やっと水無月を食べることが出来て(スーパーで買ったものだけれど)
6月だなあと思っていたら─
またまたショックなニュースが入って来た。
コロナウィルスの影響で、夏の風物詩、
五山の送り火が大幅に規模を縮小することになった。
京都新聞
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/292554
「五山送り火」今夏は大幅に規模縮小
京都市街からは「炎の点」に、コロナ対策で
2020年6月27日 14:18
「 毎年8月16日に行われる京都のお盆の伝統行事「五山送り火」が、
今年はコロナウイルス感染拡大防止のため、
規模を大幅に縮小して行われることになった。
送り火を伝承する五つの保存会から成る「京都五山送り火連合会」が27日、
発表した。
京都市役所で開いた記者会見で京都五山送り火連合会の長谷川英文会長は、
大幅な規模縮小の理由について
「市民や観光客の密集および、保存会会員の密接を回避するため」とした。
一方で、古来のあり方を後世に伝えるため、規模を縮小して実施するとした。
いずれの送り火も、市街地から望める例年通りの規模にはならない。」
「新型コロナウイルス禍により、京都三大祭りの「葵祭」「祇園祭」に続き、
盆の伝統行事も例年通り実施できない異例の事態となった。」
-----------------------------------------------
五山の送り火は、山で火をつける人たちのものだから、
何も関係がないと思っていた。
よく考えれば、確かに出町柳では、沢山の見物人で押し合いへし合いしている。
あれを思えば、規模を縮小するのも無理はないと思えた。
出町柳は「大文字」と、「妙法」の二つ、
五山のうち、合計3つ(妙法は二つで一つと数えるが、見えるのは3つなので)
が見られる場所なので、いつも一番混雑する所なのだ。
無料で見られる場所は、恐ろしいほどの人出になるので、
それを避けるためにはやむを得ない措置なのだろう。
それにしても、葵祭、祇園祭の中止に続いて、夏のおなじみの行事、
五山の送り火までが…、と思うと悔しくてたまらない。
戦時中には中止になったというが、今回のように、異例の形で実行するのは、
初めてだという。
文字を全部点火するのではなく、一部分だけ、というのは
保存会の人たちにとっても、苦渋の選択だったと思う。

大文字はお盆の8月16日。
その時まで、まだやはりコロナの収束が見込めないのだろうか。
京都では最近また感染者が出て来たし、
収束に向かうにはまだなかなかほど遠い工程なのだろう。
伝統の行事がこうして一つずつ不本意な形で潰されてゆくのは、
見るに忍びない。
富山、越中おわら9月最初の日の「風の盆」も中止になったと聞く。
なんということだろう。
9月でも、まだ駄目なのか…。
何としても一刻でも早く、コロナウィルスの収束を願う。
そして、来年は保存会の方達が言うように、いずれの行事も
いつものような形での再開になりますように。
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「五山送り火」今夏は大幅に規模縮小
京都市街からは「炎の点」に、コロナ対策で
2020年6月27日 14:18
「 毎年8月16日に行われる京都のお盆の伝統行事「五山送り火」が、
今年はコロナウイルス感染拡大防止のため、
規模を大幅に縮小して行われることになった。
送り火を伝承する五つの保存会から成る「京都五山送り火連合会」が27日、
発表した。
京都市役所で開いた記者会見で京都五山送り火連合会の長谷川英文会長は、
大幅な規模縮小の理由について
「市民や観光客の密集および、保存会会員の密接を回避するため」とした。
一方で、古来のあり方を後世に伝えるため、規模を縮小して実施するとした。
いずれの送り火も、市街地から望める例年通りの規模にはならない。」
「新型コロナウイルス禍により、京都三大祭りの「葵祭」「祇園祭」に続き、
盆の伝統行事も例年通り実施できない異例の事態となった。」
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五山の送り火は、山で火をつける人たちのものだから、
何も関係がないと思っていた。
よく考えれば、確かに出町柳では、沢山の見物人で押し合いへし合いしている。
あれを思えば、規模を縮小するのも無理はないと思えた。
出町柳は「大文字」と、「妙法」の二つ、
五山のうち、合計3つ(妙法は二つで一つと数えるが、見えるのは3つなので)
が見られる場所なので、いつも一番混雑する所なのだ。
無料で見られる場所は、恐ろしいほどの人出になるので、
それを避けるためにはやむを得ない措置なのだろう。
それにしても、葵祭、祇園祭の中止に続いて、夏のおなじみの行事、
五山の送り火までが…、と思うと悔しくてたまらない。
戦時中には中止になったというが、今回のように、異例の形で実行するのは、
初めてだという。
文字を全部点火するのではなく、一部分だけ、というのは
保存会の人たちにとっても、苦渋の選択だったと思う。

大文字はお盆の8月16日。
その時まで、まだやはりコロナの収束が見込めないのだろうか。
京都では最近また感染者が出て来たし、
収束に向かうにはまだなかなかほど遠い工程なのだろう。
伝統の行事がこうして一つずつ不本意な形で潰されてゆくのは、
見るに忍びない。
富山、越中おわら9月最初の日の「風の盆」も中止になったと聞く。
なんということだろう。
9月でも、まだ駄目なのか…。
何としても一刻でも早く、コロナウィルスの収束を願う。
そして、来年は保存会の方達が言うように、いずれの行事も
いつものような形での再開になりますように。



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