さて、夜会で盛り上がりました! このネタで!(笑)
ZRXさんの会社の休憩室に、「トタン用塗料」の一斗缶があったので
夜会の場に、このネタを振ってみた訳です。
県民ショー以来、すっかり県央エリアはガラパゴス扱いですけど・・・その辺、どうよ?(爆)
実際、県央人に「アタンとトタン、どっちが標準語?」という質問をぶつけると・・・
恐ろしい率で、アタン!と答えが返ってくる予感?が・・・(笑)
そんな訳で・・・
ウィッキーさんで見てみると・・・
バリアー型被膜 - ブリキ(鉄のスズめっき)、塗装、プラスチック被覆
多孔質型酸化被膜 - アルマイト
犠牲アノード型被膜 - トタン(鉄の亜鉛めっき)
とあります。 そう、ウィッキーさん上・・・アタンという言葉は無い!
という事は・・・かなりの確立で県央で作られた造語の確率が高い?
WHY?
ご存知のように県央エリアは金属加工全般が盛んなエリアです。
という事は昔から金属に詳しい人がそれなりに多くいた事が想像できます。
盛んとはいえ、現地生産、メイドイン県央のトタンは想像しにくい・・・
そうなると、高炉メーカーから搬入された時点では、間違いなくトタンだったものが・・・
何故、言い換える必要があったのか?
今でこそカラフルなトタン板だったりしますが、(新素材 ガリバリウムも全盛中?)
昔、昔のトタン板は、モロ、亜鉛のメッキのみの物でした。
スパングル(花みたいな模様ね)が有る物、無い物・・・
今でも、どこぞのラーメン屋さんが、昔!を演出しようと使ってたような気もしつつ・・・(笑)
その新しいうちは銀色な・・・ 時間が経つとくすんでくる的な・・・トタン板を・・・
多分! ある日 多分!
それなりに金属に詳しい人が・・・
「亜鉛メッキの鉄板だから・・・ トタンより、亜鉛の「ア」でアタンの方がかっこよくねぇ
」みたいなノリで
言い始めたのがきっかけではないかという勝手な想像をしてしまいます。(爆)
大体・・・ トタンの語源はポルトガル語? ブリキの語源はオランダ語? なんだそれ!?
ひっちゃか めっちゃか 入り乱れ!
昭和の大忙し金属業界は、
トタン下さい!
ブリキ下さい!
溶融亜鉛鉄板下さい!
電着亜鉛鉄板下さい! あっ! ボンデ! いやっ!ジンク
酸洗だ! ミガキだ!
「何? 錆が出てる?」
「そりゃぁ~ わびもあればサビもあるわなぁ~」などと誤魔化す奴らも出てきて、そりゃぁもう大騒ぎさぁ状態!(爆)
そんな中、一つの業界(外板板金業界)が隠語として、
エラーが無いように作った言葉が一般的に定着したのではないかと勝手に思います。
今でこそ、各金属の販路は明確で、買う側にとってエラーは起きにくいけど・・・
昔なんて色々あったんだろうなぁ~と簡単に想像はつく訳で・・・
ここまで定着してるローカルワードって本当に珍しいと思います。
先人達の知恵で、作られた素敵な言葉、アタン。
恥ずかしがる必要なんてまったく感じないし、
逆にトタンなんて純外来語を駆逐してやる!くらいな勢いでいいと思います!(大笑)
自分はよく耳人間だと言われる事があります。
響き重視というか、そんな感じ。
それで言うと、トタンよりアタンの方が響きがいいような気もするし・・・
昔、きっと、あれだぜ!
「おいっ! そこの トタン 持ってこいやぁ~」って言われた奴が・・・
父ちゃん持ってきたりとか・・・ そんな事もきっとあったな! いや! あったね!みたいな!(大笑)
正しい歴史的資料で、そういうのが解明されると面白いのにねぇ~♪
大正○○年 (昭和かな?) ○○○○ナントカザエモンが・・・
「こんつらの! アタン言うてやる!」と言ってからそうなった!みたいな資料が出てくるといいよねぇ
そんな訳で、色々ご意見もあるかもですが
じじぃ的にはそんな感じでした! おしまい。。。(笑)