中国・四川大地震について書くと、ワタクシのブログでさえ1日に100人以上の来客がございます・・。
それだけ、世界中の人達の関心が高いってことです・・。
今まで、中国の報道といえばヤラセだとか、報道管制されていて、中々真実が見えてこないってことが多かったですよね・・。
それがこの大地震の報道に関しては、割と真実をそのまま報道されているようにも思えますが、ところがドッコイ、やっぱヤラセ報道は結構あるようで・・?
生き埋め事故の生存率は、事故後72時間が一つの目安になっていると言われていますが、10日ほど前に放送された、80時間後の「女性救出」の感動場面はヤラセか・・?
って疑問が週刊誌に出ていました・・。
この記事を読む前に、実はワタクシも・・、
「ん!ちょっと変だな・・?」
って気になることがあったのでございます・・。
中国のテレビ局が撮影し、その映像は日本でも何度もとりあげられました・・。
特に、『報道ステーション』では“感動調”だったようでした・・。
週刊誌の記事はこのように書かれています・・。
四川省・德陽の市街地。テレビカメラはまず、巨大な瓦礫が山積みしている現場を映し出す。投光器の淡い光に照らされて、救出活動に当たっているのは中国の救援隊。オレンジ色ジャンパーの背中に「CHINA救援」の文字が見える。
瓦礫に挟まれた片足が大写しされた次の瞬間、「オーッ!」との歓声と、拍手が巻き起こり、「女性を無事救出・・」
救援隊に支えられながら、瓦礫を潜ぐるようにして出てきたのは高校生くらいにも見える女の子。 黄色のパーカーの下に白いシャツ、色褪せたジーンズという格好だ。服や顔には、特に目立った汚れはなく、足取りもしっかりしている。ここで場面が変り、女性が救急車に乗っている様子が映し出される。
「気分はどう?話せる?」報道陣から問われ、
「私は大丈夫です!」
笑みを見せながら大声で応じた女性は、乱れた前髪を整え、照れくさそうな表情を浮かべた…。
「あまりに不自然で驚きましたね。」
と話すのはノンフィクションライターの森功氏。
「80時間も経っているにも拘らず、ジーンズがすごくキレイに見えました。普通ならば、生き埋めになっている間に排泄をしてしまい、汚れるものではないでしょうか。」
「“80時間も生き延びた女性”を救出する場面を、なぜタイミング良く見つけてテレビカメラに収めることが出来たのしょうか。あの救出シーンはヤラセの可能性がありますね・・。」
今回の地震を巡り、中国共産党指導部は国内メディア向けに次のような“お達し”を出している。
〈人民解放軍や武装警察の部隊が苦難や犠牲を恐れず救援に当たる感動的な場面を強力に宣伝しなければならない。〉
この映像を見ていて思ったのは、誠に不謹慎ではございますが、救援隊員が少女を抱きかかえた時に、ジーンズのお尻が映し出されので、ワタクシも同時に同じことを考えたのでございます・・。
まさかヤラセとは思っていませんでしたから、折角救出されても、全世界に汚れたオシリを見せるのは辛いなぁと・・。
それが全く汚れた形跡も無いキレイなジーンズだったので、逆に不思議に思えたのでございます・・。
まぁ、どうでもいい話なんですが、あのシーンがもし“ヤラセ”なら相変わらず中国はって思いますし、本当の救出シーンであるなら、あの少女は強運で、「本当に良かったな!」と思います・・。
しかし、もう7万人以上の犠牲者が出ており、8万人を超えるかもしれない状況だそうですから、如何に凄まじい大地震だったのか、予想を遥かに超えるアルマゲドンだったようです・・。
アルマゲドンとは、「破滅」、「最悪の事態」という意味もある・・。