泉電気の業務日誌

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2015年05月13日 06時12分09秒 | 電気工事

2015/5/12 現在。

状況と作業経緯:揚水ポンプが停止せず屋上の高架水槽がオーバーフロー、水があふれ出てしまう

受水槽減水、高架水槽減水 ランプ点灯。 受水槽、高架水槽、タンク内実際の水位は正常。

オムロンリレーユニットE8-E4間 電圧AC5.22V 正常であればAC8V 電圧異常

当初 61F-G4不良と判断し ユニットごと交換。

 

しかし、交換後も電圧AC5.22V 変わらず。  念のため制御盤下部の端子台にて電圧 導通確認

E8(コモンアース)ーE4(満水)間  電圧AC5.22V。 原因さっぱりわからず。

制御盤下端子台 E8-E5 間 短絡させたところ ポンプが停止したことから液面電極に至るまでの

電路にも問題があるのかと考え さしあたり電極棒を確認してみることに。。

 

屋上高架水槽 保持器 電極棒  目視確認

 

保持器 端子台 腐食

 

しかし E5-E1間 抵抗値ある。 (現在 満水状態)

 

電極棒 取り出して目視 触手 確認。 

 

腐食は見られなかったが 念のため 電極棒 保持器 圧着端子 交換。

 

しかし 状況かわらず。 一度主幹ELBを落として、復電させると、ブザー音とともに高架水槽 受水槽

減水ランプ点灯(実際の水位はともに正常) リセットボタン押すと2つともランプは消える。 再点灯はしない。

念のため動作を 制御盤メーカーに問い合わせたところ 本当に水位が減水状態であれば再点灯するとの事。

共通コモン(E8)に何か問題があるのか、端子の緩み、導通、電圧、確認したが異常なし。

商用電源(200V)の電圧異常も疑い 測定したが、ELB 1次側 209V オムロンリレーユニットSo-S2間

入電圧AC209Vと異常なかった。 念のため端子 すべて増締め実施。そうこうしている内に

再度 オムロンリレーユニットE8-E4間 測ってみると電圧AC8.22V 正常となった。

61F-11 リレーも作動しポンプ停止。 正常な動作に戻った。これはいったいどういうことか?

端子増締めしたことで直ったとはとても思えず原因不明。

高架水槽 受水槽 減水ランプ点灯は変わらず。受水槽の電極棒は腐食が見られるので 次回交換予定。