早春のヤマメ桜の咲くころサクラマス盛夏は鮎深山幽谷岩魚

「岩魚・山女魚・鮎・近年はサクラマス・三面川鮭・それに美味しい新潟地酒大好き紹介します。」新潟から・・・

渓流釣り仲間のキノコ採りの続き。

2013-11-13 17:16:37 | 日記
渓流釣り仲間のキノコ採りの続き。

大物釣師の見つけたなめこと思いきや「クリタケ」の素晴らしい群生。
森の小人たちのように可愛い。



こちらは見事な天然なめこ。
天然もののなめこ汁は絶品です。



少々開き気味ですがこれもなめこです。
煮物にはこれくらいのが一番おいしのです。



これは立木にびっしり美味なむき茸です。
クリームシチューに入れればキノコのふかひれと言われるほど美味。



小雨の中、朝から三時くらいまで三人でいっぱい採りました。
なかでもこれでもかと一番多く採ったのが私であります。
二人から「後始末が大変だろう」と言われましたが
この後始末がまた楽しいのです。
知り合いや仲間にも少々配りました。
あとはなめこ、むき茸、クリタケを仕分けてそれぞれ大鍋で茹でて
なめこは小分けて冷凍、むき茸クリタケは塩漬けに。
容量も生の三分の一くらいに。
また調達に行きたいくらいです。

シーズンオフのキノコ採りはイワナ、ヤマメ釣りよりも面白いかも・・・。

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こしじ水と緑の会活動報告会、阿賀再生プロジェクト会議。

2013-11-04 16:32:09 | 日記
先日、我が新潟県岩魚保存会主催「こしじ水と緑の会助成金報告会、
阿賀野川再生プロジェクト会議」が上川温泉 あすなろ荘を拠点に二日間あった。

第一部 蓄養増殖用親魚捕獲。
第二部 行事経過と今後の活動計画発表。
第三部 情報交換会。
第四部 蓄養増殖用親魚捕獲。

阿賀野川漁業連合会から加藤会長、戸井田参事の二名
東蒲原漁業協同組合から増殖委員長宮川氏が来賓ご出席され
新潟県岩魚保存会から伊藤会長以下9名の参加があった。

会議はいずれも成果と今後の目的活動を確認、
真剣にも和気あいあい交流を深め有意義に執り行われた。


以下は「特別採捕許可」で実施された親魚採捕の二日目
我々チーム(三名)の様子である。



岩魚も産卵を真近にひかえ大場所ではお留守のもよう。
支流の落ち込みでようやくあたりが・・・。





以前大岩魚が何匹も出た好ポイントもいまいちだ。



さすがの大物釣師も苦戦?。





魚止めとおぼしき滝下の落ち込みを探る。



峪の妖精、源流近くの岩魚は目を見張るほど美しい。
力強く大きな尾びれに圧倒される。




途中、雨上がりフキの葉にとまる一羽のチョウを発見。
こんな奥山によくぞ息を呑むような美しい姿を現してくれた。
今日は思いがけない深山の妖精にも出合えたし最高に仲間と楽しい二日間だった。


集められた30余の天然岩魚は活かし缶に集められ
阿賀野川漁連で蓄養採卵の為その日のうちに運ばれた。


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日本酒も新酒の季節到来。

2013-10-12 19:10:10 | 日記
日本酒も新酒の季節到来!!

「こしじ水と緑の会」主催”酒林づくり”の杉玉造りに息子が参加しました。
長岡市の朝日酒造で一日がかりで見事な「杉玉」が出来上がりました。
小さな屋根を付けて店内の地酒コーナーに吊るし飾りました。



「今年も とれたて仕込みの旬のお酒ができました。」と
新酒の出来上がりを知らせる そんな意味を持ちます。
直径40センチほど見事な出来栄えで店内がワンポイント季節感が出ました。
来店のお客様はあまり興味を示しませんが
何か日本酒の売り上げがちょっといいように思われます?。


旨健珍「ヤマメ屋」飯原酒店ではご来店のお客様。
只今期間限定で
日本酒(新潟地酒)お買い上げで有田焼の白磁器5合徳利を贈呈中です。
(文字は長生と読みます)



