閑雲孤鶴の日々  - Fire生活者の呟き -

Fire生活経験談のほか、世相世情 💹📆、知的生産技術💻📱、書評📒について、書き綴ります。⏳

天皇の祈りはなぜ簡略化されたか  宮中祭祀の危機

2017年05月17日 | 書評 日本論・國體

天皇の祈りはなぜ簡略化されたか  宮中祭祀の危機/斎藤吉久/並木書房/2009


不遜な官僚による皇室祭祀破壊の問題について扱った本であるが、いろいろなことが書いてある。
ネタは豊富なのだが、今一つ雑駁な感じがする。
タイトル、見出し、全体構成含めて組みなおせば、さらに良い本に仕上がった気がする。

たとえば、「天皇の祈りはなぜ簡略化されたか」というタイトルに対し、この本では、天皇による宮中祭祀が如何なるものなのか、まったく書かれていない。
この本は、その点にといて、不正確なのだ。

ただ、視野、視点は悪くない。
著者が論理的に書くことを得意としていない、そういうことではないかと思う。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 自由人にしかやれないこと | トップ | どちらが幸福か »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