☝ 堀切に掛る土橋
☝ 竪堀に続く堀切
☝ 主郭
☝ 主郭奥の高まり
☝ 主郭下の郭
☝ 土塁
☝ 遠景
城名 |
井面城 |
読み |
いのおもてじょう |
住所 |
津市美里町家所井面(いえどころいのおもて)(いのもて・・・地元音) |
築城年 |
文明16年(1484) |
築城者 |
家所民部祐忠が分家し井面氏を名乗る。 |
形式 |
山城 |
遺構 |
曲輪 堀切 土橋 土塁 |
規模 |
不明 |
城主 |
井面(いのも)氏 |
一族 |
元家所氏一族、のち小倭で井面氏一族をなす。 |
標高 154m 比高 55m |
歴史 |
井面氏は白山町に住み着き、江戸時代になっても藤堂藩の無足人(注1)として代々続いた。 |
現地 |
長野城のひざ元の中山間地域、家所城からはスープの冷めない距離にある。 |
井面集落背後の低い山にある。麓にあったであろう居館の詰城という位置付けである。 |
考察 |
城は簡素である。周辺の状況も要害の地というほどではない。守りに徹したとか、戦に備えたとかいう雰囲気ではない。完成度合も中途半端な気がする。 |
感想 |
城主は本気で戦う気がなかったのかもしれない。戦いが嫌いだったのかもしれない。そんな中世の武将がたまにはいてもいいではないか。 |
注1 |
藤堂藩独自の制度で、無録の下級武士、多くは農村で庄屋などを務めた。 |
参考資料 |
http://misatotanken.mie1.net/e425909.html |
美里町探検日記 |
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