あけましておめでとうございます!
今年もみんとブログをご覧いただきありがとうございます。
年頭にご紹介するのは、電子図書館サービスです。
昨年末、国立国会図書館の発行している「カレントアウェアネス-E」No.405(2020.12.24)でこんな記事を目にしました。
「青少年のための電子図書館サービスの誕生と小さな一歩」広島県立図書館・友石泰二
みんとブログでも昨年11月28日に広島県の学校図書館のリニューアルについてご紹介したばかり。
→「広島県で学校図書館リニューアル」
広島は教育に熱心な県として以前から注目されていますが、社会教育機関である図書館にも力を入れているようです。
記事によれば、広島県立図書館は,2020年7月29日から,「青少年のための電子図書館 With Booksひろしま」のサービス提供を開始したとのこと。
インターネッにつながる環境があれば,無料で電子書籍を借りられるサービスで、青少年の心と学びを支援する書籍を中心に約7,000冊を提供しています。
1回の貸出は2冊・14日間までで、青少年以外の利用も可能!
以下は導入の経緯についての記述です。
この導入部分を読んで、正直に感動しました。
”コロナ禍のもとで子どもに図書館ができることは何か”
この問いかけを真摯に検討した結果、このサービスが準備されたのです!
「青少年のための電子図書館 With Booksひろしま」 HP
を訪れると、見事にターゲットを青少年に絞った電子書籍がラインナップされています。
その裏には同館が2006年からYAサービスに取り組んできた蓄積が生かされています。
また、子どもたちにサービスの存在を知らせるアプローチも見事!
ぜひ記事をご一読してみてください。
E2337 - 青少年のための電子図書館サービスの誕生と小さな一歩
都立図書館でも電子図書館サービスが開始されていますが、青少年へのアプローチは残念ながら特別なものは見られません。
→「稲城市立図書館でも電子書籍が利用できるようになりました!」2020年11月7日
都立多摩図書館では、児童サービスが行われており、貴重な児童書コレクションが所蔵されています。
「子供の読書に関わる方のページ」都立図書館HP
これはかつて都立日比谷図書館で行われていた児童サービスの遺産です。
ぜひ将来の東京都をつくる「小さな都民たち」への電子図書館サービスも検討していただければという思いを強くしました。
今年もみんとブログをご覧いただきありがとうございます。
年頭にご紹介するのは、電子図書館サービスです。
昨年末、国立国会図書館の発行している「カレントアウェアネス-E」No.405(2020.12.24)でこんな記事を目にしました。
「青少年のための電子図書館サービスの誕生と小さな一歩」広島県立図書館・友石泰二
みんとブログでも昨年11月28日に広島県の学校図書館のリニューアルについてご紹介したばかり。
→「広島県で学校図書館リニューアル」
広島は教育に熱心な県として以前から注目されていますが、社会教育機関である図書館にも力を入れているようです。
記事によれば、広島県立図書館は,2020年7月29日から,「青少年のための電子図書館 With Booksひろしま」のサービス提供を開始したとのこと。
インターネッにつながる環境があれば,無料で電子書籍を借りられるサービスで、青少年の心と学びを支援する書籍を中心に約7,000冊を提供しています。
1回の貸出は2冊・14日間までで、青少年以外の利用も可能!
以下は導入の経緯についての記述です。
電子図書館サービスについては,当館でもかねてより情報収集を行ってきたが,まだ国内においては発展途上のサービスという印象を持っていた。
しかし,新型コロナウイルス感染症の感染拡大という大きな環境の変化が起こった。
当館を含め,図書館は来館サービスに大きな制約を受けたが,それ以上に学校が臨時休校を余儀なくされ,子どもの学習・生活に甚大な影響が出た。
この時点での広島県教育委員会の最大のミッションは,子どもの学びをいかに支えるかというものであり,当館も県教育委員会の一機関として,図書館の新サービスとしての是非というよりも,コロナ禍のもとで子どもに図書館ができることは何かという視点で電子図書館サービスの導入を検討した。
しかし,新型コロナウイルス感染症の感染拡大という大きな環境の変化が起こった。
当館を含め,図書館は来館サービスに大きな制約を受けたが,それ以上に学校が臨時休校を余儀なくされ,子どもの学習・生活に甚大な影響が出た。
この時点での広島県教育委員会の最大のミッションは,子どもの学びをいかに支えるかというものであり,当館も県教育委員会の一機関として,図書館の新サービスとしての是非というよりも,コロナ禍のもとで子どもに図書館ができることは何かという視点で電子図書館サービスの導入を検討した。
この導入部分を読んで、正直に感動しました。
”コロナ禍のもとで子どもに図書館ができることは何か”
この問いかけを真摯に検討した結果、このサービスが準備されたのです!
「青少年のための電子図書館 With Booksひろしま」 HP
を訪れると、見事にターゲットを青少年に絞った電子書籍がラインナップされています。
その裏には同館が2006年からYAサービスに取り組んできた蓄積が生かされています。
また、子どもたちにサービスの存在を知らせるアプローチも見事!
ぜひ記事をご一読してみてください。
E2337 - 青少年のための電子図書館サービスの誕生と小さな一歩
都立図書館でも電子図書館サービスが開始されていますが、青少年へのアプローチは残念ながら特別なものは見られません。
→「稲城市立図書館でも電子書籍が利用できるようになりました!」2020年11月7日
都立多摩図書館では、児童サービスが行われており、貴重な児童書コレクションが所蔵されています。
「子供の読書に関わる方のページ」都立図書館HP
これはかつて都立日比谷図書館で行われていた児童サービスの遺産です。
ぜひ将来の東京都をつくる「小さな都民たち」への電子図書館サービスも検討していただければという思いを強くしました。