閑雲孤鶴の日々  - Fire生活者の呟き -

Fire生活経験談のほか、世相世情 💹📆、知的生産技術💻📱、書評📒について、書き綴ります。⏳

読むクスリ18

2014年05月18日 | 書評 ユーモア
読むクスリ18/上前淳一郎/文春文庫/1995

第18巻はビジネスネタが多い。通勤途上向きと思う。

「ツルになった老人の話」と「H氏賞の秘密」は読んでおきたいところ。H氏賞の秘密は、日本現代詩人会のサイトの方が読み応えがあるように思う。

ツルになった老人の話 要約
東京の上野動物園のツルの飼育係の老人(高橋峯吉氏、1995年頃に70歳ぐらいだった方、小学校卒)が、ツルのように歩き、日本画のような砂を掃き、ツル舎を開園前に掃除していた。その芸術を見るために開園早々やってくる常連客がいたそうである。
その老人がツル舎に入ると、ツルは騒がず、温和しくしており、その老人は、ツルに卵を産ませ、雛をかえさせる点において、他に並ぶ者がない名人の「ツルの高橋」と呼ばれていたそうである。
その老人の口癖は、「ツルを人間にすることはできんが、人間をツルにはできるはずだ」だったそうだ。

H氏賞の秘密
http://www.japan-poets-association.com/about/naritachi/post_13.html

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