三重を中心に徹底訪城 検索「山城遺産」「セルフコラボレーション」 ペン画で歴史を伝承 時々徒然に

中世の城を主に訪城しています。三重県が多いです。百名城は96/100。総数で600城。新発見が4城です。

おいらの人生

2008-06-26 17:57:27 | 日記帳
 人生って何?

 人の幸せって何?

 59歳にして未だに分からないこのこと。

 今が不幸せなことはない。

 なのにこの問が頭をもたげるのはなぜなんだろうか。

 社会保障の進んだ西欧諸国に比べて日本のそれは見様見真似の未成熟の社会保障だ。
社会保障の進んでいる国はお金の面よりも精神面で成熟しているのだと思う。それに比べて日本はお金の面のみが先行して精神的な面で遅れをとっているように思う。

 私は社会保障を期待するものではない。本来富める国は社会保障が充実していていいだろう。万人の幸せを保証して欲しいものだ。しかし、その前に自分の保証は自分で出来るところまではやりたいものだ。世の中の仕組みが万全ならそれに越したことは無いがそれに頼りすぎてもいけない。

 全てはお金に換算される。反対の意見もあるだろうがお金がなければ生きていけないのも事実だ。現役でお金を稼いでいる間はいいのだが、何らかの都合で現役を退いたときから苦悩は始まる。

 現役を退いた人間がその後を幸せに生きていくにはお金をどれだけ持っているか、都合付けられるかに掛かってくる。最初の別れ際は年金だろう。年金をもらえるか否か、どれだけの額を手にすることができるか。その次に現役のときにどれだけの蓄えをしていたかどうか。

 年金の問題は今でも混乱しているように社会保障の体を成していないと思う。共済年金や厚生年金を受給できる人は良しとしても国民年金だけの人で収入が途切れる状態の人は悲惨だ。

 中には現役時代に蓄えをした人で悠々の人もいるだろう。そこからも都合の出来なかった人達が問題になってくる。

 彼らが悪いのかというとそうでもない。万全な制度があるわけでもないのでそれを見越して準備をしてこなかったのだからそういう人が悪いと言えるだろうか。

 日本の社会保障や民主主義が成熟するには私が生きている間はムリだろう。あと半世紀や一世紀は十分必要に思う。なら、現在をどう乗り切るのかだ。

 そんなことを考えると白髪が増える。


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