新城名 |
矢村城 |
旧城名 |
山川城 |
度会町は”従来の所在地「下久具」の訂正と同時に城名を矢村城とする”としている。 |
住所 |
度会町上久具 |
形式 |
丘城 |
遺構 |
曲輪、空堀、土塁、虎口、井戸跡 |
規模 |
40×60m |
城主 |
刀根氏か |
標高 40m 比高 6m |
経緯 |
三重の中世城館によると「刀根幸太郎氏によれば、その祖先がここに落ちのびてきたといい、同家には天正8年(1580)の「佑山信士」の位牌がある。付近を開墾したときに刀片などが出土し、岩風呂もあったと古老は伝えている」とある。 |
書籍 |
三重の中世城館 |
環境 |
北に向かう傾斜角3度くらいの緩斜面にある。東側に小川が流れその縁は急崖となる。 |
現地 |
集落とは地続きの様相で天然の要害ではない居館を想像させる周辺のロケーションだ。 |
土塁、堀は高さ、深さ、容量があり見応えがある。南側(山側)の堀や土塁は敵からの防御はもとより、山からの水、落石、害獣なども防いでいるようだ。虎口が明瞭なことから一番北側が主郭と思われる。 |
感想 |
古老の話し「ここに落ちのびてきた」から、何らかの敗者かもしれない人の居館ではと想像した。 |
地図 |
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