数に限りがあります。
お早めに。


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禁漁まで10日程残して今年の鮎釣りは終わった。(Ⅲ)

2013-09-29 20:28:14 | 日記

鮎釣りがこんなに上手くなったかと思うほど良く釣れた。
9月も終わろうというこの日、真夏の様な日差しの中をお昼も取らずに夢中で鮎を追いかけていた。
いい条件が重なって清い水面から鮎が飛び出すたびに少年のようにひとりはしゃいで喜んだ。
囮に体当たりする野鮎の衝撃が目印を1メートルも飛ばしたり
ある時はそれが直接釣竿をひったくるような感触だったりこれが鮎釣りの魅力でもある。
それがたまらなく楽しいのだ。
今日は心いくまで釣るつもりだ。

皆、少年の頃何事も忘れ楽しいことだけ考えて精いっぱい遊び更けていた。
気が付けばあたりいち面日が暮れかかった静けさに心細く仲間と家路を急いだのだった。
いまこの齢になって何かその心細さ淋しさをむしょうに心の中で追い求めていた。
その頃のそういう気持に何か戻りたいという憧憬があったのかもしれない・・・。
四時を回ってそろりと周りの鮎師も一人二人と釣りを止めて川から上がっていくのが見えた。
あんなに夢中で楽しい時は過ぎ、自分が今惰性になってただ釣っているのが感られる。
釣れる鮎にも先程ほどまでの感動も薄れて日暮れが近い周りの景色ばかりが気になっていた。

禁漁まで10日程残して今これで今年の鮎釣りは終わった。
仕度に足場のいい場所へ車を移動すると
都会の釣師の集団も川から上って賑やかに帰りの仕度中だった。
今夜は近くの温泉宿でも泊ってゆっくり過ごすのだろうか。

帰路、川沿いに未だ二人三人と釣り人が影を長くして川に立ちこんでいるのが見えた。
いっきに海岸線を横に見ながら車を走らせた。
今日は充実した楽しい一日だった。なにはともあれ終わってみれば
何とも楽しくいいひとシーズンでもあった。
最終章・・・「時間の余裕もあるし高速を外れてゆっくり帰ろう。」

山形路から暫く行くと海の見える「笹川流れ」へと右へハンドルを切った。
丁度太陽が地平へ今日の活動の終わりを真近にしていた。
そこで息をのむような光景が飛び込んできた。
真っ赤な夕日が絶景の波に浮かぶ奇岩に映えて鮮やかに車窓から見えた。
何度も通るルートながらこんなに美しく素晴らしい光景は多分初めてだっただろう。
移り変わる風景はパノラマのごとく次々と現れては消えて行く。
引き込まれるように私の六十何年もの歳月の移ろいのごとく・・・。
心の隅に残した人生の後悔や空しさ色々のしがらみの影に光輝いたのだろうか。
こんなに感動した事は久しく無かった。

名勝岩ヶ崎に着くころにはとっぷりと日が暮れていた。
高台から望む前方遥か眼下に瀬波温泉の灯りが小さく見えた。
空しい淋しさの中こみ上げる何かを感じながら
現実へとアクセルを踏み込んだ。

今年の鮎釣りは終わった。




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秋の美味梅酒、ゆず酒取り揃え。

2013-09-18 17:08:32 | 日記
「旨健珍」ヤマメ屋 飯原酒店
秋の美味梅酒取り揃え



八海山の原酒で仕込んだ 梅酒   梅のきっりとした酸味が調和した
                 フルーティーな味わいです。
1800Ml 2835円
720ML 1365円

八海山の焼酎で仕込んだ 梅酒   青い梅の実を頬張る様にみずみずしい
                 果実の香りか心地よい少し甘口の梅酒。
1800ML 2835円
720Ml 1385円

八海山梅酒 にごり        焼酎で仕込んだ梅酒に梅の果肉ペーストを
                 加えより風味を強調しました。
1.8Ml  3300円
720Ml  1600円           とろーりとした口当たりが心地よい。
  

