航空会社によって、若干のサービスの違いはありますが、やはりシートのクラスによって、大分気分も違ってまいります?w
ビジネスクラスになりますと客の態度はと申しますと、
「あ~、この飛行機に乗ってやっからな・・、ノーマルチケットで乗ってるんだからな・・。」って態度になります。w
エコノミークラスの場合は、
「乗らさせていただいております・・。ご迷惑はおかけしませんから、どうか宜しくお願えしますだ。お代官さま!」的な卑屈な態度になってしまうのでございます。(笑)
又、いかにも出張でございますという場合にエコノミークラスに乗っておりますと、スッチー達に・・、
「ねぇ、この人いい歳してるのに絶対に偉くない人よ、それに会社も小さいわよ、絶対に給料安いわよ、そんで奥さんもきっとブスよ、絶対に英語も出来ないわよ・・。」(´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д`)
って陰口を囁かれていると思っちゃうのでございます。w
しかし、激安チケットで乗ってる個人の客や団体旅行客はチケットがどんなに安かろうと、自前のカネを使っているわけですから、結構強気なのでございます。(笑)
「やれ新聞が欲しいだの、ジュースが飲みたいだの、毛布をくれだの、機内食が不味いだの、」ワガママ放題なのでございます。w
そして、「オレ飛行機には結構乗りなれてるんだぜ!」的な輩は、カーテンで仕切られているのにビジネスクラス側のトイレにも侵入して来るのでございます。
我々Cクラスの住人は、
「テメェら貧乏人はこっちに来るんじゃねぇよ~!シッシ!」と強烈なドツイタルデー光線を一斉に発射するのでございます。(笑)
しかし、海外団体旅行歴3年のオバタリアンや、新婚歴2日目のカップルには全く効き目が無いのでございます。(笑)
話はコロッと変わりまして、エコノミークラスでKLから成田へ向かう途中のお話でございます。
このフライトもやはり、コタキナバル経由の便でございました。
いつものように、早めにカウンターに出向き、チェックインいたしたのでございます。
ビジネスクラスが満席だった為、エコノミークラスでございますが、正規料金で購入したノーマルチケットでございます。
(当時は激安チケットとノーマルチケットを購入した客が、同じサービスで同じシートなのにあまりにも価格差があるので、2万円ほどプラスすればビジネスクラスのチケットが買えるシステムだったのでございます。)
MASの可愛い女性職員はチケットを見て、シートの列が3列から2列に変わる楽チンシートをワザワザ選んでくれたのでございます。
通路側の場合、前の3列のシートが半分ずれる為、足を伸ばせて、非常に楽なシートがあるのでございます。
私は、あの娘きっとオレに気があるな・・・。
といつものように、大いなる勘違い症候群にかかっておりました。(笑)
東マレーシア(ボルネオ島)のコタキナバルへ向けて定刻どおりに出発いたしました。
離陸後、水平飛行に移るとすぐブランチが出されます。
私は昨夜、2時過ぎまでムフフのクラブでタラフク飲んでおりまして、睡眠不足と二日酔いで最悪の状態でございました。
(又かよっ!w)
顔はパンパンにムクミ、眼は赤く、腐った魚の眼をしておりました。w
それでも食べれば少しは楽になるかと思って、チキンソテーを半分ほどいただきました。
機内食は必ず、ビーフかチキンを選べるようになっていますが、ビーフはかなり硬いのでチキンの方が無難かと思います。(笑)
コタキナバルに到着し、私はトイレへ直行してアルコール混じりの自分の分身を産み落としましたが、それでもドンドン気分が悪くなっていくのでございます。 |ι´Д`|っ < だめぽ
休憩時間が終わり、又、機内に戻ったのでございますが、私の席の周りの客は、コタキナバルから乗り込む客と半分は入れ替わったようでございます。
東マレーシアの海にダイビングに来た日本人グループが沢山乗り込んで来ました。
「コイツら10万円以下の激安ツアー客だな・・。
オレはノーマルチケットだから往復25万円だかんな・・。
会社のカネだけど・・・。w」
周りの日本人の若者は当然大はしゃぎ状態でございます。
私はサングラスを掛けて、特等席から足を投げ出して気持ちの悪さを必死にこらえていたのでございます。気持ち悪り~よ~!
離陸してしばらくすると、通路を挟んだトナリの女性が、
「スイマセ~ン、あの~、この人、足を怪我しちゃってるんで~、
席を替わってやってくれませんかぁ~?」と私に言うのである。
何たって、足を伸ばせるスペシャルシートですから・・。w
私は、「ざけんじゃネェよ。テメェ達は遊んで怪我したんだろ?
何で25万円も払って、そんなバカの為に狭~い席に座らなきゃ
ならないんだよ~?o(`ω´*)oプンスカプンスカ!!
オレだって二日酔いでメッチャ気持ちが悪りぃ~んだよ!
ヤ~ナこった。バ~ロ~!アッカンベ~ッ!」って言って
やるつもりが・・・、
「あっ、そうですか、良いですよ、どうぞ!」
と言って、簡単に特別シートを明け渡してしまったのでございます。w
そして私は狭い中央の席で7時間もの間、「気持ち悪り~よ~!」
と78回つぶやきながら成田へと向かったのでございます。(笑)
嗚呼・・、オレって結構良い人かも・・?(笑)
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