1 学校図書館システム導入で実現する将来像
まず初めに学校図書館システムの導入によって。どんな将来像を実現しようとしているかを検討しましょう。
システムは道具ですから、どんなことを実現したいかによってどのようなシステムを入れるかが変わってきます。
みんとでは、こんな姿を思い描いています。
1)各学校で所蔵している図書・雑誌を、子どもたちや先生方が学校内の端末や自宅から検索し、利用や貸し出し予約をすることができる。
2)学校にない本は、他校または市立図書館の所蔵図書を、子どもたちや先生方が学校内の端末や自宅から検索し、利用や貸し出し予約をすることができる。
(図書等の管理については各社ほぼ同一機能を実現しているので、利用に限定した条件を考えています。)
これを実現するためには、どんなシステムが必要なのでしょう?
2 インターネット検索が可能なシステムを選ぶ
上記のうち「自宅から検索」を可能にするためには、インターネットによる検索が可能なシステムを選定しなければなりません。
従来は、インターネット環境を構築することがかなりのハードルでした。
しかし、新型コロナ感染症対策による休校措置の経験から、教育におけるICT環境は劇的に改善されつつあります。
また、システム供給の状況も変化してきています。
図書館システムには大きく分けて、スタンドアローン型、クライアント・サーバ型、クラウド型の3つがあります。
スタンドアローン型は、パソコン一台にシステムを入れ、外部とは一切接続しない方式。
クライアント・サーバ型は、管理システムをサーバーPCに搭載し、クライアントPCから利用する方式。クライアントとサーバは、ローカルエリアネットワークで接続されます。
クラウド型とは、サーバをインターネット上に業者が用意するデータセンターに置き、インターネットで学校図書館に設置するPCと結んで利用します。
(ASP方式という呼び方もあります。ASPとはアプリケーション・サービス・プロバイダの頭文字。ソフトウェアを実行するためのプログラムデータをインターネット上のクラウドに置き、インターネット回線を通じてプログラムデータにアクセスして、ソフトウェアを利用できるようにした仕組みのことです。)
従来は経費の点でスタンドアローン型が圧倒的に安かったのですが、スタンドアローン型ではインターネット経由の外部からの検索はできません。
クライアント・サーバ型では複数のPCを用意する必要がありますが、管理PCと利用PCを分けることができるので、例えば児童・生徒の名簿など管理すべき個人情報の保護など有利な点があります。しかしインターネットでの検索となると話は別です。
利用PCには通常台数制限がありますから、児童生徒数分のPCというのは無理ですね。
そこへ行くとクラウド型はサーバもシステムアプリケーションもすべて業者が管理するので、サーバの管理も必要なく、かつ最初からインターネット上に展開しているため、外部からの検索も実現しやすいのが特徴です。
近年製品提供価格もリーズナブルになっており、みんとの将来像を実現するにはベターアンサーではないかと考えます。
そこでみんとは、もし経費的にスタンドアローン型を選ぶとしても、クラウドへの展開が可能な製品を選択することを提案します。
千葉県市原市では、図書館システムを初めて導入するにあたってクラウド型を選択し、市内全65校の学校図書館と市立図書館のネットワーク化し、学校図書館に子どもたちがあふれるという成果を生み出しています。
未導入であればこそ、ベストな展開を採用することができるのです。
千葉県市原市教育委員会導入事例(富士通サイト)
まず初めに学校図書館システムの導入によって。どんな将来像を実現しようとしているかを検討しましょう。
システムは道具ですから、どんなことを実現したいかによってどのようなシステムを入れるかが変わってきます。
みんとでは、こんな姿を思い描いています。
1)各学校で所蔵している図書・雑誌を、子どもたちや先生方が学校内の端末や自宅から検索し、利用や貸し出し予約をすることができる。
2)学校にない本は、他校または市立図書館の所蔵図書を、子どもたちや先生方が学校内の端末や自宅から検索し、利用や貸し出し予約をすることができる。
(図書等の管理については各社ほぼ同一機能を実現しているので、利用に限定した条件を考えています。)
これを実現するためには、どんなシステムが必要なのでしょう?
2 インターネット検索が可能なシステムを選ぶ
上記のうち「自宅から検索」を可能にするためには、インターネットによる検索が可能なシステムを選定しなければなりません。
従来は、インターネット環境を構築することがかなりのハードルでした。
しかし、新型コロナ感染症対策による休校措置の経験から、教育におけるICT環境は劇的に改善されつつあります。
また、システム供給の状況も変化してきています。
図書館システムには大きく分けて、スタンドアローン型、クライアント・サーバ型、クラウド型の3つがあります。
スタンドアローン型は、パソコン一台にシステムを入れ、外部とは一切接続しない方式。
クライアント・サーバ型は、管理システムをサーバーPCに搭載し、クライアントPCから利用する方式。クライアントとサーバは、ローカルエリアネットワークで接続されます。
クラウド型とは、サーバをインターネット上に業者が用意するデータセンターに置き、インターネットで学校図書館に設置するPCと結んで利用します。
(ASP方式という呼び方もあります。ASPとはアプリケーション・サービス・プロバイダの頭文字。ソフトウェアを実行するためのプログラムデータをインターネット上のクラウドに置き、インターネット回線を通じてプログラムデータにアクセスして、ソフトウェアを利用できるようにした仕組みのことです。)
従来は経費の点でスタンドアローン型が圧倒的に安かったのですが、スタンドアローン型ではインターネット経由の外部からの検索はできません。
クライアント・サーバ型では複数のPCを用意する必要がありますが、管理PCと利用PCを分けることができるので、例えば児童・生徒の名簿など管理すべき個人情報の保護など有利な点があります。しかしインターネットでの検索となると話は別です。
利用PCには通常台数制限がありますから、児童生徒数分のPCというのは無理ですね。
そこへ行くとクラウド型はサーバもシステムアプリケーションもすべて業者が管理するので、サーバの管理も必要なく、かつ最初からインターネット上に展開しているため、外部からの検索も実現しやすいのが特徴です。
近年製品提供価格もリーズナブルになっており、みんとの将来像を実現するにはベターアンサーではないかと考えます。
そこでみんとは、もし経費的にスタンドアローン型を選ぶとしても、クラウドへの展開が可能な製品を選択することを提案します。
千葉県市原市では、図書館システムを初めて導入するにあたってクラウド型を選択し、市内全65校の学校図書館と市立図書館のネットワーク化し、学校図書館に子どもたちがあふれるという成果を生み出しています。
未導入であればこそ、ベストな展開を採用することができるのです。
千葉県市原市教育委員会導入事例(富士通サイト)