湘南・寒川 カラーサロン【イデアル】色若美人道

日常生活を明るく、楽しく、晴れやかにする方法

人は老いても、作品は尚、輝き続ける。

2020-08-25 | ●認知症の父について

処暑を過ぎても まだまだ暑い日が続きますが、お元気でお過ごしでしょうか。

こんにちは!
常若美人道を提唱しているカラーコンサルタントの琴崎京子でございます。

宮島って聞いたことありますか?

西日本の広島湾に浮かぶ小さな島で、日本三景の一つです。
沖合には 壮大な朱色の大鳥居が立っていて、宮島のシンボルとなっています。
この大鳥居は12世紀ごろに建立されたもので、もう900年も宮島の玄関となっているのですね。

宮島はオールシーズン、内外からの観光客でにぎわっていました。
今は、新型コロナの影響で どうなっているのでしょうか。

さて、宮島にあるトラディショナルなお宿、汐まち庵のオーナーさんから、宮島観光マップの写真を送っていただきました。

観光マップの右側に、汐まち庵さんのPRが載っています。

オーナーさんが 日本の歴史に造詣が深く、宿の設えもトラディショナルで、海外の方にたいへん人気があります。


実は、この『汐まち庵』の看板は、ご依頼を受けて、父が彫ったものです。

書の原本は 宮島にある「大願寺」の住職さんが書かれたもので、書の文字を 木に写し、彫っております。
一昨年の冬にご依頼を受けて、昨年の春に完成いたしました。


部屋に置いてある『百万一心』も 父の篆刻作品です。
ご厚意でお部屋に飾っていただき 本当にありがたく思っております。



昨年の夏の終わりには、父はノミをもって 固い木を彫ることができましたが、今ではもう、ノミをもつ気力はありません。
もう作品は彫れないけど、身体はまだ元気で一人で歩き回ることもできます。

最近のことは、なんでもすぐに忘れてしまうけど、自分が彫った作品のことは しっかり覚えているようです。

人の命は短く、もろいものですね。
しかし、魂をこめた作品は、長く残ります。
人の目に触れることで、いつまでも輝き続けることができます。


こうして、多くの人々の目に触れるところにおいていただき、本当に嬉しく思います。
感謝いたします。

ではまた
ごきげんよう

 

私の実家は 
町の小さなハンコ屋さんです。
昨年、クラウドファンディングをいたしました。
そのときのことをまとめた本は こちらです ↓
 

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