三重を中心に徹底訪城 検索「山城遺産」「セルフコラボレーション」 ペン画で歴史を伝承 時々徒然に

中世の城を主に訪城しています。三重県が多いです。百名城は96/100。総数で600城。新発見が4城です。

井面城

2019-06-03 21:31:28 | 古城巡り

☝ 堀切に掛る土橋

☝ 竪堀に続く堀切

☝ 主郭

☝ 主郭奥の高まり

☝ 主郭下の郭

☝ 土塁

☝ 遠景

 

城名
 井面城
読み
 いのおもてじょう
住所
 津市美里町家所井面(いえどころいのおもて)(いのもて・・・地元音)
築城年
 文明16年(1484)
築城者
 家所民部祐忠が分家し井面氏を名乗る。
形式
 山城
遺構
 曲輪 堀切 土橋 土塁
規模
 不明
城主
 井面(いのも)氏
一族
 元家所氏一族、のち小倭で井面氏一族をなす。
標高 154m 比高 55m
歴史
 井面氏は白山町に住み着き、江戸時代になっても藤堂藩の無足人(注1)として代々続いた。
現地
 長野城のひざ元の中山間地域、家所城からはスープの冷めない距離にある。
 井面集落背後の低い山にある。麓にあったであろう居館の詰城という位置付けである。
考察
 城は簡素である。周辺の状況も要害の地というほどではない。守りに徹したとか、戦に備えたとかいう雰囲気ではない。完成度合も中途半端な気がする。
感想
 城主は本気で戦う気がなかったのかもしれない。戦いが嫌いだったのかもしれない。そんな中世の武将がたまにはいてもいいではないか。
注1
 藤堂藩独自の制度で、無録の下級武士、多くは農村で庄屋などを務めた。
 
 
 
参考資料
http://misatotanken.mie1.net/e425909.html

美里町探検日記

地図

 

 



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