い難い。90%正しくて10%間違ってるみたいな、いやもうちょっとかな、80%正しくて20%間違ってるみたいな、もう何書いてるのか分からんけど、そんな白に近いグレーゾーン的な。

もっとも世の中のほとんどについても、そういうのは言えてしまうわけで、100%正しい、あるいは100%間違ってると断言できるものごとの方が、圧倒的な少数派だったりする。けれどもそんなこといちいち気にしてたら生活できないんで、取り敢えずの妥協をして白黒決めつけてしまう、もしくはそんな「些細」なことは忘れてしまって、無批判にデファクトスタンダードに従ってしまう。

選抜総選挙が株主総会に似てるというのは、私のみならず多くの人が指摘してると思うけど、それを実際の株主総会サイドに引きつけて議論されてしまうと、どうしても胡散臭さが出てきてしまう。リアルの存在である企業と、リアルバーチャル連続体であるAKBは、同一の土俵には上げれないわけで、そこに比喩としての時空の歪みのようなもの、つまりはカテゴリーエラーを指摘せざるを得ない。

さらに、握手会を配当に比定してしまうと、事はさらに歪んでいくことになる。詳説はしないけど、様々な指標に対する両者の振る舞い方は、しばしばまったく異なったものになるわけで、こちらは明らかに類似性とともに異質性をも認識できてしまう。

抽象性とはすなわち比喩であり類推であるという視点からは、AKBという未知の存在の説明として、こうして株式投資になぞらえるというのはありだと思うけど、そこに必然的に紛れ込む誤謬についても、もうちょっと注意喚起があっても良いんじゃないかと思う。

"九州新幹線長崎ルート まどか!!!"と「Mujack特別編 7月18日 小嶋真子、木崎ゆりあ」

2014年07月22日 | AKB
以下森保まどかぐぐたす7月20日22:09引用

2回公演サイコーに楽しかったです!

はるっぴと咲良との写真みながら
"山陽新幹線 こだま"、
"九州新幹線鹿児島ルート さくら"、
いいなぁ(´-`).。oO

2022年長崎発進…

"九州新幹線長崎ルート まどか!!!"

ってならないかな~

なんて考えてましたとさ♡

おしまい。

以上引用

なんかウケたんで。

こんだけだとアレなんで、「Mujack特別編「TALK X TALK X TALK」7月18日 小嶋真子、木崎ゆりあ」についてもちょっとだけ。

トークの内容的にもヴィジュアル的にも、まさにアイドルど真ん中な感じ。小嶋真さんも木崎さんもとてもカワイイのに、どこかイモっぽさがちらつく感じが、たぶん安心感みたいなものに繋がってるんだろう。伝統的なアイドルの定番というと、揶揄と取られるか。

お二人の話す内容にしても(編集は前提として)、見事に当たり障りない範囲に収まってる。ただ強いていうなら、これは確か「恋愛総選挙」でも似たシーンがあったと思うけど、「男は浮気するもの」というフリに対する小嶋真さんの強い拒否感が、いろいろちょっと逸脱気味だったかも。木崎さんの父親いじりはセーフでしょ。

何より印象的だったのが、前回の「渡辺麻友、横山由依」回とのあまりの差。良い悪いとかそういうことではなくて、立ち位置の違いというか、地位が人を作るというか、一見してよく似た絵柄のようでいて、内実の振れ幅の凄さ、それぞれの間の距離感に、耳キーンなるわな感じ。

そんな中、「明日世界が滅びるとしたら」というお題に対する高橋さんの答え「ライブしてたい」には拍手。ふと「明日、地球が滅びようとも、今日、私はリンゴの木を植える」という言葉の、希望と残酷を思い出させられた。