三ケ野城
城名 | 三ケ野城 |
みつがのじょう | |
住所 | 津市白山町三ケ野 |
築城年 | 不明 |
築城者 | 満賀野氏かも |
形式 | 山城 |
遺構 | 郭、堀切 |
規模 | 東西50m×南北90m |
城主 | 満賀野甚九郎かも |
標高 | 140m |
比高 | 70m |
歴史 | 小倭七郷小倭七党に満賀野氏が数えられるので関係者かも知れない。 |
環境 | 三ケ野川が東に流れその両方に狭い平野部が張り付く。その光景を三ケ野城の主郭から遠望で来た位置関係にある。 |
一族 | 北畠家臣に満賀野甚九郎の名があることから城はこれに関係しているのではと考えられる。 |
現地 | 三ケ野地内を南北に走るグリーンロードに迫る西側の山塊がその一帯である。石屋さんにお願いして駐車場の端に車を止めさせてもらう。その南に谷へ入る小路があるので一旦下る。あとは主郭までまっすぐ進むのみである。 |
考察 | 最初に東側の尾根に堀切があるのが見つかる。背後に主郭が見え登り始めるが粘土質の土に足を取られて三歩も進めない。諦めて北側に廻る。 |
北へ続く尾根には3連の堀切がある。その先の尾根の頂部は加工されていないようだ。堀切3連はいまだきれいに残る。 | |
こちらからは木々を取っ手にして主郭へ登れそうだ。足場は落葉と土で状況が悪い。底のすり減った靴では登れない急傾斜だ。 | |
主郭は相対して狭く一巡で全体を把握できる。見るべきものは少なく直ぐ南側の郭へ降りる。やはり急勾配である。 | |
一瞬足を取られ上体が下り方向へ傾く。左手は木の幹を捉えたようだが右手に持ったカメラ付きの一脚が私を後ろから引っ張るようだった。 | |
もうこうなるとコントロール不能だ。諦めて地面に向ってぶつかって行く。頭から行くのではなく下半身が先だったのでまだ怪我をするところまではいかなかった。衣服と、カメラが泥まみれになった。下の郭に降りきって体制を整えた。カメラも何とか持参の湿ったレンズ拭きで掃除で来た。 | |
郭は上段と同じ方向に続く下段の二つである。郭は合計して3つになる。そこから最初に見た堀切に向って東の斜面を横切る。 | |
感想 | この山塊はどこから登っても急斜面のようである。それだけ要害の地である。構造は簡単で主郭も狭く守りは堅固だが実用的では無いように思う。 |
地図 | https://www.google.com/maps/d/edit?hl=ja&authuser=0&mid=1sE7i85-3qeA10HRT1ZDejbj3Ddw&ll=34.681921701024734%2C136.36674105428165&z=18 |
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