神道とキリスト教では、世界観において自然、神、人の序列が異なると、竹田恒泰は「天皇の国史」にて述べている。それによると、神道の場合は、「自然⇒神⇒人」であるが、キリスト教では「神⇒人⇒自然」となるのだそうだ。
かつて、西ヨーロッパ、中央公論社ヨーロッパ地域に住んでいたケルト人は、自然崇拝の多神教だったと言われている。彼らは、キリスト教の布教とともに自然消滅したとされる。
ただ、ケルト人の世界観は、アイデンテイテイとして、ヨーロッパ諸国民を繋ぐものとして徐々に認識され始めている。
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https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%83%AB%E3%83%88%E7%A5%9E%E8%A9%B1#
他の鉄器時代のヨーロッパの民族と同じく、初期のケルト人は多神教の神話・宗教構造を持っていた。ケルト神話は古代ローマと密接な接触を持ったケルト民族、たとえばガリア人やケルトイベリア人などの間では、ローマ帝国による征服とキリスト教への改宗のため生き残ることができず、かれらの神話はほぼローマやキリスト教側の同時代史料を通じてのみ今に伝えられている。他方で政治的、言語的アイデンティティを維持することができた民族(ゲール人、ピクト人、大ブリテン島とアイルランドのブリトン人)は祖先の神話の名残りを今に残すことができたが、文字に書き記されたのは中世に入ってからであった。
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神道における世界観について説明することがなかなか難しいが、手始めに、ケルト人が遺した作品群を眺めつつ、共通するものがあるのではないか。試しに「図説 ケルトの歴史 文化・美術・神話を読む」を少しずつ読み直そうと思っているところである。
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