§1413 スリランカ方式・・！

東京のど真ん中で現場を監理しているんですが、今日は寸止めのつもりが顔面に強烈なパンチを叩き込んでしまいました・・。ｗ

本体工事が終了して、テナント工事を監理しているのですが、内装の元請け業者（超一流）があまりにも下請け業者任せで、工事の品質管理を全くしていないものですから、遂にテポドンを発射してしまったワケです・・。ｗ

設計図とも承認した施工図とも違う施工を、孫請け業者が勝手にしているものですから、このオトシマエはどうするのかと問い詰めると、言い訳のしようのない不手際に、全部やり直すと言いだしました・・。

ワタクシは良い爺さんなもんですから、素直に反省してくれれば許してあげよう思っていたのですが、超一流と言われる内装業者のメンツを守るために、「全部やり直します。」と彼らが自ら言い出したワケよ・・。ｗ

工期的には何とかなる時期ではあったけれど、全部となるとかなり出費が発生するだろうし、元請けの内装業者は下請けに負担させるから自分の腹は痛まないと踏んで、やり直すことにしたんでしょう・・。

普段なら設計図と寸法が多少違っていても、問題が無いと判断出来れば見過ごすんだけれど、今回は、元請けの監督も、下請けの監督も誰も気づいていないことに腹が立ったワケです・・。😠

孫請け業者が勝手に施工図の寸法を変えて、安上がりな工事をしていたことになるワケで、厳密に言えばこれは詐欺行為だもんね・・。

これを見過ごしても、実際には何も問題は起きないでしょう・・。

普通は他の工事との取り合いで、納まらなかったので変更しましたとかさ、梁に干渉して納まらないので寸法を縮めたとか、明白な理由が本来あるワケなんだけど、孫請け業者の勝手な判断で好き勝手に寸法を変更されたんじゃぁ、監理責任者としては見過ごせないよね・・。ｗ

天井裏は1.5mもあるのにさ・・。ｗ

何しろ本体工事と内装工事で、坪当り250万円の建物ですよ・・。

それだけ金を掛けて超一流と言われている内装業者に依頼して良い店を作ろうとしているのに、名も知らぬ孫請業者の勝手なコストダウン工法を、名も無い設備設計事務所のオレだけど見逃さんもんねぇ・・。ｗ

そんなワケで、終わってる工事を全部やり直させるのは、本当は心苦しいんだけど、元請も、下請も、又、孫請も、良質な施工とは何か、請負責任とは何か、の良い勉強になっただろう・・！ｗ😁

毎日、現場にいて、何を見てるんだと言いたいね・・。

まぁ、施工前に、一言相談してくれれば見過ごしてやったのにネ・・。ｗ

他の設計監理者とCMとも相談して、今回はスリランカ方式で行こうとなり、結局、業者からの申し出を受け入れたワケです・・。ｗ😁

※スリランカ＝セイロン（正論）

§1412 ちょっとショックな話・・！

先日の同期会の話の続きなんですが、ちょっとショックな話を聞きました・・。

ワタクシが卒業した小学校と中学校が近々取り壊されて、幼稚園、小学校、中学校を一緒にした幼小中一貫教育型の学校に建て替えるそうです・・。

小学校は3期生、中学校は5期生として卒業したものですから、当時は当然ピッカピカの鉄筋コンクリート造の新校舎だったワケですから・・、

エ～ッ・・！もう建て替えるっすか・・？マジっすか・・？

って感じで、ショックを受けました・・。ｗ

確かに冷静に考えてみると、もう築50年が経っているワケで、構造的には耐震性の問題もあるし、少子化問題もあって、あの当時の校舎の大きさも必要ないんでしょうね・・？

壊される前に、一度見に行かなくては・・。ｗ

入学した千代田区立小川小学校も無くなっちゃったし、いよいよ後数年後には卒業した小学校、中学校もこの世から消えてしまうなんて・・！

う～ん、それにしても自分が通った学校が無くなるなんて、ちょっと寂し過ぎる今日この頃でございます・・。

小中学校に通っていた時住んでいた公団の団地も新しく高層マンションに建て替えられたそうで、どんどん時代が変わっているんですね・・。