越州 夏ほのか ゆず

720ML  1470円         高知産のゆず果汁を使用。
                スッキリしたキレのある清涼感のゆず酒。


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これだから鮎釣りは本当に楽しい。(Ⅱ)

2013-09-17 15:34:10 | 日記



遅めの出発ながら台風予報のせいか高速もスムーズで早目の到着となった。
国道を離れてすぐの橋の上から車窓越しに川を覗いてみた。
鮎師は居ないもののいかにも鮎の付きそうな黒い石が砂利底に
ごろごろと散らばって白波を立てて透明な流れが縫っている。
何時もの「遊魚券取り扱い所」ののぼりがある店の前で車を止めた。
ここは80歳は超えてると思われるじっちゃんと婆さんが鮮魚店の傍ら券と囮を取り扱っている。
今季何回目だろうか。「又来たよ。囮未だありますか?」「ああいるよ。」
店の中でじっちゃんが海の小魚をさばいていた手を止めてニコニコ顔で案内してくれた。
「昨日も大体30位皆もっていったな。」「いいですね。」
ここの囮は全部地鮎で網でとったのと釣ったのを一緒に入れてある。
50尾程の中からキズがあっても選んで元気な大きめの囮を生けすから二つ缶に入れた。
「もうひとつ持っていけ。」小声で・・・。
じっちゃんが私を覚えていてくれたのかも? 好意である。
最初からいい気持ちで釣り場に向かった。

未だ鮎の落ちる時節ではないのだろうが川幅のある下流域でまず竿出しと決めた。
見渡すと関東ナンバーのワゴン車が二台河原の近くに停めてあって
近くに二人の釣り人が囮缶を沈めて仕度中だ。
その上流の瀬に黒ずくめの態で一人立ち込み長竿を立てて構えているのが見える。
泳がせ釣りだ。暫く遠目で拝見させて頂いたが残念鮎は追わなかったようだ。
その遥か上流、川が絞り込まれるあたりまで釣り人の姿は無かった。
流れが二分する一番良さそうな渓相の脇に車を止めて釣り場を観察する。
鮎は見えないが大きなハミ跡が岩の表面に無数に見える。
やはり水通しのいいところには残っているはず。

早速仕度をすると囮を足元から流芯に向かわせた。
この時がなんとも期待感にあふれていい思いなのだ。
なんと直ぐにガツーンと来た!。
竿を立てて取りこむとやや小ぶりながら真っ黄色の見事な背掛かりの鮎。
この瞬間が他の釣りには無い醍醐味なのだと思う。
これだから鮎釣りは本当に楽しい。
今年も残すシーズン何日か?。
今日は自身が真っ黒になるまで釣るつもりだ。







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日が暮れるまで真っ黒になって遊びたい。(Ⅰ)

2013-09-16 22:35:05 | 日記
子供の頃、日が暮れるまで真っ黒になって遊んだものだ。
家に帰れば母親の拵えた夕食が待っていた。
今思えば質素な食卓だったが何時も心がこもって暖かかった。
周り近所のガキ仲間も皆同じくて当たり前に一緒だった。
もちろん今の様な進学の為の塾やスポーツのサークルも無かったし
ましてゲーム機で遊ぶなんてことは考えられない時代だった。
みんな貧しくても子供なりに楽しいく希望と明るさがあった
誰もその生活に不満の仲間はいなかった。
と言うよりもそういう生活時代しかなかったのだと思う。

この齢になってむしょうにその頃のように
日が暮れるまで真っ黒になって遊び過ごして見たいと思う時がある。
仕事、家族、世間しがらみ全部忘れて真っ黒になるまで子供も頃のように・・・。
追われるまま何十年も生活維持のための自分自信に対する反発や同情・・ではない。
勿論仕事や生活の客観的不満と言ううほどのもう年齢でもない。
ただその頃だった自分の気持ちを追いかけてみたいロマンチズムなのだ。

ひとり鮎釣り道具一揃え北のI川へと車を走らせた。
今日は何時もの道程なのだけれど周りの景色がきわだって精々しい。



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