三重を中心に徹底訪城 検索「山城遺産」「セルフコラボレーション」 ペン画で歴史を伝承 時々徒然に

中世の城を主に訪城しています。三重県が多いです。百名城は96/100。総数で600城。新発見が4城です。

桑名城

2020-08-30 13:03:49 | 名城リスト

 

城名
 桑名城
住所
 桑名市吉之丸9
築城年
 永正10年(1513)
築城者
 伊藤部左衛門
形式
 当初は不明 - 水城
遺構
 石垣、堀
規模
 400×550m
城主
本多 忠勝
系統
 伊藤氏は北勢四十八家
標高 1m
歴史
 永正10年(1513)に、関東より伊藤氏の伊藤部左衛門実房がこの地に城館・東城を築いた。
 天正2年(1574)織田信長が征し、滝川一益が配下に置いた。
 天正19年(1591)に一柳右近が桑名を領し、築城をはじめた。
 文禄4年(1595)伊勢神戸城から天守閣を移築した。
 豊臣秀吉の時代には、神戸信孝以降目まぐるしく支配者が入れ替わった。
 慶長6年(1601)、本田忠勝を桑名10万石に封じた。
 4重6階の天守をはじめ51基の櫓、46基の多門が立ち並んだ。
 元和2年(1616年)に忠勝の孫である忠刻は徳川家康の孫娘である千姫と結婚し、千姫は桑名城内に住んだ。
 元和3年に本多家は姫路城に移封となり、松平(久松)定勝が11万石の桑名城主となり、吉之丸・外朝日丸などを拡張した。
 寛永12年(1635年)に松平(久松)定綱が11万3千石の城主となり、宝永7年(1710年)には松平(奥平)忠雅が10万石の城主となった。
 文政6年(1823年)に松平(久松)定永が11万3千石の城主となって、幕末を迎えた。
資料
 桑名市桑名城の沿革より
現地
 九華公園となっている。蟠龍櫓が外観復元されている。三之丸の城壁が一部残っており、市内にある了順寺の山門は桑名城の城門を移築したものである。
地図



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