湘南・寒川 カラーサロン【イデアル】色若美人道

日常生活を明るく、楽しく、晴れやかにする方法

帰省女王の 栄冠をもらえそうです。

2020-11-01 | ●認知症の父について

リーガロイヤル・ホテル・から眺めた 広島市内の景色

 

あなたは、よく実家に 帰られますか?

私は、以前は 1年に一度か二度くらいのペースで帰省しておりました。
しかし昨年は5回も帰っています。
今年も すでに4回です。

こんにちは。
常若美人道を提唱してるカラーコンサルタントの琴崎京子でございます。

最近、カラーコンサルティングのことをそっちのけで、実家の父のことを書いておりますが、
もうしばらく お付き合いくださいませ。
あと少しで、本来の仕事のペースに戻ります。

さて、タイトルの帰省女王ということですが、昨年から今年にかけて、私は帰省女王と呼ばれてもよいくらい、頻繁に実家に帰りました。
私の実家は広島で、神奈川県へやってきたのは 約10年前のことです。

こちらへやってきた翌年に、母が他界しました。
広島まで往復するには、結構な労力と費用がかかるので、その年でさえ、2回しか帰っていません。

が、しかし、
昨年から状況が大きく変わりました。

今年は新型コロナの流行のため、国内の移動も、大幅に制限されました。
それなのに4回も 行ったり来たりしているのは、従来の私の行動パターンでは、ありえないことです。

 

昨年の5回は、作品展開催のためでした。

そのように 頻繁に帰るようになったのは、3年前(一昨年)から 父の認知症が始まったからです。

昨年のお正月明けに父を見たとき、まともに会話の受け答えができるのは、その年で最後だろうと予測しました。
1年後には、何もわからなくなっているかもしれないと思い、大わらわで父の篆刻(てんこく)作品展を開く準備にとりかかりました。

篆刻(てんこく)とは 書道の一種で、木や石に文字を彫り込んだものです。
父は30年以上、てんこく作品を作り続け、美術展の入選作を たくさん残しておりました。

作品展は、父の長年の夢だったので、なんとか意識がしっかりしているうちに、実現したかったのです。

 

今年の4回は、父が重い肺炎にかかり入院したためです。

肺炎になり入院したこと、退院してからの通院や治療のこと、認知症の進行について、今までブログにも書いています。

前回のブログから しばらく時間があいたので、このブログ記事の終わりに、リンク先を記させていただきます。
もし興味がおありならば ごらんくださいね。

最初は何度も広島へ行ったり来たりで、面倒くさいと思っていました。
しかし、ある日 ある方からの言葉で、見方ががらりと変わりました。

「神様が あなたが親孝行できる時間を作ってくださったのね」
とおっしゃったのです。

そうですね。
こんなことでもなければ、私は父と深くかかわることなく、父のことをよく知らないままに
天国に見送ることになるでしょう。

父は幼い頃、私をとてもかわいがって育ててくれました。
しかし、物心つく頃から折り合いが悪くなり、成人してからは、まともに会話をしたこともないような親子関係でした。

そのような私が 父に3週間も付き添って、みっちり介護するという状況になることは、想像すらしたことがありませんでした。

そのような娘が 3週間、100%以上の力を出して、父の介護をしました。

おかげさまで、まだ先のことであり、願わくばずっと先のことであってほしいのですが、私はもし父が亡くなったとしても
「何一つ、親孝行ができなかった」と自身の親不孝を嘆かないで済みます。

「一刹那ですが、精いっぱい自分のできることをさせてもらった」という、父とのかけがえのない思い出ができました。

現在では、父の病状は回復し、9月12日からはグループホームに入所しております。

さてつい最近も、広島まで行ってまいりました。
父がグループホームに入所して 約一ヶ月が過ぎたので、面会に行きました。
今までお世話になっていたご近所さんへの ご挨拶も済ませてまいりました。

久々に会う父は どうしていたでしょう。
現在の様子は、次のブログへ続きます。

ごきげんよう
では またね

認知症の父のことを書いたブログ記事のリンク先は、以下の通りです。
もし興味がおありならば ごらんくださいね。

1.私を救ってくれた 一通の手紙

2.レベル4の 緊急避難勧告が出た!

3.遠距離介護から 近距離介護、 そしてまた遠距離に

4.洋服の色は あなたを守るバリケード

5.人生にも 章がある

6.人は老いても、作品は尚、輝き続ける

7.父が グループホームへ入所した日

8.強運も 不運も自分しだい

9.父、あなた、そして私も、皆の行く手が 光で照らされますように

 

こちらの電子書籍には、昨年行った、実家のハンコ屋のクラウドファンディングについて書いています。↓ ↓ ↓

私の実家は 
町の小さなハンコ屋さんです。
昨年、クラウドファンディングをいたしました。
そのときのことをまとめた本は こちらです ↓
 

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